標高579m・比高130mの湯谷城(日南町湯河)
日南町誌によると「城主や築城年代など、詳しい事は分かっていない」との事で、歴史的背景は不明…
まず北麓の根小屋へ…
ここへは簡単に登れ、北に腰曲輪が
土塁に囲まれた根小屋
湯谷城へと続く尾根を断ち切る堀切
そのまま山道の跡を登って行くと、数段の曲輪を経て、激しい薮の中に四重堀切
山上には南北に階段状の曲輪が連なる
北には十一郭まであるが、とりま北七郭~主郭
尾根の北には畝状竪堀群
さらに、主郭の尾根続きの南には三重堀切
三重堀切の南にも曲輪があったが、薮が激し過ぎて何が何やら分からなかった
湯谷城遠望
軌跡ログ
この城の遺構は相当に素晴らしいが、惜しむらくは激しい薮、薮、薮…
真夏以外の登城をお勧めする
そして、薮を切り開く為に、鉈は必須だ(笑)
しかし、これだけの遺構が眠る城にして、城主も築城年代も不明とは…
一体、誰が築城し、どんな歴史を歩んで来たのだろうか…
近くにある多里城や亀尾山城との関連も気になるところだ
日野郡日南町の城