標高118m・比高84mの北尾城(米子市淀江町福岡)
北尾村に古城址あり、御巡見様御廻手鏡(宝永七年・1710編)にも北尾村の部に「古城主不知」とあり、本村内に城山、要害、山要害などの小字地名現存す。今、城址を踏査するに、石畳及び水道の跡など歴々たり。
(※淀江町誌より)
なお、この北尾城を「香原城合戦」に記載された香原山城とする説もある
西側より山道を登る
階段状に曲輪が現れる
西七郭~西四郭
西三郭は東側に土塁
土塁の向こうには堀切
堀切を越え登ると、帯曲輪状の西二郭
主郭
北尾根上に伸びる北二郭
北三郭
北三郭から一段上がり、北四郭
主郭の東下の東二郭
東二郭の東の堀切
主郭から尾根続きの南へ向かうと、堀切
堀切の外側(南)の南二郭
南二郭の東土塁
南二郭の南にも堀切
南へと、なだらかに登って行く途中に、南曲輪群の北三郭と北二郭
南曲輪群の主郭
北西へ伸びる尾根上の北西二郭と北西三郭
こちらには北西七郭までの曲輪と思われる削平地が確認された
北尾城遠望
実地踏査を元に作成した概略図
なお、南曲輪群主郭の南尾根などは踏査していない為、そちらにも何らかの遺構が存在しているかも知れない
軌跡ログ
旧西伯郡淀江町の城