【最新版】NURO光を契約する前に知っておくべき実測値の事実!【超高速】 | USBメモリー収集家のブログ

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※この内容は実際のNURO光ユーザー様方々からのご指摘により判明、記事を差し替えました。誠にありがとうございます。

 

自分の地域にもNURO光が来てると知ったので、超高速2Gbpsを体験したいと思っていろいろ調べていました。そうしたら、すごく単純な疑問が1つひらめき電球
それは、「なぜ、NUROユーザーは2Gbps対応の高速LANアダプタを増設しないのか?」という事です。
ほとんどのユーザーがスピードテストをしては「NURO遅い!」「2Gbps契約なのに1Gbpsも出ない!」と叫んでいるのは、単純に1000Base-TのLANに接続(つまり、1GbpsでLAN接続)しているからで、2Gbps対応LANに接続すれ解決するのだと思っていました…が、これは間違いでしたあせる


まず、基本的な確認からですが、NUROは公式できちんと「NURO光のONUはルーター機能を搭載し、最大2Gbpsの通信が出来る。そして、NUROのネットワークから宅内終端装置(=ONU)まで、最大2Gbpsを提供している」と明確に言っています。

これは、普通に考えてNURO光のルーター付きONUは「1台のPCで2Gbpsの通信速度を出せる性能がある」と、捉えると思いますむっ

しかし、実際の通信速度というのはONUに内蔵されたLAN機能と、自分が使用しているPCのLAN機能&LANケーブルが2Gbpsに対応している事が絶対条件ですビックリマーク

それなのにも関わらず、NURO光からユーザーに無料提供されるルーター付きONUは有線接続時のLAN機能が全て1Gbpsまでしか対応しないのです。これは下記にある機器マニュアルに記載されていました。

NURO光回線サービス(ホームゲートウェイ) ご提供する機器に関して
https://www.nuro.jp/device.html

 

現在契約するとユーザー宅に届くホームゲートウェイ(ONU)は「HG8045Q」か「ZXHN F660A」だそうです。どちらの取扱説明書を見ても製品使用欄LANインターフェイス(有線接続)の最大LAN機能は1000BASE-T(=1Gbps)までです。

つまり、「NUROとONUが2Gbpsの光回線で繋がっていようとも、肝心のONUは1台のPCで最大1Gbpsの通信性能しか無い」という事ですビックリマーク
これは完全に勘違いしますよね…ショック!

ちなみに実際に1台のPCで下り最大2Gbpsの通信速度を出せるサービスは別で用意されている事もわかりました。それは「スマートセット」というオプションサービスですひらめき電球

月額のNURO光に+700円でこのオプションを付ける事で「PC1台で下り最大2Gbps」が手に入ります。スマートセットを契約したユーザーに届くルーター付きONUは企業向けと同じSONY製で「NSD-G1000T」という最大2.5Gbps対応の高性能ホームゲートウェイなのです。

自分は今でもNTTからONUとは別に月額500円でルーターをレンタルしているので、実際に2Gbpsが体験できるなら月額700円は安いかなと思いましたキラキラ
でも、これでもまだ解決ではありません。「NURO光+オプション」はあくまでONUのLAN性能が2Gbpsに対応しただけ。先ほど書いた絶対条件のもう一方、自分が使うPCのLAN性能&LANケーブルも2Gbpsに対応させる必要があります!!

 

では、どうすれば良いのか?

使用してるPCがデスクトップ型なら2Gbps以上に対応した内蔵型ネットワークLANカードを増設します。パーツを増設出来ない小型PCやノートPCを使用してる場合は、5Gbpsの通信速度が出るUSB3接続のネットワークLANアダプターを付けます。
これらと同時にCat6A(カテゴリー6A←このAが重要)かCat7(カテゴリー7)という規格のLANケーブルを用意します。amazonで検索した具体的な商品を例にあげると下記の様な製品ですひらめき電球

 

【10Gbpsまで対応 内蔵PCI-e接続のLANカード】

 
 

 

【2.5Gbpsまで対応 外付けUSB3接続のLANアダプター】

 
 

 

【10Gbpsまで対応 Cat6A&Cat7のLANケーブル】

 

最大限の速度を求めるならば絶対に内蔵カードが良いですが価格差が3倍以上あるので、とりあえずならUSB3接続の外付けアダプターで良いかも知れません。USB端子の先にType-C変換アダプターを差せばmacユーザーでも使用できますキラキラ


これらを増設しなければ、わざわざ高いお金を出して2Gbpsの高速通信を契約する意味がありません。
最近は各社プロバイダーが10Gbpsを格安で提供していて対応製品もかなり安くなってきたので、NURO光を検討してる方や、すでにNURO光ユーザーでコース変更を考えている方は、ぜひ、高速LANアダプタ&LANケーブルの増設を試してみてください。
もちろん、ネットワーク通信はベストエフォートなので増設後も期待した速度が出ないかもしれませんが、夢の1Gbps超えが手に入る可能性が極めて高いですビックリマーク

最後におまけですが、実はLAN性能以外にも通信速度のボトルネックになる部分があります。それは、パソコンの頭脳ともいうべきCPUですひらめき電球

ネットワーク通信というのは本来、ものすごく作業負荷が高いです。自分のネットワーク環境はまだ最大1Gbpsの契約ですが、ハイエンドと言われたintel6コアCPUのCore i7-8700Kで大容量のファイルをダウンロードすると最大CPU使用率が15%にもなります。


「たった15%でしょ?」と思うかも知れませんが、内蔵LANカードにもデータ通信用の専用CPUともいうべきコントローラーがあって、パソコンの負荷を極力担うようになっているのにも関わらずこの負荷はかなり高いです。
試しに、自分が持っている3種類のパソコン(サーバー向けPC1台・ハイエンド向けPC2台)でGoogleスピードテストをしてみました。

同じ1Gbpsの通信環境で同じ時間帯、Cドライブはどのパソコンも500MB/sの速度が出るSSDにも関わらず、パソコンの性能でこれだけの違いがあります。
NURO光で最高速度を極めたい方は、高速LANアダプタの他にハイエンドCPU搭載パソコンと、ついでにハイスピードSSDも揃える事をおすすめしますにひひ

 

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