パッカーンした。 | 日々つれづれ

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はづきのアタマの中。


こんにちは、はづきです。


ここ数日、
おおっ!という記事などを見ることが多く、
ついにさっきパッカーン!したので、
忘れないうちに書いておきます。


パッカーンのきっかけの記事はこちら。
iPad育児について2


うちの子、スマホ大好きで。
YouTubeですけどね。
1才半くらいから観てるかなあ。
YouTube中毒かよ、ってくらい好きで。

その後2歳になり、
言葉が遅いだの、コミュニケーション能力が低いだの、なんだかんだ言われ、

「ああ、私がスマホ育児したからだ…」

と数え切れないほど落ち込んだのですが。

今でも、私が体調良くないから、
しょっちゅう見せてますが。
(いまは、スマホからテレビに飛ばして、テレビ画面で観られるように、
機械を付けて設定してあります)


でも、さ。


今5歳、うるさいくらいしゃべります。
言葉の遅れの心配はどっかいきました。
むしろ同い年の子よりしっかりはっきり話すんじゃなかろうか。

コミュニケーション能力、どうなんだろ。
普通に会話はできるし、
自分の伝えたい事はきちんと伝えられてるし、
こっちの言うことも聞くし。


習い事はいまだに何にもしてないですが、
YouTubeのおかげで、
英語読めるし、漢字読めるし、
ロシア語まで覚えちゃってるし、
鉄ヲタ動画見て地名駅名めっちゃ覚えてるし、
おかげで、電車で出かければ楽しさ倍増だし、

幼児教室とか行ってる方、ほんとすみません、
うち、無料で学びまくってます(笑)

好きで観てるからね、吸収力半端ないです。


この間も、夫実家でご飯食べてて、
5人いたのに、コロッケが3つしかなくて、
そしたら息子、
「5人いるのにコロッケ3つしかないけど、
おれ、食べていいの?」
って聞いてきて。

「2個足りないから、食べてもいいのか迷った」
んだって。

天才かよっ!
算数できてるし!気遣いまでできてるし!



うちね、私も夫も元システムエンジニアなんです。
私に至っては、大学も情報科学専攻なんですよ。
ちなみに夫は数学科で院卒です。
(数学の大学院ってなに研究するんだろ…未だに謎)

そんな夫婦の子どもが、機械オンチなわけがなく、数字に弱いわけもなく。

ベネッセの電子教材だって、
ひとりで取説読んで使いこなしてます。
(この時点で、読解力もあるってことがわかる)



…スマホの例を出して、今回は書きましたが、

何が言いたかったと言うと、


私、いろんな人の育児基準を鵜呑みにして振り回されてたな


とパッカーンしたわけです。

鵜呑みにして、不安になって、
自分の育児に自信が持てなくなって、
変に疲れて、子どもにもあたって、


アホか、わたし。


さっきの、情報科学に話を絡めれば、

私が大学生だったころって、
インターネットが日本で普及しはじめる少し前で、

大学の授業で「電子メールの送り方」
とかやってたくらいだったんですよ!
大学だよ?情報科学専攻の授業でだよ?!

今なんて、猫も杓子もメール送れるどころか、
時代はメールすら超えちゃってるぜ!
今の若い子なんて電子メール送らないしね。

世の中のほぼ全てのやりとりがネットで済ませられる時代になりました。

20年前には考えられなかった世界が、手のひらの中にある。


そう思ったら、
いま私たちが考えてる世界や、不安なんて、
20年後はまったく無意味なものになるんじゃないかって思えてくる。

私たちの子供が生きていく世界は、
私たちの想像できる範囲を容易に超えていく。


そう考えたら、
不安なんてほんと無意味。



私は、まわりの言葉や評価にずっと振り回されていて、
息子を守ってるようでぜんぜん守っていなかった。

幼稚園や療育で言われること、
それを聞いて、
「息子が困らないように」
って、いろいろ対応してきたけど、
結局それは、

息子を「普通の子ども」の型にはめようとしていただけ


確かに、「普通の」「一般的な」子ども像からしたら、
息子は少しはみ出ている。

だけど、その個性は、
周りに迷惑をかけてるわけでもなく、
危害を加えるわけでもない。

なのに、普通のその辺りにいる子たちとちょっと違うというだけで、
私はずっと、彼を色眼鏡で見ていたんだ。

母親である私が。

一番の味方になるべき私が。


だから、周りと比べて出来てないところを必死になんとかしようとして、
イライラして、あたって、
自分の育児にも自信をなくして…



アホか、わたし(2回目)



なんか、ずーっと、
意味のわからない何かに疲れてきたけど、

パッカーンした。


息子を信じよう、
なにより、

自分を信じよう

と思いました。



すごく長くなったけど、
自分の気付きの備忘録として。