旅のはじまり | 筆武将の乱~俳優・伊藤俊彦のリベンジブログ

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筆無精から筆武将になると宣言したにも関わらず
再び筆無精に落ちぶれた
俳優・伊藤俊彦のリベンジダイアリー

ご無沙汰しております。

無事に元気に毎日を過ごしてます。


『レ・ミゼラブル2021』


プレビュー期間を終えて

本公演へとたどり着きました。


演出補のクリスは

稽古中はもちろん

各回のゲネプロ、プレビュー期間中も

妥協なく、最後まで熱のあるコメントを残して

そして

世界に類を見ない

日本の大所帯のメガカンパニーに

その溢れゆく愛と想いを託して

イギリスへと戻っていきました。


稽古中も

そして幕が開いた今も

コロナ禍の日常は変わりません。


でも舞台裏から

いざマスクを外して舞台に飛び込み

レミゼの世界を生きている間だけは

確かに変わらないかつての日常があります。


2003年に初めてレミゼの舞台に立ってから

何度あのオープニングの

「ジャッジャーン」

という音楽に心を震わせてきたことだろう。

かつての同士の顔が次々と浮かんでくる

あたくしにとって特別な瞬間。


いつも変わらず

何かそこからパワーをもらうかのように

オールを漕ぎ出します。


そして毎度カーテンコールで

こんなにもたくさんのお客様がいたのかと

目を疑うくらいの光景と

響き渡る拍手に圧倒され

たくさんの勇気とパワーをいただいて

また今の日常へと戻っていく。


まるで

タイムスリップでもしているかのような

夢を見ているかのような

そんな毎日です。


心強くもあったかい、家族のようなスタッフに!

力強くも繊細に、音楽を奏でるオーケストラに!

共に全力で戦ってきた

信頼できる役者の同士たちに!

そして

レミゼを愛し

共にこの世界を生きるすべてのお客様に!

友に!

家族に!


感謝と愛を込めて駆け抜けようぞ!



レ・ミゼラブル2021

始まりました!