飲食店の現状~「社員は今、本当に必要ですか?」 | 理美容戦隊アイズ                     Powerd by (株)クロサキ

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【小さな飲食店を応援する会】
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小さな飲食店を応援する会の前田展明です。


先日、地元で居酒屋を経営している方から
相談をされました。

「社員に人並みの休日や給与を与えられない」

といった内容のことでした。


小規模の飲食店では、
社員に保険、休日、給与などについて
法で定められた規定通りのことができないというお店は
たくさんあります。


そして、

社員の両親は「ちゃんとした会社に就職しろ」

彼女や奥さんからは「休みは少ないし、有給休暇もないの。給料も最低」

などと言われると働いている本人も考えてしまうでしょう。


夢のある経営者についていこうと決めて
働き始めた社員でも次第に将来に不安を感じ始め
辞めていってしまうことはよくあることです。


そして経営者はいつも人のことで苦労をします...


私は今までの経験上、
社員に法で定められた規定通りのことができないうちは
基本は社員を雇うべきではないと思っています。


無理して雇うと、後で問題になることが多いからです。


グレーゾーンで社員を雇って
運営していかなければ経営が成り立たないところも
たくさんあると思います。


実際、労働基準法を守っていては
本当に良い職人は育たないと思いますし、
極端な話、日本の飲食店は将来ファーストフードしか
残らないのではないかと思ってしまいます。


これはすぐに解決できない非常に難しい問題だと思いますが、
どこかで解決していかなければ
真面目な経営者ほど心のどこかに不安を感じながら
日々を過ごさなくてはいけません。


チェーン展開をしていきたいという野望を持った
経営者の方も多いと思いますが、
このことを必ず念頭において仕組みを作って
いっって欲しいと思います。

いろいろな意見があると思いますが
私は社員を雇うときは
法で定められた規定通りのことができるかを
基準にして社員を雇うべきだと思っています。


極端な話、それができなければ
スタッフからお願いされても
社員として雇うべきではないと思います。


なぜなら、法で定められた
規定通りのことができなければ
今のビジネスモデルでその後、継続することは
無理だからです。


その場合は、あきらめて
自分とアルバイトだけでやるか
別のビジネスモデルを考えたほうがいいと思っています。


でないと、ずるずると人生を無駄にしてしまうことがあるからです。


まずは、夫婦でやるか
アルバイトを数人雇うだけでも
やっていける範囲でスタートし、
法で定められた規定通りのことができるようになってから
社員を雇うことが固い方法だと思っています。


すでに社員がいて経営を圧迫しているようであれば、
きちんと社員に理由を説明し、リストラを行っていかなければ
ジリ貧になっていきます。


勇気はいりますが、
早く手術をすればそれだけ早く経営も改善していきます。


本当に今のまま運営を続けてもいいのか、
時間を作ってじっくりと考えられてみてください。



小さな飲食店を応援する会
前田展明