12月13日夜に沖縄県名護市の海上にオスプレイが墜落した。
同日には別のオスプレイが普天間飛行場で胴体着陸をしている。
2012年10月にオスプレイが配備されてから3年が経ちましが、やはりこのような事故が起こってしまいました。
この輸送機はヘリコプターと飛行機をミックスした機体であり、その構造は複雑で故障がしやすく、またパイロットの操作も従来の輸送機に比べて難しいものであります。
ですから、事故が起こる可能性も従来のヘリコプターや飛行機に比べて大きくなるのも容易に想像がつきます。
現在は一時的に飛行を停止していますが、週明けにも飛行が再開される見通しです。
沖縄の翁長知事は飛行中止と機体の配備撤回を政府に要求しているが受け入れられないのではないでしょうか。
沖縄では過去にも色々な航空機事故が起こっているのです。
2004年8月には沖縄国際大学の敷地内にシースタリオン(上の写真同型機)というヘリコプターが墜落しました。
その後、抗議集会が同大学で行われ、3万人が集まる大規模なものとなりました。
そして、今ではシースタリオンより事故率が高いオスプレイが住宅地の上を飛行し続けているのです。
オスプレイという輸送機は開発中から現在に至るまでに数十人という人達が事故で亡くなっています。
しかし、これを運用する米軍や自衛隊もおろか一般市民までもが身の危険にあるにも関わらずオスプレイを飛行させるには理由があるのです。
それはなぜだか気が付いていますか?
日中戦争勃発が間近だからなのです。
沖縄になぜオスプレイが配備されるかというと、従来のヘリコプターの性能では出来なかったことが出来るようになるからなのです。
理由は二つあります。
ひとつは給油なしで沖縄・中国間を行き来出来るからです。
CH-46は沖縄米軍では現在も現役ですが、飛行距離が1110キロしか飛行出来ず沖縄・中国間をノンストップで行き来する事は不可能です。
ところが、オスプレイですと飛行距離が3590キロと長いので中国を給油無しで行き来することが可能なのであります。
そうなると、兵隊を容易に敵地へ移動させることが出来るようになります。
戦争物資の運搬も同じくです。
飛行距離はあくまでも公式発表ですから軍事機密上の関係で正確ではありません。
公式発表より長い距離を飛行可能なはずです。
中国の首都である北京をも沖縄から往復ができるのではないでしょうか。
飛行距離を考えるならば飛行機を使えばよいのではないか?と思う人もいるかもしれません。
しかし、飛行機ではできないことがあります。
それは地上戦です。
ふたつめの理由としては、オスプレイがあれば飛行場が無くても離発着が可能だからなのです。
ベトナム戦争ではヘリコプターが大活躍しました。
戦地で兵隊を乗せたヘリコプターの集団があちこちに襲い掛かり、敵を圧倒しました。
このような運用をアメリカは考えているのであります。
戦争というものはいつ開戦するのかという時期が既に決まっているのです。
ですから、オスプレイが欠陥機であったとしても今更運用を中止することができないのです。
週明けにも沖縄米軍が県民の声を無視してオスプレイの運用を再開するのであれば日本という国家はアメリカの奴隷国家であるということが証明されるのであります。