【救護レポ】浜松シティマラソン熱血救護レポ!? | アラフォーナースマン(50歳だけど)のトライアスロン挑戦&泥酔記

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2023皆生トライアスロンDNF!完走するまで皆生チャレンジャー!

間が空いてしまいました。

ちょっとアレコレと忙しく。

トレーニングもままならず。

体力も体重もちょっとヤバい(+_+)

 

でも今週末日曜日にハードな練習会に参加できることになったので、

それに向けて調整していきます。

 

と、いうわけで!

スタート1:44後の写真♪

 

浜松シティマラソンの救護所活動レポです!!(^o^)/

 

今回はこの赤丸の場所、

往路8㎞地点&復路19㎞手前のところ、

救護所②での救護活動に携わってきました。


いつものようにつらつら書いていきますよ~~~

 

7:30前に四ツ池陸上競技場に到着。

救護に携わる人は全部で10数名。

救護所本部でオリエンテーションを受けて、

各救護所に分かれました。

 

救護所への人員・物品を運ぶための軽バンに乗り込んで。

救護所②で働くメンバーは、

・ワタシ

・同じ病棟で働いてる後輩看護師のIくん

・市役所で働いてるSさん

の計3名でした。

 

Sさんの運転で救護所②地点に到着。

本田技研前の給水所のすぐ横に位置していました。

 

道路から見ると、

こんな感じで、

走路から20mくらい奥にテントがあって。

これじゃこのテントにいても選手は見えないし。

何かあった時にテントにすぐに行けないし。

なんでこんな不便な立地!?

 

と思ったんですが、

このテントは既に張られていて、

ガッチリとペグで固定されていて。

恐らく前日もしくはそれ以前に張られていて。

とすると、

走路に近いところはアスファルトなんで固定できないんですね。

固定が甘い状態で前日に張っとくと、

強風吹いたら飛んでっちゃって事故になりますからね。

しょうがなくこんな奥にテントが設置されたみたいです。

 

ってわかってればミニテーブルみたいのがあれば良かったなぁと反省。

いや、アレコレ余るくらい持って行った買い物かごを足元に置いて応援してればよかったのよね。

何事も初回は難しいものです。

 

んで3人で車からテントに物資を移動。

 

テントの外観はこんな感じ。

 

包帯やら消毒剤やらホッカイロやら

 

よくよく見てみると、

点滴も入っていて、

吐き気止め、アレルギーとかアナフィラキシーショックに使う薬剤まで入ってて。

すげえと思いつつ、

こういう薬品ってワタシたち看護師は医師の指示がなければ投与できないわけで。

医師を呼ぶより救急車呼んだ方が早いだろうねって話で^^;

 

ガーゼやらゴム手袋やら

血圧計や聴診器も。

SpO2測る機械も入ってて。

 

これは点滴ルートとブドウ糖液。

先端に針が付いてて低血糖にすぐ対応できますが、

これも同じく薬品ですので医師の指示が必要で。


石油ストーブがあってすぐに暖をとれるようになっていて。

 

奥のケースにはブランケット。

右手前には飲料水。

 

レース前の段階では、

どこまで準備されているかわからず、

一応水分やファーストエイドキットを用意したんですが、

自分のものはほぼほぼ使わず。

使ったのはエアサロのみ。

また機会があったら軽装で参加しようと思います。

 

んで準備がある程度整って。

でもまだ8時過ぎ。

シティマラソンのスタートは9時。

 

IくんとSさんと談笑。

Iくんとは付き合い長いので楽しく、

Sさんは年代が近く気さくな方で、

マラソンの話から子供の話などなどとっても盛り上がり、

楽しい時間を過ごしました。

 

が、

けっこう本降りに近い雨が降ってきて、

かなり冷えてきて石油ストーブに着火して暖を取り、

低体温症対策にと用意した水筒のお湯でココアを飲み。

 

んで9時を回り、

それくらいからようやく雨が上がって。

そしたら隣の給水所が急ピッチで準備を始めて給水所が完成して。

 

給水所は選手が足を止めるところ、

急に立ち止まって足がツル人がいることを想定し、

給水所の皆様にご挨拶しながら、

「隣に救護所があるので異変がありましたら言ってください」

とお伝えして。

 

9:20を過ぎてそろそろ先頭が来る!

っていうところで、

2日前に作成したこんな表。

 

8㎞と19㎞地点の

通過タイムからの予想ゴールタイムを記した表です。

これを片手に応援!!

 

まずはすっ飛んできた独走の1位に声援をかけ、

その少し後ろの2位の選手に

「追い付け~~~~!」

って声援送って。

 

すぐに固まりが過ぎていって順位がわからなくなり、

女性1位ファイト!

女性〇位!

って声援送ったら

髪を束ねていた男性で、

「ワタシ男です!!」

って(笑)

「失礼しました~~!!」

付近は大爆笑(笑)

 

って辺りから、

応援表を基に、

「サブ80イケます!」

「80分行きましょう!」

「80分ちょいのペースです!」

「83分いきましょう!!」

なんて感じで応援!!

 

わかってるよ!

と思われる方も多数いると思いますが、

これをやると毎回、

「ありがとう!」

と言って下さる方も多数。

 

ちゃんと自分でコントロールして走っている方には不要ですが、

今どれくらいのペースで走っているかわからない人も多く、

客観的に時間を示されると何らかの目安にできると思うんですね。

往路はまだ先がありますが、

復路だとラスト2㎞手前のところですから、何かの励みにしてもらえたらと思って。

 

んで、

浜松うましかのメンバー、

アメブロのメンバー、

attokoさん、ビーチさん、まろはなさん、ごっちゃん、ゴールデンボーヤさん、yukiさん

病院の弟子さんは目標タイムの1時間45分切れてるペース!

病院仲間だったり、プライベートのお付き合いのお友達もいたりして、

地元浜松のレースの応援は本当に楽しい!!

 

8㎞地点はまだ半分も行ってないのにけっこう苦しい表情で走っている人が多く。

浜松シティはスタートしてちょっと下り、

後はしばらく平坦、

そして6㎞手前あたりからジワジワの上りにちょっと急坂、

下ってまたちょっと急坂、

んで平坦になって8㎞地点。

ここから自衛隊外周をグルっと半周して戻ってくるというコース。

上り切ってペースを維持・調整する場所にあたります。

ゴール100分内くらいのペースで走っている方はけっこう快調に見えますが、

中盤以降の選手はけっこう歯を食いしばってる人が多いです。

 

んで、

この日は雨が上がって予想最高気温17度くらいの予報。

日はそんなに出ていませんがだんだん気温が上がっていて。

給水所の直前の場所だったので、

序盤の応援から予想ゴールタイムを伝えつつ、

救護の仕事として、

「気温が上がっています!

水分をしっかりとって後半に備えましょう!

脱水・足ツリしますよ!!」

を何度も何度も伝えました。

 

中盤以降の選手には、

「もうすぐ給水所!ちょっとリセット!

しっかり水分!まだ先は長いです!!」

そんなことも伝えながら。

 

走力によって、

時間帯によって、

かける言葉って変わってきますよね。

 

今日のレースは脱水と足ツリがヤバいと思うので、

給水をしっかりしてもらうように声を掛けます。

とIくんSさんに伝えていて。

 

そしたらSさんから

「バッカスさんの一言で水を飲みに行く人がいました」

「もうすぐ給水所!って言われて顔が緩む人がたくさんいました」

「そういうのを見ていてウルっとくることがありました」

って言ってくれて。

 

そしたら突如、

「お願いします・・・胃が痛くて・・・」

と一人の選手がフラフラと我々の方へ向かってきて。

選手曰く、

朝に食べたものが全然消化されていず気持ち悪くなってきたらしい。

水分も全然摂れない状態だと。

Iくんと一緒にテントまで誘導して椅子に座ってもらって、

寒気もするっていうんでブランケットをかけ、

石油ストーブに火をつけて。

脱水気味でのどは渇いているっていうことで、

テント内には水しかなかったので、

ひとっ走りして給水所に行きスポドリをもらってきて。

でもその後、吐いてしまって。

 

ずっと救護所にいるより、四ツ池公園の本部に行った方が横になって休めるから良いのでは?

と思って本部へ連絡。

が、

体調不良の選手の搬送は、

①救急車

②リタイアバスを待つ

の2択であると^^;

その救護所の横が関門で、

スタート後2時間10分、

11:10になったら時間切れの選手を収容して四ツ池に向かう。

ということになっていて。

さすがに救急車を呼ぶほどではなく、

選手本人もリタイアバスを待つと選択。

あと1時間くらいですね。

それまでは救護所で休んでいてもらうことにしました。

 

その選手の対応を終えて、

Iくんは救護所中心に動いてもらい、

ワタシはまた走路に戻り、

給水の声をかけ、

タイムを伝え声援を送りました。

 

そしたら今度は、

「絆創膏ありますか!?」

と選手がやってきて。

転んだわけではなく靴擦れを起こしたのだと。

靴下を脱いでもらって絆創膏を貼って、すぐにコースに戻られました。

 

救護所での救護はこの2名の選手のみでした。

大事に至ることがなくて良かった(^^)

 

ってあたりで、

まだまだ8㎞通過のランナーはたくさんいて、

もう次の関門が気になる時間、

焦らず一旦給水してリセットしてペースを維持するよう応援し。

 

そしてもう先頭の選手から速い選手たちは折り返してきていて、

ラスト2㎞手前の地点なので、

80分イケる!

85分イケる!!

って応援してて、
 

そしたらattokoさんが98分くらいのタイムでやってきた!?

「attokoさん速い!98分くらい(確かそれくらい)イケる!!」

と声援しつつも、

関東ロードでのライバルでしたからやっぱり悔しくて、

「コケろ~~~!!」

と檄!?を飛ばして周りは大爆笑!

結果attokoさんは98分台でゴールしてました。

ワタシも追いつけるようにがんばるぞ~~~

 

あとは久しぶりに会う仲間が90分切れるところで走っていて声援を送って。

ペース表を片手にみんなを鼓舞!!

 

「もうすぐラスト2㎞!」

「あとは下ってゴール!」

「〇分切れる!!」

それをひたすら繰り返して。

 

相棒のIくんはそんなワタシを見て、

「バッカスさんはいつまでこれを続けてられるんだろう?」

「面白くてずっと見てられる」

と思っていたそうです(笑)

 

んで、

町内会の最近できたお友達は目標にしていた95分前後くらいで、

弟子さんはペースが上がっていて1時間40分ちょいのペースで駆け抜けて。

仲間を応援するたび心が熱くなってきて。

ホントにみんなからいい刺激を受けました。

 

んで1時間50分後半くらいからだったと思いますが、

こんなカッコで大声を出しているワタシに、

エアサロを求めてくる選手がだんだん増えてきて。

 

「お願いします!ふくらはぎ!」

「膝がつらいです!!」

「OK!これで大丈夫!あと2㎞!!がんばって!!」

とエアサロを吹きかけては応援して。

 

けっこう時間ギリギリの選手が多いけどみんな歯を食いしばって走っていて。

「もうすぐ!あと2㎞!!

もう少しで釈放されますよ!!

あと下ってゴール!!」

と応援して。

19㎞の看板まで50mもないんですが、

走っている選手は必死。

ワタシが「もうすぐあと2㎞!!」

って伝えると、

「あと2㎞なんですね!もうちょっと!」

と走り出したり歩みを速めたり。

お互いに必死。

 

後半になればなるほど足をひきずる選手が増えてきて、

4~50人以上にエアサロを吹きかけたと思います。

こないだのみえ松阪で余った半分と、

今回用に用意した1本の1.5本をほぼ使い切りました。

 

「これって効くんですか?」

「効くよ~~~!」

「あ~~!気持ちいいかも!イケるかも!」

「いってらっしゃい!あと2㎞!」

エアサロなんて、気休めかもしれませんが、

爽快感ありますし、

一瞬足を止めるのもいいと思うんですよね。

何より、病は気から!

 

そしてとうとう救護も終わり。

19㎞地点、2時間10分で関門の時間。

運営の方が地面に虎ロープを置きあと1分、あと30秒とカウントダウン。

必死に虎ロープにダッシュしてくる人も数名。

関門を越えて抱き着く方々もいて。

必死だけど笑顔も多い箇所。

 

こちらも思わず、

「はい!おめでとうございます!2㎞追加~~~」

って(笑)

エアサロ吹きかけて、

あと下るだけだから大丈夫!無理せずマイペース!!

と伝えて。

正直きっと時間切れで完走にはならないと思います。

が、

バスで四ツ池に戻るのと、

時間切れでも自分の足で四ツ池に戻るのとでは違いがあると思います。

きっとその方たちもわかっているはず。

制限時間には間に合わない。

でもバスには乗りたくない。

制限時間に間に合わなくても自分自身の記録は残りますものね。

 

そしてとうとう・・・

関門時間になってしまいました。

その瞬間、

ビシッとロープが張られて、

けっこう強い口調で、

走路からバスの方面へと案内されていました。

 

仲間に会って泣き出す方もいます。

 

ワタシにできるのは、

健康状態を確認し、無事を確認し、

「19㎞がんばりました」

「19㎞走れるってすごいことです」

と労い。

最後の最後、関門に向かって追い上げてきた人は足がヤバいだろうと思いしばらく関門で待機し、

求められる方にエアサロを吹きかけ。

 

ある程度落ち着いたのでテント撤収を始めて荷物を車に運び入れて。

そしたら救護の要請。

「給水所の辺りで動けなくなってる人がいます!!」

って。

駆けつけてみると、案の定ですが、

関門までがんばってきて足を止めた瞬間、

両足がツッて動けなくなってしまっていて。

まずはエアサロを吹きかけ、

ツッてる箇所をグッと押して痙攣を抑えて。

痙攣がおさまったら軽くその関節を曲げて、

筋肉を軽くマッサージして揉み解して。

習ったわけではありませんが、

今までの経験上これが効果あると思います。

 

2~3分マッサージをしてようやく歩けるようになって。

そしたらまた別なところで動けなくなっている人がいて同様にマッサージをして回復させて。

 

そして全てのバスが出て行って、

やっと救護所②のお仕事が終了しました。

12時前くらいでした。

んで車に乗って四ツ池に戻ろうって話をしていたら、

関門に間に合わなかった選手がたどり着いてきて、

もうバスがないからどうしようってことになって。

幸いワタシたちの車があと1人乗れるってことで乗せてあげて、

ようやく撤収。

四ツ池に戻り、救護本部に今回の出来事を書いたものを渡し、

どんな救護をしたかを書くカルテみたいのがあるんですね。

それを渡し、

ようやく解散。

駐車場までアレコレと今回の救護の話で盛り上がり、

最後まで楽しい救護所②でした。

 

もう12:30近くで、

選手はまばらにしかいず、

誰にも会えずの帰宅でした^^;

レースの後なんて早く着替えて帰ってシャワー浴びたいですからね。

 

んで、

7:30~12時前まで立ちっぱなし動きっぱなしだったのでけっこう足が疲れてて^^;

でもみんなから熱いものをもらっていたので、じっとはしていられず、

ジムに行って2000mくらい泳ぐつもりが、

やっぱり足が疲れてたみたいで1600mで足がツッて終了^^;

帰ってZwiftバイク1時間ほどやって終了。

そんな3種目でした(笑)

 

てなわけで!

とってもアレコレがんばった浜松シティマラソン救護レポでした!

来年は走りたいな~~~~

また救護やって!

って言われちゃうかな~~~

それならそれでもっといい運営ができるようにがんばろう♪

 

以上!

今日もバッカス劇場にお越しいただきありがとうございました(^^)

 

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以下は今後毎回アナウンスしておきます。

ワタシの今後の予定。

たくさんの方と交流したいので記させていただきます!(^o^)/

 

3月 名古屋ウィメンズ

走りません(笑)何かしらの形で携わりたいと思っています。

 

4月 チャレ富士100㎞

初のウルトラマラソンにチャレンジします。

どうしても皆生を完走したいので、

よほどのゆとりがなければ、

チャレ富士は再来年にチャレンジすることにして皆生を優先します。

集中して何ヶ月もかけて練習しないと皆生を完走できないことがわかりましたので。

そしてチャレ富士も、トライアスロンと二足のわらじでクリアーできる簡単なものではないと思いますので。

 

以上が現時点で決まっているワタシの予定です♪