2015J2リーグ第4節 岡山戦観戦記(フクアリ) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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テーマ:
開幕4試合負けなし。
J2で現在首位です!
今日も勝手に振り返ります!





2015J2リーグ第4節
フクダ電子アリーナ 3/29 16:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 1 ー 0 ファジアーノ岡山 
           (前半 0 ー 0)
           (後半 1 ー 0)





前節 2位 → 1位
勝点 7  →  10
得点    4  →  5
失点    1  →  1
差       +3 →  +4
完封 3





スタメン・選手交代

GK 高木 駿
DF 中村 太亮
DF 大岩 一貴
DF キム・ヒョヌン
DF 金井 貢史
MF パウリーニョ
MF 佐藤 勇人
MF 谷澤 達也
MF 井出 遥也(56分 → 田中 佑昌)
MF ネイツ・ペチュニク
FW 森本 貴幸(90+4分 → オナイウ 阿道)



ベンチメンバー

GK 岡 大生
DF 田代 真一
DF 伊藤 槙人
MF 田中 佑昌(56分 ← 井出 遥也)
MF 町田 也真人
MF 佐藤 健太郎
FW オナイウ 阿道(90+4分 ← 森本 貴幸)



得点

81分 金井 貢史②



警告/退場



スタメン・フォーメーション





スタッツ

シュート:12-11
GK:11-10
CK:5-3
直接FK:16-17
間接FK:2-0
オフサイド:2-0
PK:0-0



今季得点

金井 貢史②
井出 遥也①
ネイツ・ペチュニク①
森本 貴幸①



今季警告/退場

谷澤 達也①/0
金井 貢史①/0
高木 駿①/0
キム・ヒョヌン①/0





リーグ戦4試合目ながら。
首位岡山と2位ジェフの、首位攻防戦だった今日のホームゲーム。
ここからは昇格候補と言われるクラブとの、連戦の始まりの試合でもありました。




スタメン・フォーメーションは開幕から4試合変わらず。
今日もトップ下は遥也、右SHにペチュニク。


しかし、ベンチメンバーに大きな変化がありました。
岡・伊藤槙人・也真人がベンチに入り、代わって岡本・晃樹・隆行がベンチ外へ。


也真人の今季初のベンチ入りは、多くの人が予想していたと思いますが。
開幕直前に加入した新卒の伊藤槙人のベンチ入りは、まったく考えてもいませんでした。



そしてサブゴールキーパーが、岡本から岡へ。
リーグ戦で岡本が怪我以外の理由でメンバーに入らなかったのは。
いつ以来でしょうか。


世代交代はGKも例外ではなかったという事なのでしょうか。
しかし今日のGKは、2人共にレンタル加入の選手。
そこがちょっと引っ掛かります。




お互いに好調なチーム同士の試合。
お互いに今季目指すfootballを展開します。



攻守の切り替えを早くし、タテに速く仕掛けるジェフ。
ジェフのディフェンスラインの前でボールを動かし、ギャップを作ろうとする岡山。


スタッツを見ても、ほぼ互角の戦いだったと感じます。
お互いに相手の持ち味を潰し、自分達の展開に持っていこうという意図がよく見える試合でした。


どちらに転んでもおかしくない、いい試合だったと思うのですが。
残念だったのはレフリー。



岡山のエンドチェンジで始まった試合。
試合序盤から、不安定なレフリング。


お互いに不信感を持っただろうし、お互いに熱くなり過ぎてしまった。
ジェフで言えば、パウリーニョとペチュニクがかなりのストレスを抱えてプレーしていました。


局面での激しいプレーとその判定が、度々プレーを途切れさせて。
流れがお互いに切れてしまう場面が多かった。
せっかくの好ゲームだったのに、そこが少し残念でした。


ただ、選手が闘志を全面に出して戦った事は。
ジェフにとってはとてもよい傾向と思います。


大人しいというかきれいにまとまっているというか、闘志や気迫をなかなか感じられなかったJ2でのジェフ。
footballは、ボールを使った格闘技という側面もあると思う。
汚いプレーは別ですが、今日も選手の戦う姿勢が見られてとてもよかったです。




試合を振り替えると。
攻守の入れ替わりの目まぐるしい試合展開でした。


お互いに奪ったボールを速く展開する事を意識する。
中盤での攻防が激しい試合でした。


その中で、岡山はジェフのキープレーヤー・パウリーニョと勇人のボランチコンビに対策してきました。



3バックの岡山に対して。
4バックのジェフは、ディフェンス時に4人がラインを揃えて守る。
中盤の攻防で、数的に不利になる場面が見られた。


ジェフは前線から走り回り、今日もボールに厳しくチェックに行った。
ただ、森本・遥也・ペチュニク・谷澤の4人は、組織を作って守るタイプではない。
サイドにボールが出ると、パウリーニョか勇人が引っ張られる。
二人が空けたスペースに、岡山の選手が入ってくる。


ボランチの空けたスペースのケア。
ジェフの課題の一つ。
勇人はかなりここを意識していると思いますが。
もう少し、全体で対処したい。
ここに岡山はボールを入れてきた。


そこから逆のサイドに展開されたり、裏へのタテパスを出されたり。
ゴール前に人数は揃っているのに、ギャップや間を岡山に突かれた。


岡山とすれば。
ジェフ対策という訳ではなく、昨季までのfootballの進化した形なのかもしれません。


ジェフは大岩を始めとしたディフェンス陣の頑張りによって、ミドルシュート以外はほぼ決定的な形は作らせなかった。
ただ、この課題は早く解消したい。


岡山の中盤に、例えば兵働みたいな“王様”がいれば。
また違った展開になっていたかもしれない。
余計なお世話かもしれませんが。




前半は、どちらかと言えば岡山の方がやりたい事が出来ていた。
後半は、金井のゴールが決まってディフェンスを強く意識するまでは、ジェフの方がやりたい事が出来ていた。
その差は。


前半は、頭に血が上ったパウリーニョが猪突過ぎた。
バランスを崩してしまう場面が多々あった。
それと谷澤の所で時間が作れなかった。
逆に言うと、後半はこの課題が解消された。


もう一つ言えば、後半岡山の運動量が落ちた事。
そして、今日の試合を決めたのは。
金井のポジショニングと思う。



毎回書いていますが。
金井は、地味にポジショニングがよい。


左でゲームを作っている場面で、機を見た上がり。
毎回無鉄砲に上がっていく訳ではなく。
相手ディフェンスが左に引っ張られている時や、前の選手に吊られている時に、空いたスペースに入っていく。


スペースを見付けるのが上手い選手と思う。
セットプレーでシュートを打つ事が多いのも、その現れと思う。


そして、金井が空けたスペースは。
勇人やキムが埋めてる。


左からの仕掛けが多いジェフ。
それに対して、後ろから飛び込む金井や勇人のプレーは。
とても有効と思うし、相手はなかなか対処出来ない。


金井は、右からの攻撃にも、よいポジショニングで貢献しています。
ペチュニクがもう少し周りとの連携を取れる様になれば。
右からも左からも効果的に攻められるチームになれると思います。


金井の加入と勇人の復活。
左右や攻守のバランスが、劇的に改善された。
実はパウリーニョ・ペチュニクの外国籍コンビ獲得よりも、チームにとって利いているかもしれません!
私はそれくらいの評価をしています!





開幕4試合を3勝1分の勝ち点10で終え。
失点は未だに1。
3試合でクリーンシート達成。


よいスタートを切れたと思いますが。
当然まだまだ課題も多い。




今日の岡山。
1トップとその下の2枚が流動的にポジションを変え。
その3人が作ったギャップやスペースに、後ろから選手が入ってくる。


ジェフは人数足りているのに、ペナルティエリア前でボールを回された。
前述した様に後ろに“王様”がいれば、ジェフはやられていたかもしれない。


中盤で、ど真ん中にスペースを空けてしまう課題。
これは、今日の試合見ればどこのクラブも狙ってくると思う。


パウリーニョが前半猪突過ぎたと考慮しても。
最優先に取り組む課題と感じます。




金井の先制ゴールの後。
明らかにジェフは守りの意識が強くなりました。


後半遥也と佑昌が交代。
佑昌は右SHに入り、森本とペチュニクの2トップ気味の布陣。
金井のゴール後は、森本がトップ下に下がりペチュニクが1トップの様な形でした。



昨季までならば、終了間際に追い付かれてしまったかもしれない展開。
勝ち切れた事は、今季のチームの成長と感じる。


ただ全体的にラインが下がって、ゴール前の人数は足りているはずなのに。
岡山にフリーで何本かシュートを打たせてしまった。


これも大きな課題と思います。



相手の時間帯は、べったり引いてでも守る。
J2でのジェフにはなかった、関塚ジェフの特徴とも思います。
それならば、べったり引いて守るならば。
もう少し相手が入ってこれない強固なブロックを築きたい。


前述の中盤のスペースの課題同様。
人数は足りている。
それでもフリーでシュートを打たせてしまった。


決定的な能力のあるアタッカーがいれば。
フリーでシュート打たせれば。
それは致命傷になる。
ジェフは今、2点取られても3点取り返すってfootballをしている訳ではないですから。





色々書きましたが。
今日は緊張感のある、面白い試合でした。
出来れば雨が降らずに、1万人以上の人に見てもらいたい試合でした。


今日はレフリーが少し残念でしたが。
ただ、色々思う所はあります。



“ファジアーノ・ルール”を毎年宣言する岡山。
今日は、お互いに激しいプレーが多かったにせよ。
岡山の選手が倒れ、試合が止まる場面が多かった気がします。


前半、金井がピッチ外で倒れている時も。
レフリーは試合をそのまま続けさせました。
ハンドその他、基準のよく分からない試合だったと思います。


そして、ファジアーノ・ルールを知っているからこそ。
ジェフにとって、ストレスのたまる試合だったと思います。



アクチュアルタイムを増やす。
その意図には反対しませんが。
今日は倒れる選手が何人かいた岡山ですが。
怪我で交代した選手はいません。


お互いに激しいプレーが多かったですから。
試合中に痛むのは、お互いにしょうがない。


意図的にピッチ外に蹴り出したボールを、相手に返さない。
悪意のあるプレーならば分かりますが、誰がそれをどう判断するのか。
その判断基準が分からない。


今日はキムが蹴り出したボールを、岡山は返してきました。
当然の事と感じますが。
過去のフクアリでの対戦で。
岡山の選手が倒れていてジェフが蹴り出したボールを。
返してこなかった事があったと記憶しています。


その判断基準が分からない。
しかも今日は、レフリーが不安定。
選手がストレスを感じるのも、理解出来ます。


今日の様にお互いに上のレベルのfootballを目指す両クラブ同士の試合ですから。
出来れば選手がお互いにつまらないストレスためない試合を、次の対戦では期待します。


岡山と対戦するクラブのサポの、率直な感想です。
岡山のクラブや選手やサポが、どう考えているのかは分かりません。
文句を言いたいのではなく、お互いにつまらない事気にしない試合を見たいよねって意見です。
他意はありません。





ジェフは開幕から4戦負けなし。
勝ち点10の首位。
3月は負けなし。
よいスタートと感じます。


しかし、まだシーズンは始まったばかり。
まだまだ課題も多いジェフ。



課題も多い中で、負けない事はとても大事な事と思っています。
中2日で、次はフクアリでセレッソ戦です。
昇格候補と世間で言われる、J1からの降格クラブとの今季初対戦です。


すごい外国籍アタッカーがいます。
試合に出るかは分かりませんが、日本代表選手もいます。
そのセレッソ相手に、どんな試合が出来るか。


先日お知らせした様に。
セレッソ戦のプレビューもどきはお休みです。
今日の試合の事も。
セレッソ戦の事も。
まだまだ色々書きたいのですが。
もう眠くて無理です。



今季のジェフ。
J2優勝と自動昇格を目指して。
常に目の前の試合に、集中するべき。


先の事とか、勝ち点計算とか。
そんな事は言ってられない。
常に目の前の試合の勝利。
それだけを目指して、選手には戦ってほしい。


今季は毎回書いていますが。
ここから、いい時も悪い時もあるはずです。
どんな時でも。
目の前の試合の勝利を目指す。
そんなクラブになってほしいし、サポもそうありたい。
それを1年続けられれば、昇格も見えてくる。
私はそう思っています!


超中途半端ですが、眠いので終わりにします!





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。





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今日の一言「金井は眼力だけじゃなくてポジショニングだよ!」