2015J2リーグ第17節 札幌戦プレビューもどき | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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ジェフは3試合勝ち無しの2連敗中。
如何にして、この苦境から抜け出すか!
今日も勝手にプレビューします!





2015J2リーグ第17節
ジェフユナイテッド千葉 VS コンサドーレ札幌
フクダ電子アリーナ 6/6 19:00kickoff





前節 4位
勝点 28
得点 23
失点 14
差  +9
完封 9



今季得点

ネイツ・ペチュニク⑥
井出 遥也④
金井 貢史③
キム・ヒョヌン③
パウリーニョ②
森本 貴幸①
オナイウ 阿道①
中村 太亮①
田中 佑昌①
大岩 一貴①



今季警告/退場

森本 貴幸②/①
谷澤 達也④/0(累積1回)
パウリーニョ④/0(累積1回)
ネイツ・ペチュニク③/0
中村 太亮③/0
キム・ヒョヌン③/0
高木 駿②/0
井出 遥也②/0
佐藤 健太郎②/0
金井 貢史②/0
田中 佑昌①/0
大岩 一貴①/0
田代 真一①/0
オナイウ 阿道①/0





ジェフはここ3試合勝ち無しで2連敗中です。
ここ5試合で3得点6失点。
シーズン序盤からは想像も出来なかった。
はっきり言えば“窮状”に陥っています。


私はブログに、“今季のジェフは簡単に負けない”とか。
“強さが本物になってきた”だとか。
“選手が過信する事なく、自信を持って戦っている”とか。
序盤は、そんな事を書いていました。


どこで、歯車が狂ってしまったのか。
何がおかしいのか。
前節群馬戦の事も振り返りながら。
今日も勝手に語ります!





私は、簡単に一言で表現すると。
メンタル及びフィジカルの余裕の無さからくる焦り。
これが、大きな原因と考えています。




前線からプレスを掛け。
球際で激しく戦い。
攻守の切り替えを早くして。
奪ったボールはタテに速く仕掛け。
相手ゴール前に素早く侵入し。
シュートで攻撃を終える事を最優先に選択する。
守る時は、ベッタリ引いてでも守り切る。


これが今季のジェフの、戦術的なベースだと思う。
この戦い方を実践する為に。
全員が、全力を出し切って戦う。
これが、シーズン序盤は出来ていた。


それが、今何故出来ないのか。




一つ目は。
単純に、相手クラブの“ジェフ対策”。


今季のジェフの戦術の中心、パウリーニョ。
攻守に走り戦い、正に今季の戦い方の象徴の様な存在です。


ただ、パウリーニョがパウリーニョである為には。
近くに、カバー&フォローしてくれる選手が絶対に必要だし。
パウリーニョが戦術眼とボール奪取能力を発揮するには。
前からのプレスも必要です。



シーズン序盤は。
前からのプレスが、完璧とは言えませんが。
機能していた。


プレッシャーを掛けて。
パスコースを切って。
相手のプレーの選択肢を限定する事によって。
パウリーニョは、能力を存分に発揮出来た。


パウリーニョが能力を発揮する為に。
隣に、勇人がいた。


パウリーニョの空けたスペースを。
しもべの金井を連れてカバー&フォローし。
中盤に穴を空けなかった。


パウリーニョが出て行ってかわされても。
次への備えが出来ていた。



今は、正直それがない。
パウリーニョのボール奪取能力に頼っている事は変わらないですが。
そのカバー&フォローが。
正直今は不十分。


前からのプレスも。
緩いと言うか、大してない。


攻守に渡り戦術の中心であるパウリーニョを。
最大限活かす為のプレーが。
チームで出来ていない。



相手クラブは。
パウリーニョを誘い出し。
食い付かせて、かわす事を狙ってきている。


パウリーニョをかわせば。
その後ろのスペースを悠々使える。
相手クラブの意図は。
フクアリで見ても、スカパーで見ても。
はっきり分かる。


相手の対策に。
対処出来ていない。
これが、大きな低迷の原因と思う。



無理してでも、ボールを奪いに行くパウリーニョ。
周りが連動していないから。
パウリーニョがかわされると。
空けた中盤ど真ん中のスペースを。
余裕を持って使われてしまう。


これは、今戦術的に最大の課題と思う。
チームが目指す戦い方の、根本的な所を相手に突かれている訳ですから。




二つ目は。
あまり言いたくないのですが。
やはり“勇人不在”。


今のチームの窮状は。
ピッチに立つ選手全員が。
自分のプレーで手一杯な事が大きな原因です。



ここ最近の試合では。
ミスやその他で。
選手個人が、批判に晒される事が増えていると思います。


それを、個人のパフォーマンスの低下とか。
個人のモチベーションの低下とか。
そんな話で終わらせてしまったら。
チームは変わらない。



今季序盤は。
選手全員が。
自分だけではなくて、チームの為に戦えていた。


前の選手は。
ボールを自分で奪えなくても。
パスコースを限定したり。
ドリブルする進路を塞いだり。


中盤やディフェンスラインの選手は。
自分よりも前の選手が作ってくれた状況に対応し。
ボールや選手にチェックにいけた。


簡単に言うと。
チーム全体で。
ピッチ全体で。
ディフェンス出来ていた。


だから、一対一で相手と対峙する場面や。
一人の力で何とかしないといけない場面が。
チームで、とても少なかった。
それが、失点の少なさに直結していたんだと思う。



今は、チームで守る事が出来ていないから。
常に局面局面で。
一対一の対決が多い。


そこで負ければ。
即大ピンチにつながる。
周りの選手と連動出来ていないから。
ボールを持つ相手が、有利な状況である事も多く。
後手を踏む対応は、更なるピンチを招く。


選手の個人的なパフォーマンスの低下ではなく。
チーム力の低下が大きな原因で、大きな課題だと感じる。



気温と湿度が上昇し。
誰でもコンディションの維持・管理が厳しい季節になってきました。
これが、チーム力の低下の、一つの原因とは思う。


でも、そんな事は相手も同じ。
何が違うのか。


ジェフは今。
精神的な拠り所がないんだと思う。



パウリーニョは。
ピッチ外では紳士だと思うし。
素晴らしい好青年という印象です。
Jリーガーで自分の娘の結婚相手は誰がいい?なんてコンテストしたら。
間違いなく上位に入賞すると思う。
ただ、ピッチの中では、勇人同様狂犬です。


勇人は、阿部とコンビ組んでいた頃と。
明らかに、プレースタイルや意識が変わっている。


ジェフに復帰後。
スペース埋めたりバランス取ったり。
物足りないって意見も多かったし、自分もそう感じていましたが。
プレーの幅を拡げたんだと思う。


今季は、昨年までのプレーにプラスして。
かつての様な狂犬的なプレーを取り戻した。


でも、頭の中は冷静。
ここが、重要な所と思う。



パウリーニョをコントロールしていたのは。
関塚さんではなくて、勇人と思う。
勇人欠場以降のパウリーニョを見ていれば。
よく分かる。


勇人欠場以降。
ピッチに、真のリーダーがいない。
パウリーニョはカードもらう場面が増え。
前節群馬戦は、累積警告で出場停止。


ペチュニクもイライラしているのが、はっきり分かる。
これは、レフリングの問題もあるけれど。


チームの柱というか。
肝の二人の外国籍助っ人が。
イライラを募らせて。
能力を発揮出来ていない。
これは大き過ぎる課題。




最初は出来ていたのに。
徐々に崩れ出してしまったのは。
この二つが、大きな原因と感じています。


じゃあ、どうすりゃいいんだい?
って事で、ここから更に勝手に語ります!





今季は、チーム全体でカードが多い印象です。
球際に厳しくいく事で増えているならば。
納得もいきますが。
最近もらうカードは、少し違うと思う。


対応が後手後手になって。
ファールせざるを得ない、もしくは後追いのプレーでファール取られる。
これがとても多いと思う。


あとは遅延行為や、必要のないラフプレーでもらうカード。
これも目に付きます。



レギュラーと、それに準ずる選手(先発した事のある選手)で。
カードもらっていないのは。
とうとう勇人だけになってしまいました。


前節試合開始までは森本もそうでしたが。
前節でイエロー2枚もらい、今季ジェフで最初の退場者になってしまいました。


ペチュニク・太亮・キムは累積リーチ。
一度に主力選手が複数欠場するなんて。
悪夢以外の何者でもありません。


勇人と森本は、欠場した試合も多いので。
こういう結果になっているのかもしれませんが。


私が何を言いたいのかと言えば。
それだけチームが厳しい状況に追い込まれている、って事です。




今現在、選手は色々な意味で。
余裕を無くしてしまっているんだと思います。


苦しい時に、心の拠り所になるものがない。
これが、その大きな原因と思います。



パウリーニョとペチュニク。
今季の2枚看板であり、今季の戦術の中心の2人。


その2人に頼り過ぎて。
その2人をカバー&フォローしたり、助けるプレーを忘れてしまっている。


結果、負担の重さと自分の思う様にプレー出来ない事で。
イライラし始め、その2人までも余裕を無くしてしまっている。


正に“悪循環”に、ジェフは陥ってしまっています。
選手同士が連動するも事なく。
11人が、個々にバラバラに戦っている様な状況です。


チームが落ち着きを取り戻し。
チームで勝利を目指す事に全力を注げる事が、今一番求められる事です。




勇人は、今週部分的に練習に復帰しているみたいですが。
手術したとの事です。


まだTGにも出ていませんし。
いきなりフル稼働という訳にはいかないでしょう。


であるならば。
25~6歳の選手を中心にチームを作る事を選択した今季のジェフ。
本来チームの先頭に立つべき選手が、ピッチでもっとリーダーシップを発揮しなければ!
私は、それを太亮と健太郎と大岩に求めたい。
健太郎だけ30歳ですが。



太亮は、今季副キャプテン。
パウリーニョ欠場の前節は、キャプテンマークを腕に巻きました。


太亮の左での仕掛けが。
昨季からのジェフの一番のストロングポイント。
昨季から、左を活かす為の右っていう戦い方をしている。


太亮の後ろのスペースは。
どこのクラブも狙ってくるポイント。
健太郎やパウリーニョや大岩が。
必死にカバーしている。


ジェフの攻撃の中心として、周りに活かされながらプレーしているのだから。
もっとチームを引っ張る積極性を期待します。



30歳の健太郎。
年齢的にはベテラン選手だし。
ポジションはボランチ、もしくは左のインサイドハーフ。
攻守の中心になるべきポジション。


今季も、相変わらず平均点の高いプレー。
中盤底でのボール回しや、カバー&フォローにそつがない。


しかし、飛び抜けていい出来だった試合があまりない。
リスクを掛けたプレーも少ない。


“黒子”としていいプレーをしていますが。
最近は、前に出ていくプレーも見られますが。
もっともっと、“攻守の中心”になる意識がほしい。


健太郎も太亮も。
あまりリスクを掛けずに。
自分の役割を淡々と、って印象が強い。
もっと貪欲に。
俺様が王様だ!
お前ら、俺に付いて来い!
くらいの意識がほしい。


相手は、どこのクラブであっても。
きっちりジェフに対策してくる。
セレッソ以外は。
その相手に、無難なプレーで応対すれば。
相手の対策は破れない。


太亮と健太郎には。
相手の対策を上回るプレーをチームが実践出来る様に。
自らのプレーでチームを導いてほしいです。



そして大岩。
大岩は、山口智を越えるCBになる為にも。
もう一皮向けてほしいと私は思う。


それは、技術とか戦術理解とか。
そういう事ではなくて。
メンタル・精神面で。
チーム最後尾からピッチを統率する、“真のリーダー”になる為に。


パウリーニョとピッチで口論出来るんだから。
もっとその根性を、チーム全体に発揮してほしい。


ラインコントロールとか。
大岩が、大声でチームを指揮しているのは分かっている。
これからは、その一歩先へ。
ピッチ全体をコントロールしていた、全盛期の山口智に追い付き追い越す為に。


大岩は。
左右に振られると相手FWを放してしまう癖は改善の必要がありますが。
もっともっと周りに要求したり。
自分の意思を強く表示してもいいと思う。
年齢とかポジションなんて、まったく関係ない。
もっと強気で試合に挑めば。
チームがもっとよい結果を得られるよ!




チームで一つにまとまる事。
まず、これが大事。
そして、最近のブログ記事にも書きましたが。
自分達の目指すfootballを、もう一度見詰め直す事が必要です。



今季のジェフは。
“華麗なボール回し”よりも、“不格好でも素早くゴールに辿り着く事”を選んだはずです。
その為に、王様兵働や天才大塚翔平と契約を延長しなかったはずです。


選手全員が攻守に走り。
球際や局面で激しく戦い。
攻守の切り替えを早くし。
奪ったボールはタテに速く仕掛ける。


同じ事を何度も書きますが。
これが今季スタートから目指したfootballのはずです。


中途半端にボールを持てたり。
相手が引いてきたりしても。
そのベースを忘れてはいけない。



そして、チームの為にプレーし。
チームで戦う。
それをもう一度、選手全員が強く意識しなければ。


一人が走らなかったり。
一人が手を抜けば。
必ず周りの選手が、その分走ったり不利な状況での対応を求められる。


生産現場や、会社と一緒です。
前の工程で手抜きやルール違反があれば。
後ろの工程に、必ずしわ寄せがくる。


footballだって同じはず。
ピッチの11人全員で戦う事で試合は成り立つ。
それを再度、選手には強く意識してほしいです。





色々ごちゃごちゃ書いてきましたが。
選手が自分達のfootballに自信を取り戻し。
強い気持ちでピッチに立つ事が、一番の処方箋と思う。


自信を取り戻す一番簡単な方法は。
試合に勝つ事です。



今節の対戦相手札幌は。
今好調みたいですね。
序盤に躓いたみたいですが。
ジェフと勝ち点差1の6位まで浮上してきた様です。


相手に不足無し。
好調札幌をここで叩ければ。
勝ち点や順位で有利になるだけでなく。
選手が自信を取り戻す、大きな切っ掛けになると思います。


北Q州や群馬にやられた様な。
3-1だとか2-0なんてスコアは必要ない。
不格好でもやられぱなしでも。
とにかく勝つ事。
これが重要です。



そして我々サポーター。
チームが苦しんで、立ち直ろうとしている今こそ。
我々が、選手のチームの背中を押す時。


サポも、粘り強く頑張りましょう!
正に今こそWIN BY ALL!ですよ!





妄想フォーメーション貼って。
簡単に終わりにします。





今節は、前節出場停止のパウリーニョが復帰。
代わって、森本が前節の退場で出場停止。
勇人はまだむずかしいでしょう。
谷澤の怪我は、私には分かりません。



私は、ペチュニクの1トップと妄想しました。
トップ下に遥也、右SHに晃樹。
谷澤欠場ならば。
太亮を1列上げて、金井を左に回して。
右SBに北爪。
これもありかな、と思っています。


ただ、太亮は単独で前に出るタイプではないから。
自分で書いといてなんなんですが。
どうなのかな、と思っています。
私の意図は。
金井を前に上げて北爪つかうならば。
金井よりも太亮上げてくれ、と思っています。
バランスとかディフェンス考えて。



そして、也真人が関塚さんの信頼を再び勝ち得て。
スタメンやベンチに復帰出来るか。
まだ見ぬ期待の新戦力、能登の台頭は。
この辺も、注目ポイントですね!



今日は恒例になった。
試合前々日の非公開練習。
関塚さんが誰を選び、どう選手を導き、どんな指示を与えたか。
関塚さんも今、真価を問われていると思います!





最後に。
ペチュニクが、スロベニア代表のユーロ2016予選対イングランド戦に選出され。
札幌戦後、一時チームを離れます。
札幌戦の次のホーム・福岡戦は欠場します。


ペチュニクを、札幌戦の勝利で代表に送り出したいですね。
ペチュニク欠場の福岡戦は。
正直チームには厳しいですが。
チームに代表選手がいる事は。
カテゴリーや性別・国籍問わず、我らの誇りです。


札幌戦の勝利でペチュニクを送り出して。
福岡戦の勝利でペチュニクを迎えましょう!
ネイツ ペチュニク HEY HEY HEY!





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