2016J2リーグ第2節 岡山戦観戦記(スカパー) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

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とても勿体無い試合だったと思います。
今季の最初のアウェーゲームは敗戦でした。
今日も勝手に振り返ります!





2016J2リーグ第2節
シティライトスタジアム 3/6 14:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 1 ー 2 ファジアーノ岡山 
         (前半 0 ー 0)
         (後半 1 ー 2)





スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF 阿部 翔平
DF 近藤 直也
DF イ・ジュヨン
DF 多々良 敦斗
MF アランダ
MF 山本 真希
MF 井出 遥也(65分 → 長澤 和輝)
MF 小池 純輝
FW 船山 貴之(81分 → オナイウ阿道)
FW エウトン(65分 → 吉田 眞紀人)



ベンチメンバー

GK 藤嶋 栄介
DF 若狭 大志
MF 佐藤 勇人
MF 長澤 和輝(65分 ← 井出 遥也)
MF 富澤 清太郎
FW 吉田 眞紀人(65分 ← エウトン)
FW オナイウ 阿道(81分 ← 船山 貴之)



得点

70分 長澤 和輝②



警告/退場

48分 エウトン 警告②



スタメン・フォーメーション





スタッツ

シュート:16-12
GK:10-12
CK:6-3
直接FK:17-15
間接FK:0-3
オフサイド:0-3
PK:0-0



第2節時点
J2リーグ 10位
勝ち点 3
得点 3
失点 3
得失点差 0
完封試合 0



勝ち①
分け
負け①



今季得点

吉田 眞紀人①
長澤 和輝①②



今季警告/退場

エウトン 警告①②
多々良 敦斗 警告①





今季最初のアウェーゲームは。
1-2の敗戦でした。


昨季中盤から。
ずいぶんとアウェーで勝てていない印象です。
詳しくは、調べてみないと分かりませんが。



この試合の率直な印象・感想は。
“今現在のジェフが、はっきり表れた試合”って感じです。


いい所も悪い所も。
どちらもはっきり出た試合だったかな、と思っています。



今日は、最初から結論みたいな事書きますが。
これが、選手を大幅入れ替えしたジェフの。
今現在の正直な実力・強さだと思います。


私は、悲観も楽観もしません。
監督は替わらなかったけれど。
選手はほぼ全取っ替え。
ジェフは、一からやり直す決断をしてシーズンを迎え。
開幕2試合目でシーズン最初の敗戦。


ピッチに立つ選手の。
技術とセンスは。
昨季よりも上と思いますが。
まだ完全にはチームになれていない。
現状では、選手個々の技術とセンスで。
なんとか遣り繰りしている段階。


いい面悪い面。
ある程度予想の範疇。


今のジェフは。
結果に拘る事も、当然必要ですが。
よい所を更に突き詰め。
課題を解消する努力と工夫をする。
これを日々の練習で繰り返し。
週末のピッチで実践する事が、とても大事な事と思う。



新しくJ2リーグに参加したクラブ。
そう言ってもいいくらい、昨季からの積み重ねは無い訳ですから。
開幕前の短期間で。
チームが完成する訳ない。


日々の練習で、チームとしての完成度を上げて。
日々進化していかなければいけない。
今のジェフは、そういう状況だと思います。


ただ、J2のリーグ戦を戦う事でなければ。
高めていけない事は、多々あると思う。
練習やTMだけでは、追求出来ない部分。
実戦でなければ、チームを成長させられない要素。
感じられない事。
これは必ずある。


そういう意味でも。
まだまだ結果だけに拘らなければいけない時期ではないと、私は考えます。



我々の最終的な目標は。
シーズン42試合終わった時点で。
一番上にいる事。


もちろん各々の試合での。
勝ち点や得失点は、最後に効いてくるとは思いますが。
今はただ結果だけに拘る段階ではない。
そう思っています。


勝利を重ねる事によって得られる。
メンタル面でのメリット等は。
もちろんありますが。
今は一喜一憂しない事。
私はこれと思っています。



現状上手くいっていない事があっても。
それは今後の伸び代と考えたい。
今上手く出来ている事は。
今後更に伸ばせば大きな武器に出来る。
私はそう考えたいです。



最初に、まとめみたいな事を書いてしまいました。
ここからは、一日遅れなので尚更簡単に。
試合を振り返りたいと思います。





試合は、お互いにロングボールを蹴って。
お互いにチャンスを作る展開から始まります。


お互いに手堅いというか。
様子見の様な展開が序盤は続きますが。
徐々にジェフがボールを動かす展開に。



岡山が予想と違った5-3-2気味のフォーメーション(多分)。
全体的にポジションが低く。
前の2トップは、大してジェフにプレッシャーを掛けてきません。


エウトン・船山の2トップと、左SH遥也はコンディションがよさそうで。
積極的にボールを呼び、走れていました。


アランダと山本のダブルボランチは。
徳島戦よりも高いポジショニング。
山本が前後左右に走り、アランダがパスを散らしゲームを作る。
徳島戦の反省点からの前進が見られました。



岡山は、前半耐えて後半勝負って意図だったのか。
人数掛けて守ってはいるけれど。
厳しくジェフの選手にプレッシャーにはきません。


エウトン・船山・遥也が細かくポジションを修正し。
岡山の選手と選手の間に入ってボールを呼び。
そこにタテパスが入る。
3人に入ったボールを。
後ろからSBやボランチが出ていって、前を向いて受け直して。
相手を押し込んでいく。


岡山が受け身になっていた事も大きな原因とは思いますが。
前半途中からは、ジェフが“試合の主導権”を握る展開だったと思います。



特に目を引いたのが。
左SH遥也と左SB阿部とボランチアランダの3人の関係。


アランダだけではなく。
阿部も、SBのポジションから。
ゲームを作る事が出来る。
以前から書いている様に。
遥也は、相手に囲まれてもボールをキープ出来る技術があるが故に。
チームの攻撃の流れを切ってしまったり。
遅らせてしまう癖がありますが。
アランダと阿部が近くでプレーする事で。
改善の兆しが見えたと思います。


遥也は、関塚監督の元では。
チームの連携で相手を崩す事よりも。
単騎で仕掛ける部分を多く求められていたんじゃないかと思います。
昨季までは、トップ下を置いた試合以外では。
遥也へのサポートは、実際に少なかったと感じています。
そして今季は、昨季まで以上に。
自らのゴールを求められている。


ボールを失わない技術を持つ遥也。
右足のアウトサイドでのターン等は、特徴的なプレー。
今の遥也は、ボールを持つと。
ゴール前の味方のチャンスを作る事よりも。
自分が直接ゴールに絡むプレーが頭に浮かんでいると思います。
近くでパス交換したり、連携で相手を崩す場面が今まで少なかったので。


それがチームの流れに乗れない大きな原因と、私は勝手に思っています。
ただ、近くにアランダや阿部がいて。
パス交換したり、ワンツーパスを狙える選手がいれば。
そこのポジションでは連携で崩す、って意識が出てくると思います。


昨季トップ下に也真人が入った時や。
今季長澤が、右SHでも中に絞ったポジション取ったり。
トップ下に入った時は。
連携して崩す事が出来ていた。
遥也はやっぱり、中に切れ込んで相手ディフェンスラインを切り裂く事が最大の特徴。
その外側を阿部が突く事も、チームとしての狙いと思う。
昨季の谷澤・太亮よりも、タテへの速さと破壊力があると思う。


遥也をチームで活かす為には。
近くでプレーし、互いに感じ合う事が出来る選手が必要なんだと思います。
それが2トップなのか、逆サイドのSHなのか。
ボランチなのか、SBなのか。
トップ下を置く事なのか。
今日は書き切らないので。
次節のプレビューで書こうかなと思っています。




ちょっと話が飛びましたが。
前半は、ジェフが意図するfootballを実践出来る時間が多かった。
ただ、いくつかの決定的な場面を含め。
確か前半だけで9本か10本シュートを打ちましたが。
ゴールを決める事が出来ず。


2トップにタテパスを当てる事。
これ以外の、攻撃の形がまだまだ明確ではないジェフ。
引いて守る岡山を。
隙はかなりあったと思うのですが。
崩し切る事が出来ませんでした。



中弛みして、前線のプレーの変化が少なくなってきたジェフ。
前半から飛ばしていたであろうジェフの動きが落ちてくると。
岡山がボールを動かし始めます。


ボランチが1枚アンカー気味にポジションする。
3-1-4-2(多分)フォーメーションへ。
アンカー気味の矢島がボールを動かして。
おそらくばっちり試合前から準備していたであろう。
ジェフ対策を繰り出してきます。



ジェフの両サイドの深いポジション。
ここに長いボールを入れて。
後ろから選手が出ていく。


岡山の攻撃の意図は。
明確でした。
ボールを奪うと、素早くカウンター気味に。
ジェフの両サイド深くを突いてくる。
そして、そこからのサイドチェンジ。



今季のジェフは。
プレシーズンから書いてきましたが。
4-4-2の4-4がラインを揃えて。
各々のエリアを守るスタイル。


入ってきた選手やボールに対して。
どう対応するか。
この辺の連携と、意図の共有が。
まだまだ出来ていません。


開幕戦の徳島も。
2節の岡山も。
ここを狙ってきました。


徳島には、最終的には相手の意図通りにはさせませんでしたが。
岡山には。
きれいにそこから攻撃を作られてしまいました。



前半終了間際に。
右サイドでボールを奪い切れない内に。
中にクロスを入れられ。
人数は揃っているのに。
フリーでゴール正面からシュートを打たれました。


このシュートは枠を外れましたが。
決定的な場面を作られてしまいました。
後半開始からも、この流れは変わらず。


51分の失点は。
岡山の右サイドから、ジェフの右サイド奥へのロングパス。
ここにジェフの選手も、岡山の選手も。
それぞれ2人いましたが。
選手に付くのかスペースを埋めるのか曖昧で。
結局多々良が競り負け、こぼれたボールに小池がチェックにいけず。
岡山の選手の足元に、フリーでボールが渡り。
この選手が、更にシュートではなくゴール前にクロス。


この選手の足元にボールが入った時点で。
押谷はゴール前に走り込んでいましたが。
CBの2人は、まったく捉えられていませんでした。
その後クロスが入った時に。
右SB阿部が対応にいきますが、まったく間に合わず。
きれいにゴールを奪われます。


押谷が、オフサイドポジションだった気もしたのですが。
微妙な所なので、私には分かりません。



ここまできれいに左右に振られれば。
ディフェンダーもゴールキーパーも。
対応出来ないのが正直な所だと思います。
どうしても目でボールを追ってしまいますし。
そこに、前を向いて突っ込んでくる相手は。
なかなか捕まえられないと、私も思います。


62分の失点は。
もう面倒なんで詳しく語りたくないんですが。
左右に振られた上に。
阿部が倒されてマークを外し。
ペナルティーエリアの中で、フリーでクロスを上げられてしまった。
これも、岡山のファールじゃないかなと思ったんですが。
レフリーが取らなかったのですから。
ファールではなかったのでしょう。


ちょっと皮肉を言いましたが。
どちらの失点も。
正直に言えば、“岡山お見事!”って感じのゴールです。
よくジェフを分析し、それを確実に選手が実践してくる。
やっぱりJ2は厳しいリーグです。



ゴール前で、この様な状況を作られてしまえば。
ゴールを守る事は難しい。
ではこの様な状況を相手に作らせない為には何が必要か。


この辺の課題は。
関塚さん就任当初から続く課題と思っています。


多くの方が言われていますが。
後ろのラインを揃えて、スペースを埋めて守る戦い方は。
SHとボランチの運動量と。
気の利いたポジショニングに依存していると。
私も思います。


2014シーズンは。
右SHの幸野志有人(当時レンタル・現東京)と右SBの山口慶(2014で引退)のディフェンス力と運動量。
そして慶とボランチ勇人のポジショニング。
これで攻撃的な左サイドをカバーし守りました。


昨季2015シーズン序盤は。
猪突猛進するパウリーニョの後ろを。
ボランチ勇人と右SBの金井貢史(現横浜Fマリノス)の抜群のポジショニングとバランス感覚で守る。


2014シーズンの途中から指揮を取る関塚さんですが。
はっきり言えば。
過去2年間は。
チームの戦術として、ディフェンスの構築は出来なかった。


今季もプレシーズンからここまで。
組織だった守り方は見えてこず。
プレシーズンには、この辺はあまり課題として認識されていなかったとも感じます。


もう、この辺の課題は。
選手同士のコミュニケーションで解決していくしかないのかな。
そう思っています。
ただ、このリーグ戦2試合で。
選手は身に沁みて実感したと思いますし。
相手は今後も確実に狙ってきます。


失点を減らす事は。
関塚ジェフの、今季の大きな目標です。
ここからどうするべきなのか。
すいません、これも追々書いていこうと思います。
私のレベルでは、毎度言いたい事はすべて書けないので。
すいません。




62分に2点目を失った後。
65分にジェフは、2枚の交代カードを切ります。


遥也→長澤、エウトン→眞紀人。
フォーメーションは。
眞紀人左SH、長澤トップ下の4-2-3-1(多分)。


この交代後、長澤が2試合連続となるゴールを決め。
終盤負傷した船山に代わって阿道が1トップに入りますが。
このまま追い付けず、1-2の敗戦。



J2リーグで、後半相手に先制もしくはリードされれば。
相手は固く守って、前に出てくる相手の裏を狙ったカウンターを仕掛けてくる。
岡山も同様でした。


攻撃の形も、まだまだ構築出来ていないジェフには。
2点のビハインドは、正直重かった。


J2で0-2から後半相手に追い付く、もしくは逆転する力は。
まだまだ今のジェフにはない。


ただ、“トップ下長澤”っていうのは。
今後へのヒントになる気が。
勝手にしています。
これも次のプレビューで書く予定です。





今日も超簡単ですが。
一日遅れの更新なので。
この辺でまとめます。



岡山戦は。
今出来る事と課題が。
はっきり表れた試合でした。
プレシーズンから分かっていた事と、未知数だった事。
まとめて、はっきり出てきていると思います。


見方によっては。
敗戦のショックがとても大きい人もいると思います。


まだまだ悲観する必要はありません。
楽観する事も出来ません。
私はそう思っています。


最初に書いた様に。
出来る事を伸ばし。
課題を克服する。
これを日々の練習~試合で繰り返し。
毎週一歩でも前進する事。
これが今ジェフが取り組むべき事。


悲観も楽観も、まだまだ必要無し。
ただ前向きに、愚直に前進を目指す。
チームはそうあるべきと思いますし。
我々サポもそうなのかな、と思っています。



負ければもちろん悔しい。
岡山戦も、簡単に失点して負けましたが。
勝てる試合であったとも思います。


それは、我々サポよりも。
選手と監督が、強く思っているはずです。


結果に一喜一憂するだけではなく。
腹を据えて、チーム・選手を後押ししたい。
ゼロからやり直してるクラブですからジェフは。


目の前の結果から。
何を得て、次に活かせるか。
選手も監督もクラブも、そして我々サポも。
そんな感じで頑張っていきましょうよ。
酔っ払い、勝手にそう思っています。





今日は(も)中途半端ですが。
これで終わりにします。


最後に一言だけ言えば。
ネガティブ・後ろ向きの発想や思想に。
明るい前向きな結果は付いてこないと。
個人的に思って生きているので。


よい結果が出た時には、厳しい目で。
あと一歩って時には、根拠も無く前向きに。
私はジェフに関わっていきたいです。


私の勝手なスタンスなので。
気にしないでください。
そんな感じで今季もやっていきます。


今季は、試合観戦記が一日遅れる事が多いと思いますが。
お相手頂けると幸いです。





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



HP作りました。
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いつもいつも本当にありがとうございます。
酔っ払い、お相手頂けるだけで嬉しいのに。
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今日の一言「42試合終わった時点で一番上にいる事が目標だぜ!」