2016J2リーグ第15節 長崎戦観戦記(スカパー) | 酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

酔っ払った犬(♂)のちょっと長い呟き

ジェフの試合観戦記等ジェフネタをアップする予定。
その他日々の雑ネタをズラズラ書きます。
基本的に自己満足日記です。
twitter 酔っ払った犬(♂)@jefunitedforce
HP 犬小屋(酔っ払った犬(♂)のお家)

3連勝は、またも達成出来ず。
勿体無いし、残念な結果でした。
今日も勝手に振り返ります!





2016J2リーグ第15節
長崎県立総合運動公園陸上競技場 5/28 18:00kickoff





ジェフユナイテッド千葉 1 ー 1 V・ファーレン長崎
         (前半 1 ー 1)
         (後半 0 ー 0)





スタメン・選手交代

GK 佐藤 優也
DF 阿部 翔平
DF 近藤 直也
DF イ・ジュヨン
DF 多々良 敦斗
MF 長澤 和輝
MF アランダ
MF 船山 貴之(87分 → 菅嶋 弘希)
MF 井出 遥也(90+1分 → 北爪 健吾)
FW エウトン
FW 町田 也真人(69分 → 吉田 眞紀人)



ベンチメンバー

GK 藤嶋 栄介
DF 北爪 健吾(90+1分 ← 井出 遥也)
DF 比嘉 祐介
DF 大久保 裕樹
DF 若狭 大志
FW 吉田 眞紀人(69分 ← 町田 也真人)
FW 菅嶋 弘希(87分 船山 貴之)



得点

18分 井出 遥也②



警告/退場

55分 近藤 直也 警告②
90+2分 北爪 健吾 警告①



スタメン・フォーメーション





スタッツ

シュート:12-9
GK:7-14
CK:5-4
直接FK:9-8
間接FK:1-2
オフサイド:1-1
PK:0-0



第15節時点(暫定)
J2リーグ 8位
勝ち点 23
得点 18
失点 16
得失点差 +2
完封試合 5



勝ち①②③④⑤⑥
分け①②③④⑤
負け①②③④



今季得点

町田 也真人①②③
長澤 和輝①②③
吉田 眞紀人①②
富澤 清太郎①②
エウトン①②
井出 遥也①②
船山 貴之①
山本 真希①
オナイウ 阿道①
近藤 直也①



今季警告/退場

エウトン 警告③
アランダ 警告②
井出 遥也 警告②
長澤 和輝 警告②
イ・ジュヨン 警告②
多々良 敦斗 警告①
山本 真希 警告①
若狭 大志 警告①
阿部 翔平 警告①
オナイウ 阿道 警告①
近藤 直也 警告②
北爪 健吾 警告①





今日も一日遅れの更新です。
昨日今日と、かなり疲れてしまったので。
今日はいつも以上に簡単にまとめます。





まずはメンバーから。
スタメンでは、ボランチの山本に代わってアランダが怪我から復帰。
久し振りの実戦になりました。


そして山本はベンチ外でした。
再び怪我か、コンディション不良か。
理由は分かりませんが。
やっとアランダが復帰と思った矢先に。
再び怪我で離脱となると、チームに取っても厳しいですね。



ベンチのメンバーは変わらず。
今日もベンチメンバー7人の内。
DF登録の選手が4人で、あとはGKとFWが2人。


北爪と若狭は。
ディフェンスと中盤と、両方のポジションで考えているのでしょうが。
本職ボランチのベテラン4人の内3人が、未だTGにも出場出来ていない現状は。
正直に厳しいなと感じます。





昨日の試合を、簡単な言葉で表現すると。
“手堅い試合”、お互いにこれだと思います。



長崎は、開幕戦以来勝ちが無く。
前節アウェー山口戦が、久し振りの勝利・今季2勝目だったみたいです。
ホームでは、未だ勝ちが無いみたいです。


対するジェフ。
今季のアウェーゲームの結果は。
1勝1分4敗、得点6の失点10。


“ホームで勝てない”長崎と。
“アウェーで勝てない”ジェフが対戦する。
長崎の“ホームゲーム”。
前節山口にアウェーで勝った長崎が。
もっと前に出てくると予想していたのですが。
お互いに“手堅い試合”になってしまった印象です。




長崎は、フォーメーション図では3バックになっていましたが。
ジェフがボールを保持する場面では。
完全に5バックの5-3-2でした。


ただ、ボールと逆サイドのウイングバック(WB、サイド大外の選手)が中盤“3”の列まで上がってきて。
スペースを埋めたり、ジェフのサイドチェンジに対応する場面もあり。
最初は、5バックなのか4バックなのか。
よく分かりませんでした。
テレビだと、ジェフの選手が後ろ~中盤でボールを持っている場面では。
相手のディフェンスラインが、画面の枠の中に映らない事も多いので。


こういう所も。
スタジアムで試合を見るのと、テレビで試合を見る事の違いだと思います。



対するジェフは。
前節と同じ4-4-2フォーメーションですが。
ボランチが“長澤・山本”コンビから“長澤・アランダ”コンビに代わった事によって。
タテの関係を意識していた“長澤・山本”コンビの時よりも。
ヨコの関係に変化していたかなと思います。


アランダを、攻守両面で活かす意図があったと思いますが。
その分、長澤には。
ディフェンス面での負担が増え。
更に攻守や中盤のバランス取りや、スペース管理等。
役割・負担が増えたかな、と感じました。




“手堅い試合”と書きましたが。
序盤の長崎は、積極的に前に仕掛けてきました。


ジェフの2トップから中盤にかけてのプレッシャーを避ける為か。
高さと強さのある選手に、ロングボール当ててきたり。
スピードのある選手が、ジェフのディフェンスライン・特にSBの裏のスペースを突いてきたり。
奪ったボールを、タテに速くシンプルに。
ジェフゴールに向かってきました。



先制点は13分の長崎。
CB近藤から、右サイドから中に走った遥也目掛けたロングボール。
これは、長崎GK大久保に抑えられます。
そしてGK大久保は。
遥也が空けた、ジェフから見て右サイド。
長崎の左WBにスローイン。


2トップのエウトンも。
ボランチアランダも。
このスペースを、チェック出来ていませんでした。


長崎左WB松本は、ドリブルで一気にジェフ陣内中央へ。
アランダと右SB多々良がチェックにいきますが。
その前に、ゴール正面にいた2トップ永井へパス。
この時、もう1枚の2トップ佐藤洸一は。
松本・永井の少し後ろのポジションを走っていました。


ゴール正面に、ディフェンスラインの4枚とボランチ2枚が集まってしまったジェフ。
ポッカリ空いた、ジェフの両サイドのスペース。
ジェフの左サイドのスペースに、長崎右WB岸田が走り。
永井は1タッチして、岸田へパス。
この時、ジェフの右サイドのスペースには。
2列目の梶川も走っていました。


ペナルティエリア左角でボールを足元に納めた岸田は。
ゴール前逆サイドに、軟らかいクロス。
これを後ろから走ってきた佐藤洸一に、ヘディングでゴールに叩き込まれます。


この場面で。
岸田のクロスの先には。
長崎の2トップ、永井と佐藤洸一が走り込んでいました。
対応したジェフの選手は。
ボランチアランダが下がりながらと、右SB多々良。



相手左WBが、中に向けて斜めにドリブルで仕掛け。
ゴール前の2トップにボール当てて。
それを右WBに展開され。
更に逆サイドへのクロス。


ジェフの選手は。
真ん中に集まってしまい。
更にボールを見てしまい。
簡単に失点。


左大外には、梶川も走っていましたし。
もし佐藤洸一に、直接ヘディング叩き込まれなくても。
ペナルティエリア内に、更に長崎の選手がフリーなポジションにいた。


毎回書いてきましたし。
長崎戦プレビューでも書いた課題が。
まったく改善されず。
前半開始早々に、今季ここまで2回しか勝っていない長崎に。
簡単に先制されてしまいます。



直後にも、長崎の勢いに押され。
近藤と優也の連携ミスから、梶川にプレゼントパス。


ゴール前どフリーの永井にクロスを上げられ。
簡単にシュートを決められます。


これは、オフサイドの判定で。
ゴールとは認定されませんでしたが。
ジェフが意図して取ったオフサイドではありませんでしたし。
明らかにオフサイドではありましたが。
完全にジェフはやられてしまいました。



本来チームを引っ張るべき存在の。
キャプテンGK優也と、ディフェンスリーダーCB近藤。
これは、やっちゃいけないミスでした。


ピッチ上のリーダーが、はっきり言えば“不在”のジェフ。
後で書きますが。
この辺は、大きな課題だと感じます。




いきなり息の根止められたかとビビりましたが。
ジェフは直ぐに、同点に追い付きます。


長崎陣内左サイド深くでの、阿部のスローインを。
ペナルティエリア内で、エウトンが簡単に遥也にボールを落とします。
これを、遥也がダイレクトでシュート。
長崎ディフェンダーに、僅かにかすったみたいですが。
長崎GK大久保の、右の脇を抜いてゴール。
ジェフが、直ぐに追い付きます。



話が逸れますが。
大久保は、かつて共にジェフで戦った仲間です。
当時は、岡本からポジションが奪えなかった。
そして、出場機会を求めて長崎に移籍。


当時、大久保が越えられなかった壁である岡本は。
今、ジェフでベンチにも入れず。
第3GKのポジションです。


巡り合わせって、本当に不思議ですね。
ポジション得られずに移籍した大久保が。
ジェフのシュートを弾きまくり、ゴールを守り。
ジェフは勝利出来ず。
大久保の壁であった岡本は。
ベンチにも入れず。
大久保が、ジェフのシュートを防ぐ度に。
なんか不思議な気分で試合見ていました。





話が逸れました。
元に戻すと。
お互いに1点づつ取り合ったこの辺の時間を境に。
最初に書いた、“手堅い試合”になっていきます。



先制されたけれど、遥也のゴールで追い付いたジェフ。
一気に逆転しようと。
積極的に前に仕掛ける様になります。


長崎は、完全に引いてきて。
奪ったボールをカウンターって試合をしてきます。



完全に長崎が引いているので。
圧倒的にジェフがボールを保持する展開に。


ただここで、ジェフは引いた長崎をなかなか崩せず。
ジェフがボールを保持しているだけで。
お互いに特別なアクションの無い、平凡な試合展開になってしまいました。




一つの原因は。
ジェフが、ボールを保持しているのに。
後ろから効果的にボールを動かせず。
単調な、リスクを掛けない攻撃に終始してしまった事。


引いた長崎は。
2トップがプレッシャーを掛けてきましたが。
それは、単発でジェフのCBに仕掛けるだけで。
連動して、ピッチ全体でプレッシャー掛けてくる場面は。
ほぼありませんでした。


前述した様に。
昨日は“ヨコの関係”だったボランチの2枚。
ジェフがボールを保持する展開で。
左右に開いたCBの間に、ボランチ1枚が降りてくる展開は。
ほとんどありませんでした。


結局、超簡単に言うと。
CB2枚からの展開。
後ろでボールを動かしてのゲームメイク。
ここが、イマイチでした。



ここまでも書いてきましたが。
相手がボールを奪おうと狙ってくるのは。
ジェフの右サイド、イ・ジュヨンと多々良の所です。


相手は、イ・ジュヨンを狙ってくるし。
そこからのパスの行き先に。
当たり前にプレッシャーを掛けてくる。


長崎は、前から連動してプレッシャーにくる訳ではないので。
1回2回、それを潜れれば。
5バックの前に、多くのスペースと時間がある。
ただ、それを。
ほとんどジェフは使えませんでした。



長崎は中途半端にプレッシャーにくるので。
一つ二つ交わせれば、大きなチャンスが作れる。
でも、ジェフも中途半端にボールを奪われて。
カウンター受けるのを恐れて。
勝負を仕掛けない。


イ・ジュヨンと多々良の所を狙われているんだから。
それこそ、近藤と阿部の左サイドでボールを動かせればいいのですが。
ジェフの左サイドは。
当然何処のクラブも警戒してくる。


それで、イ・ジュヨンと多々良のサイドに。
ボールが動くのですが。
昨日のボランチは。
攻守や左右のバランスを取れなかった。



ボランチの2枚は。
実戦で組むのは、初めての二人。
特に長澤は、いくら能力が高くても。
本来のポジションではない。


二人で同じサイドに寄ってしまったり。
一緒に前に出てしまったり、後ろに下がってしまったり。
長澤を、主に攻撃面で活かす為に。
前節までは山本が、気を使ったプレーをしていましたが。
昨日の試合では、それが無かった。


長澤が悪いとか、アランダが悪いとか。
イ・ジュヨンと多々良が悪いとか。
そういう話ではないのですが。
結局ジェフは、相手に警戒されている左からはゲームを作れず。
それを、右に押し付ける様な形で。
結局上手くいきませんでした。




長崎の5バックの前のスペースで。
ボールを呼んでいるし。
そこにボールが入れば。
スペースも時間も無い中でも。
攻撃を作れる、前の4人。


でも、そこに素早くタテパスは入らず。
リスクを意識し過ぎて。
ボールを横や後ろに動かしてばかり。


ホームで初めて勝ちたいけれど。
これ以上負けたくもない長崎にとって。
昨日のジェフは、まったく驚異になれなかった。



長崎は、ジェフがリスク掛けて攻めてこないと見て。
後ろに引いて、悠々守ってきた。
普通に考えると。
というか、もしジェフだったらと考えると。
無理してでも、勝利を目指してくる展開なのに。
長崎は、引いてカウンターって展開を選択してきた。


対するジェフも。
リスクを掛けて勝負は仕掛けず。
左サイドを駆け上がった阿部のクロスを。
長崎DFが、手で止めるも。
レフリーは、PKを取らず。
以降は、お互いに更に単調な展開に。



長崎は、ここから更に負けると。
J3への降格が、本当に見えてくる。
未だ勝利の無いホームゲームでも。
リスクを掛けずに。
ベタ引きカウンターに賭けるしか。
現状は、やりようがないんだと思います。


ジェフは、ここで勝てないと。
どんどん昇格が遠退いていきます。
ただ、どれだけ最低な結果になっても。
負けたくない。
勝つか負けるか、Do or Dieではなく。
勝てなくても、負けたくない。


後半は、正直お互いにこんな試合でした。
お互いに負ける事を恐れて。
リスクを掛けなければ。
こんな試合になってしまう。
そんな、お手本の様な試合でした。



お互いに、課題を晒して。
そこを突かれて失点。
以降は、なんとも締まりの無い展開。


関塚さんとしては。
選手交代で。
なんとか負けずに、出来れば勝ちたいみたいな意図だったと思いますが。
3連勝を目指した試合で。
改めて課題が見えてしまいました。


選手がただ走るだけでは。
ここから暑くなる時期に、何も解決策にはならない。


ひどい言い方すれば。
長崎は、現状J2で下位に位置するチーム。
テレビで見ていても。
プレーオフに進出した昨季までの面影は無いチームでした。


その長崎に対して。
無難なボール回しくらいしか出来ず。
圧倒的にボールを保持しているのに。
結局何も出来なかったジェフ。




まあ、正直。
それぞれのクラブを熱狂的に応援するサポでなければ。
まったく面白い試合ではなかったと思います。


勝つ事よりも。
負けたくない。
負けたくないけれど、もしも上手くいけば勝ちたい。
お互いに、こんな試合だったと思います。



長崎の事は分かりませんが。
ジェフは、こんな試合していたら。
昇格なんて出来ない。


それを、クラブも選手も。
改めて意識するべきと思いますし。
こんな試合していたら。
フクアリに参戦するお客さんも。
どんどん減ってしまうよ。




前線の選手には。
大いに期待していますし。
よいfootballが出来る様になってきたと思っています。


ただ、現状では。
色々な意味で、バランスが悪い。
悪過ぎる。


今日はもう眠くて。
これ以上語るのは無理なので。
次の札幌戦プレビューで書きます。


すいません、もうキツいので。
途中ですが、終わりにします。


Good Night!





今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。



HP作りました。
犬小屋(酔っ払った犬(♂)のお家)
こちらも是非宜しくお願いします!



今日も是非ポチっとご協力お願いします!

ジェフユナイテッド千葉 ブログランキングへ



今日の一言「眠い、直ぐに寝るよ!」