摂食障害 子供への影響その① | 過食症の完治を目指して

過食症の完治を目指して

摂食障害(過食症)を患って20年。最初は何よりも痩せることで頭がいっぱいだった。いつしか痩せることと食べることに全てが支配された。気づけば心身がボロボロ。とうとう回復の道を歩くことになり、今、症状は落ち着いている。回復過程で得たことなどをつづります。

こんばんは(^^)/


今回は、
妊娠、出産、育児、を経験し、また、同時に摂食障害の根本治療の道を歩んできた、
私自身の経験をもとに、

摂食障害が、どのようにかわいい我が子に影響するか、というお話をしたいと思います。




摂食障害を患う皆さんは、
「妊娠をすれば治る」と思っていませんか?

また、摂食障害でお子さんがいらっしゃるかたは、
病気の影響と言っても、「うちの子は元気だから大丈夫」と思っていませんか?




それらは、
私は、間違った認識だと考えています。


摂食障害は難病。
どんなにコントロールをしたくても、食べ過ぎや食べ吐きをやめられないほどの病気の心は、
その人の子供のころからの生き方として深く根づいています。


もし症状が一時的に止まっていたとしても、
その病気の心と生き方は、なくなることはありません。
その、「病気の心と生き方」が、子供に影響していくのです。


生き方の一部として、
「完璧主義」
「何かって言うとがんばりすぎちゃう」
「0か100か、で考えてしまう」
「周りの人を、敵か味方のどちらかで見てつきあう」
「人優先で自分はがまん」
「人の評価を基準にして判断する」
など…


これらは、
無意識に、身近な人(子供を含む)を苦しめるのです。


もしかしたら、
自分自身はそんなに苦しく感じないかもしれません。
それもそのはず、、、
心とはうまくできているもので、
耐えられる苦しさしか感じられないようにできているんですから。


それなのに、
確実に、大切な身近な人たち(子供を含む)は、影響をうけ、辛い生き方を身につけるなどしていくのです。


これこそが、
世代間連鎖なのではないでしょうか。


それでは、それを防ぐためにどうしたらよいか。


それは、
お母さん自身が、
病気を治療すること、
それが第一なのです。


遅すぎることはありません。
実際、私も、摂食障害を患って十数年経ってからの根本治療となりましたが、
回復してくることができました。


大切な我が子が、その子らしさをのびのびと発揮し、幸せな人生を生きてくれたら…。どんなにうれしいか…!


治療していく上で、そんな大切な人たちは、きっと大きな力になってくれると思います。


一緒に、一歩一歩歩いていきましょう…(*^^*)



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