心の成長に抵抗する力(治療をやめたいとき) | 過食症の完治を目指して

過食症の完治を目指して

摂食障害(過食症)を患って20年。最初は何よりも痩せることで頭がいっぱいだった。いつしか痩せることと食べることに全てが支配された。気づけば心身がボロボロ。とうとう回復の道を歩くことになり、今、症状は落ち着いている。回復過程で得たことなどをつづります。

こんにちは(^^)/
昨日は、思いの外しっかりと雨が降りましたね…^^


さて、
治療をがんばって続けているかたは、
行き詰まったり、諦めたりしたくなることがあると思います。

何か、治療を辞めざるを得ない、
正当な理由がある場合でさえ、
「心の成長に抵抗する力」が働いている場合があります。


それは、
もういいや、
とか、
こんなことしてもどうせ変わらない、
とか、
こんなにやることがたくさんあるんだから、治療などやってる場合じゃない、
とか、
お金が足りないから、

などという形で出てきます



例えば…

認知行動療法をやっていて行き詰まったときの場合】

■■□□□□■■□□□□■■
日々、自分の認知のゆがみに気づき、
自分を否定されているように感じたりして辛い面が出てきた。

体も心も辛いし、
自分に優しくするために、認知行動療法をやるのはやめよう、
とか、
やってもよくなっているかわからないし、むしろ辛くなっている気がするし、やめよう、
など思い、
やめてしまった。
■■□□□□■■□□□□■■

このような具合で、
出てきます。



しかし、



このような気持ちが出てくるのは、ある意味当然なのです。


なぜか、
と言うと、
認知行動療法など、心の治療法は、
ある意味厳しい側面を持っています。


本来、
皆、
自分の考えや気持ちに合う情報だけ取り入れ、それに反する情報を無視するものなのです。


それに対し、
認知行動療法などをやっていくと、

自分の価値観以外のところに、
成長するカギがある」
「そこに学ぶことで変化していける」
ということを、
ごまかすことができない、
というところにぶつかるのです。


これは、
心の病気を患う人にとっては、
ある意味厳しい面だと言えると思います。



ですが、
逆に、
治療をやめたい気持ちが出てきたとき、
「心の成長に抵抗する力」
だと気づくことができ、
踏ん張って治療を続けることができたら、

ぐっと前進するのではないでしょうか^^



それでは☆


みなさんが少しでも楽な気持ちで過ごせますように…