睡眠を科学する | なぜ元気なひとほど突然死するのか? 血管と予防の専門医が語ります

なぜ元気なひとほど突然死するのか? 血管と予防の専門医が語ります

「昨日まであんなに元気だったのに」
突然死は他人事ではありません。20年にわたる救命救急センターの経験から、健康であるために本当に必要なこととは何か?を伝えていきます

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あなたは、日中エネルギー高く、最大限のパフォーマンスで動けていると実感できていますか?

今日はそのために必要な、睡眠とエネルギーの関係についてお話します。

というのも、あなたの昼間のパフォーマンスを最大限に上げるためには
熟睡
睡眠の質を上げる
ことは、とても重要なことだからです。

睡眠の質が下がることは、昼間のパフォーマンスを下げるだけでなく、大きな弊害を生み出します。


睡眠は、特に自律神経系のバランスに強い影響を及ぼします。
熟睡できないと、夜中も神経は緊張状態から解放できなくなります。
ストレスに対抗する
抗ストレスホルモン
は、本来夜には体内分泌は極めて少なくなります。しかし、睡眠中もストレスを感じていると、このホルモンが一日中出続けることとなり、
潜病
副腎疲労
高血圧
心筋梗塞
脳卒中
突然死
などのおおくの病気の引き金になりかねません

では、睡眠の質を上げるには一体どうすれば良いのでしょうか?

方法は幾つかありますが、まず何よりも大事なことは


あなたは、睡眠を考えた習慣を取り入れているか??

です照れ照れ照れ

多くの人は、睡眠に入る前に自ら睡眠の質を下げる習慣を行っています。

ですから、まずはあなたが行っているほんの少しの悪い習慣を取り除いてみてください
突然死したくないならば!!


では、睡眠の質を妨げる悪い習慣とは??

★カフェイン
カフェインは実に油断ならない物質です。
カフェインは強い依存性があり、摂取しない状態が続くと不機嫌になったり禁断症状を引き起こします。
コーヒーには、特にカフェイン以外にメチルキサンチン類の化学物質が含まれることがあり、睡眠に悪影響を及ぼします。
また、カフェインには利尿作用があるため、睡眠中の脱水を招き、血液は固まりやすくなり、
朝方の脳卒中、心筋梗塞ガーンガーンガーン
を起こすことにもなりかねません。

ですから、特に午後の遅い時間からのカフェイン摂取は控えめにすることが大事です

★糖分
夜中に目が覚めてしまう人の中に、
夜中の低血糖
があります。
低血糖が起きると、アドレナリンやグルカゴンといった
脳刺激物質
が増加し、脳を興奮状態にしてしまいます。

そういった方には、就寝直前の
グルテンフリーのビスケット
少量のホットミルク
なとがお勧めです。

低血糖を恐れて夜にたくさんの食事をとることは、夜中の胃腸の負担を高めてしまい、やはり熟睡してできなくなりますのでお気をつけてニコニコニコニコ

★睡眠の質を上げるもの
・トリプトファンを多く含むものを普段から摂るのが良いでしょう
例)魚、鶏肉、牛肉、卵、ナッツ、カリフラワー
セロリ、ニンジン

トリプトファンは体内で心地よい睡眠に必要なセロトニンという物質を作ります。
しかし、トリプトファンからセロトニンを効率的に作るためにはビタミンB6やマグネシウムなどが必要です

・睡眠を助けるサプリメントや
ハーブ
ビタミンB6や、マグネシウムをしっかり取るために
高品質高容量の
マルチビタミン&ミネラル
セロトニンの前駆物質である
5-ヒドロキシトリプトファン
(5-HTP)
ハーブとしては
セントジョーンズワート
アシュワガンダ

などがあります。
サプリメントやハーブに頼る場合は
特に品質が極めて大事となりますので、お気をつけください。

睡眠の質を上げる習慣術はまだまだありますので、随時ご紹介していきますね。







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