血管もストレスを感じてる | なぜ元気なひとほど突然死するのか? 血管と予防の専門医が語ります

なぜ元気なひとほど突然死するのか? 血管と予防の専門医が語ります

「昨日まであんなに元気だったのに」
突然死は他人事ではありません。20年にわたる救命救急センターの経験から、健康であるために本当に必要なこととは何か?を伝えていきます

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【血管もストレスを感じてます】

色々な局面でストレスを感じる。
これは誰しもが経験していることと思います。

「ストレス」
これは、人と関わりあっていく上で避けては通れないものです。
ストレスを敵対視しながら生活していると、いつまでたってもストレスはあなたにとってネガティブな要素でしかありません。

しかし、ストレスを上手に取り込むことで、ストレスそのものがあなたにとってポジティブな要素へと簡単に変化します。

例えば、仕事をしていて何だかエネルギーが足りない、疲れやすい、もっとpowerfulでいたい、忙しくて時間が足りない、もっと集中力をあげたい、などなど思うことがあると思います。

実は、これらのストレスをネガティヴなものと捉えると、その感情はあなたのパフォーマンスを細胞レベルで低下させてしまうことになりかねません。

では、ストレスを感じている時に、あなたの細胞ではいったい何が起こっているのでしょうか?

「ミトコンドリア」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、生物のほぼ全ての細胞ひとつひとつの中に含まれているもので、エネルギー生成工場の役目があります。
このミトコンドリアの活性を高めることで、体内でのエネルギーレベルが上がり、疲れにくいカラダを手に入れることができます。

そして、ミトコンドリアの活性レベルを引き上げる有力な方法のひとつが、
「からだに適量のストレスを与える」
という事なのです。

カラダは、適度なストレスを感じていないと、エネルギーがなくても良いんだ、と細胞が勘違いを始め、エネルギーの産生を止めてしまいます。
一方、適度なストレスを与え続けると、細胞は、もっともっとエネルギーを作らなきゃ、と感じて、多くのエネルギーを産生し始めます。

ストレスを感じていることで、体内のエネルギーを作っているんだ、と考えられるかどうか。

その結果、ストレス耐性に強いカラダ、パフォーマンスの高いカラダ、パワフルな細胞を作り出すことができます。

ただ、一方で過度のストレスはいけません。
過度のストレスをからだに与えすぎると、ミトコンドリアのエネルギー生成はオーバーヒートしてしまい、
「活性酸素」という悪玉物質が体内に溢れ出します。

そしてそして、この
「過度のストレス」こそが血管にストレスをかけてしまうのです。

ストレスのかかった血管は強く緊張し、収縮し、痙攣し、閉塞し、突然の心臓発作を起こし、
最悪、
‼️「突然死」‼️

ストレスとうまく付き合う習慣を身につけることで、血管を強くし、エネルギー高い身体に進化させることが可能なのです。

では、その習慣とは・・・



拙著
「強い血管を作る5つの習慣」を読んでみて下さ〜〜い口笛口笛口笛



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