教室開業は、人生のどん底からのスタートでした。「未来はきっと変えていける」 | 字の先生になるには?ペン習字の先生になる講座/美文字の先生 /山田ひろ子/埼玉県さいたま市 硬筆ペン習字・硬筆検定受験対策

字の先生になるには?ペン習字の先生になる講座/美文字の先生 /山田ひろ子/埼玉県さいたま市 硬筆ペン習字・硬筆検定受験対策

美文字研究家 山田ひろ子 埼玉で硬筆ペン習字の教室17年目。本・雑誌・TVでも紹介した美文字のコツを分かりやすく伝えています。字がキレイになりたい人や先生になりたい人の前向きな一歩を応援!硬筆検定受験対策も可能です。


2018年。平成30年。
平成最後のこの年を、皆さんはどのようにお過ごしでしょうか。

わたしは、今日もプラザノースさんにてお教室を開かせていただいてました。

引っ越しと子どもの入園を機にプラザノースさんでの教室をはじめたので、プラザノースさんにお世話になって早10年になります。


はじめて場所の予約をする際に、セミナールームを見学させていただいて、この広いセミナールームを見たときに、

「いつかここを借りて講座できるように頑張ろう!」と意気込んだことを思い出します。

小さいお部屋でじゅうぶんだった講座も
おかげさまで、大きなセミナールームを借りられるようになり、

月1回だった講座も、プラザノースでは子どもと大人の教室両方含め、毎月5回開催させていただいています。

それが何年も続き、今ではライフワークとして当たり前のように毎月開催できていること、 

改めて幸せだなと感じました。

そして、
ありがたいな、としみじみ感じました。


教室をはじめる前のこと

今から14年前に
わたしは帝王切開で出産をしましたが
産後しばらくして徐々にうつ状態になっていき
わたしは人生のどん底でした。

自分に自信がなくなり、
自分のダメなところばかりに目がいき
落ち込む。その繰り返しで、

気持ちの立て直しが出来ず
落ち込んだ状態が続き
笑うことも減り、笑えない日々が続き
喜びも楽しみも感じられなくなり
不満をかかえ、優しくなれず
穏やかな気持ちになれず
そんな自分がどんどん嫌いになり
自分を責めて
毎日がただただ辛く
海の底の底に落ちていくような感覚を味わい
命が消えそうなほど生命力がなくなった
時期がありました。

心の中の
色んな葛藤を経て、

「今のままでは子どものためにも良くない。変わりたい。」と思い

後ろ向きで、マイナス思考で、
過去ばかりに目がいっていた自分を

前向きでプラス思考に
意識的に変えていく努力をしました。

意識を変えて
行動を変えて
毎日の習慣を変えて

なりたい自分や
かなえたい未来をイメージして
「次はこうしよう!ああしてみよう!」
と、どんどん考え行動していきました。

それを根気よく続けていくことで、
多くの夢が叶い
理想の未来に近づきました。


未来を変えていきたくて、

後ろを振り返ることはもうやめて、
自分の未来を創っていく

そんな気持ちでいたので、
教室をつくっていく全ての過程が
人生を切り開いている感覚で
どれも楽しく、生き甲斐になりました。

今では教室業も板についてきたので、順風満帆にやってきたように見えるかもしれませんが、私の教室開業はそんな、どん底からのスタートだったのです。

か細い声しか出なかったとき、
緊張で手も声も震えたとき、
人の目を見られなかったとき、
下向きがちだったとき
数々の時を経て、今があります。

いつも不安でドキドキしていたけれど、


未来に目を向けることからはじめて

なりたい未来を想像することをはじめて

そうなるための過程を考えて

プランや目標をたてて
一つ一つこなしていく

計画、行動、見直し、改善の繰り返しで
それは今でも続けています。

自分で考えて、実際に行動して、
結果を受けて、変えていき、
さらに良い形にしていく。

小さな失敗はたくさんしたけれど
ダメ元で行動していくことで
仕事もプライベートも充実するようになりました。

マイナス思考で、自信がなくて
出来ないことばかりで、
分からないことばかりだった私が

プラス思考に変えて
自信をつける努力をして
得意分野を伸ばして
知識と経験をつけることで

ここまで変わりました。

山あり谷ありで、パニック症にも長年悩まされながらでしたが、無理をしたり、考え方次第で心や体調を崩すということを身をもって知りましたし、そんななかでも諦めず前進してきたことで、たくさんの経験をつむことができ、より強くたくましく成長できたと思います。

どんなに辛いときも教室に通ってくれる方がいたからこそ頑張れたし、教室がわたしの生き甲斐でした。

心から、感謝しています。

昨年の夏くらいからパニック症が完治に近いほど改善に向かい、日々安心感をもって過ごせるようになり、電車や、特急、ロープウェイも乗れるようになって旅行も楽しめるようになり、先日は高速道路にもほぼほぼ問題なく乗れました。(すこーし、怖かったですけど、以前と比べたら全然です。)

そして、つい先日誕生日を迎え
長年苦しんだパニック症から解消されたという幸せ感と、好きなことをたくさん出来ているという幸せ、優しい人たちに囲まれ支えてもらっているという幸せを感じ、happyな気持ちで過ごすことができ、これまでの道のりを考えると夢のようで、心からの笑顔で笑えている自分を感じました。

辛く悲しい思いをたくさんしたけれど、
うつや、パニック症を経験したからこそ
普通のことが出来る喜び、有り難みを人一倍感じるようになりましたし、

自分の思考や、思い込み、自分に対する言葉の大切さを学びました。

言葉は魔法です。

良い魔法をかけるか
悪い魔法をかけるか

それは自分次第。

自分のダメなところばかりに目がいって、自分を責めていた私は、悪い暗示を自分にかけて、抜け出せなくなっていたと思うし、

今はなるべく、良い魔法を自分にかけられるように考え方に注意して、状況を客観的に考え、分析するようにしています。

頭ではわかっていても出来ないことは、たくさんあるし、だから苦しいのも分かります。

でも、わたしは自分も人も励ましたいし、きっと良くなっていくと信じたい。

だから、

もし以前のわたしと同じように苦しんでいたら
少しずつでも意識と行動を変える努力をしてみるといいかもしれません。

わたしは、そんな風にして元気になっていったので。

思い癖や、性格も、自分の気持ち次第だったりします。

変えたいと思えば
「未来は変えていける」そう思います。

自分の未来の可能性を信じてみてください。





追記

誕生日の前日、ペンキアート画家のShogenさんの絵本原画展とトークショーに参加しました!

このトークショーとても素晴らしかったんです。

一つ一つの絵には絵がうまれたストーリーがあるという話や、SHOGENさんの驚いちゃうような行動力、共感できる思いや生き方、心に響く言葉やメッセージをShogenさん本人から聞いて、思いを話すことの大切さを感じましたし、目がキラキラしていて、エネルギーに満ちた方で、とてもパワーをもらった気がしました。


その絵本の

「やってみないとわからないでしょ」に出てくるザイちゃんは、とっても恥ずかしがりで人見知り。


「勇気がなくて何もできないの。」

と言っている女の子で、


まるで教室をはじめる前の私です。



「できないの、だって◯◯なんだもん」

と答えていたザイちゃんが、


最後、それは無理だよというようなことに

チャレンジして、叶えちゃうというお話で、


ザイちゃんが、前向きで積極的な性格に変わっていく姿を描いた絵本です。

自分と重なることが多くて、
「わたしのことみたい」と勝手に思ってしまいました!

スワヒリ語で「もう一度やってみよう」という意味の言葉から生まれた物語でもあるそうです。

わたしも、カクミルという名前をつけたとき、
書くことをはじめてみる!という前向きな気持ちを持って、前向きな一歩ふみ出してほしいという思いをこめましたので、そこにも私と通じる思いがあると感じ、こちらの絵本やポストカード、絵を購入しました♪




そんなトークショーや絵本に刺激され、今回久しぶりに自分のことを話す記事を書いたのだと思います。

Shogenさんのホームページや、Facebookページもぜひ見てみてくださいね!