年末から新年に掛けて実家の着物ダンスを整理してきました。
簡単に終わると思った案件でしたがかなり時間もかかり手こずりました。タンスから出てくる大量の着物コレクション。
母が着物を着ていた記憶はほとんどないけれどこんなにたくさん着物を持っていたことに、まずびっくり。
タンス2本の中身はほとんど母の持ち物で埋め尽くされていた。ほんのちょっぴり、私の着物もありました。
嫁入り道具のひとつとして、用意されていた夏冬の喪服。とてもありがたいけれど、もう着ることはこきっとないだろう。
母のワードローブはほとんど普段着の着物。着物の量もさることながら、羽織の多さにびっくり。
昔は、母のセンスなんてと思っていたけれど、今はやっぱり好みは似ているのだなと思います。
その中で見つけた、びっくりするほど派手な帯。一体いつ用なのと思ったけれど、お正月のおめでたい席で着用してみました。
置いてあるときはド派手だと思った帯は若草色の着物とマッチしていました。
洋服ではあり得ない意外な組み合わせも、小物使いで中和することが出来るのも着物の魅力です。
苦手意識の強かった柔らかものもしっくり着られるようになったのも嬉しい。新年最初のお着物でのお出掛け。
自分のために作られた着物を見るたびに、家族の愛を感じる、そして母の着物を見るたびに彼女の知らない一面を見ているような、不思議な時間でした。
しばらくは着物を通して母との対話の時間が増えそうです。今年はもっと上達するぞ~✌️
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