謝ったら死ぬ病の原因 | トラウマから自由にするRCメソッド (株)RCM社長 高橋万紀子のブログ

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心の整理と心の外科手術専門のカウンセラー
養成もしています。

間違いを認められない人
アドバイスを聞けない人
謝れない人

こういう人が好き、という人は、
まずいません。

自分の意思によって
間違ってるという指摘を無視する人
アドバイスを聞かない人
は別です。
私、こういう人好きです♡
指摘やアドバイスする人より
ずっと先を見てるから無視するんです。
それは置いておいて。

できない、のは、
意思によって選んでいるのではありません。

間違いを認めると
「間違いを犯すダメな人間である」
アドバイスを聞くと
「自分の考えではダメで
良いアイデアを持たない人間である」
謝ると
「服従する、価値のない人間である」

というように
存在が否定されるような気がしてしまい
自分を守るために拒否をするんです。

ここでは
価値が混ざっています。

人の命、存在の価値=行動、成果

本当は関係ないことを
イコールで結びつけています。

失敗するほど価値が下がります。
生産的でない障害者、病人の価値は低く
成功者ほど価値が高くなります。

それは、間違いです。

私はよく、
人の価値を純金に例えます。

人の命は、純金。
純金の重さは、全員同じです。
そして人は、
その純金で作品を作ります。

ある人は、
皆が驚く素晴らしい作品を作るでしょう。
ある人は、
ただの純金の塊のまま
人生を終えるかもしれません。

でも、
どちらも純金の重さはかわりません。
重さで測って金として売るなら
同じ値段です。

作品作りに失敗するかもしれません。
でも、
溶かして作り直せばいいんです。
純金は減りません。

人間は
ただ生きているだけで
純金よりずっと価値があります。
それは、成功したとか
何かを生み出したこととは
全く関係ありません。

その価値ある命で何をしたか、
ということも大切ですが、
それは、
命の価値と無関係です。

このことを分けて考えられないと
「ダメな人間」
といった
存在そのものを否定する発言を
してしまいます。

子どもの頃から、
そのような言葉をかけられて
育った人は、
価値を分けて考えられないので
いつも自分の存在価値を揺さぶられ
不安定で一貫性を持ちにくくなります。

ああ、でも
犯人探しはしないでくださいね。

自分で自分の価値を分けて考えない限り
他人がどのように関わろうと
変わることはできませんから。

あなたは、
ただ生きているだけで純金です。

でも
頭で分かっても、
心は納得しない人が多いです。
それは、価値を決める決定権が
自分ではない誰かに奪われているから。

これを「境界線の破れ」と言います。

カウンセリングでは
境界線の破れを修復し
自分で価値を受け取り直す助けをしています。
境界線回復カウンセリング。

何かを成し遂げたり
できるようになるためには
まず命の価値(存在価値)を
受け取り直す必要があります。

何ができるできない関係なく
あなたの存在は尊い。

こう言われても
素直に受け入れられないとしたら
カウンセリングが必要ですよ。