買ってすぐに餌をあげてはいけない理由 | 金魚の都

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とっても楽しい金魚LIFEを綴ります。金魚屋さんの情報なども発信していきます。よろしくお願いします。

金魚を飼育している中で、餌やりはかなり楽しい時間であります。

餌を食べる姿はとても愛らしいものがありますよね。

必死に口をパクパクさせながら水槽を右往左往(笑)

さて、その餌なんですが、金魚を買ってきて家の水槽に移したら、3日間程は餌をやらずに様子を見なければならないといわれます。

私が教えてもらったのはたしか金魚屋さんで金魚を購入した時だったと思うのですが、環境が変わってすぐに餌を与えると、体調を崩しやすいからだと聞きました。

今回は、その理由をもう少し詳しく知ることができましたので、書きたいと思います。

金魚が生活する環境には、バクテリアが一緒に住んでいます。

「金魚を上手に飼うには、バクテリアを上手に飼うことが重要」といわれるぐらい、生物濾過として金魚の生活環境を整えるのに、このバクテリアは必要不可欠です。

金魚屋さんの水槽の水と、持ち帰って入れる自宅の水槽の水は当然違いまして、その中にいるバクテリアの種類や量も違います。

体力を使う食事、消化活動を避け、この外部環境の変化に適応するために集中してもらう、というのが、3日間餌を切る理由のひとつなんですが、さらに体内環境においても、変化への対応が必要なのです。

というのも、金魚の腸内には、それまで過ごしてきた水のバクテリアによる消化システムができています。

しかし、新しい水槽に移動すると、そこには別のバクテリアがいます。

つまり、新しい水槽に移ってしばらくは、元々腸内にいたバクテリアと、水槽にいるバクテリアと、2種類が腸内にいる状態となり、消化システムがうまく機能しないのです。

3日程すると腸内のバクテリアは入れ替わり、新しいバクテリアによる消化システムが整います。

そのためにも購入直後は餌を与えてはいけないのです。

 
  




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