シブゲキ!で行われた舞台
flyingtrip vol.11
『春蝉の声、なお遠く』
昨日、無事千秋楽を迎えました。
ご来場いただいた全ての皆様
ありがとうございました!!
イベントや他のお仕事も沢山あって
代役をしてもらったり
座組の皆さんにご迷惑をかけてばかりでしたが
本当に素敵な役者さんが揃っていて
自分のシーンじゃない時も
みなさんの稽古をずっとみてました。
勉強になるし、みていておもしろくて
何より楽しんでお芝居する皆さんの
いつのまにかファンになっていました(*^^*)
どこかツンツンしていて文学的で
自分の気持ちを隠すことが多い
外の世界へ行きたい女の子。
今まで演じてきたヒロインとは
全然違う色の役で
春さんや役者さんが
30代の女優さんが20代の役をやるような
難しい役だといっていました。
そんな難しい役に今回チャレンジする機会を
いただけたことが嬉しかったです。
自分なりに向き合って、悩んで
作り上げた雨宮空です。
空ちゃんは、自分の気持ちを素直にそのまま表現することはなくても心では色んなことを繊細に感じとり、傷ついていて、だからこそ人の気持ちがわかる優しい女の子だと思います。
自分が人生をかけた夢の挫折を味わい
それでも前に進みたいと願う雨宮は
すごくかっこよくて、
ラストシーンの雨宮空の解放ともいえる台詞
夢を叶えられるのは一握りだとわかってた。
私はその中にいると思った、
だけど違った!
次の夢なんてあるかどうかわからない、
みつからないかもしれない。
だけど…このままじゃ嫌なの
前に進みたい。
は、私も心がえぐられる気持ちでした。
こんなに生々しくて苦しいのに
でも、それでも前に進む選択をした
雨宮空ちゃんに
自分もかなり救われました。
陸とのシーンは
まっすぐで外にでる必要がないと思っている陸とツンデレで外にでることに意味があると思っている雨宮。
そんな正反対な2人が出会い、
少しずつ変わっていく2人、
好きなシーンが沢山ありました。
2人とも違う選択をしたけど
確実に1歩を踏み出している。
傘のシーンとダンボールのシーンが
すきだったな。
みんながそれぞれに悩みがあり
過去があり依存して
外へ出る人残る人、選択は色々ですが
登場人物すべてが確実な1歩を踏み出してる。
悩んでもいい、夢がなくてもいい。
それぞれのペースで進むべき時に
進んだらいい。
そんな救われるような前向きになれるような
お話でした(*^^*)
雨が降るたび
夏がくるたびに思い出す、
そんな舞台でした。
皆さんにとっても
心に残ったり
救われた気持ちがあったりしたら
みんな色が違って、楽しかったです。
楽屋ではわいわいやってたよ(*^^*)
初舞台から4作連続で
ヒロインでださせていただきました。
お芝居の道のきっかけをくださって
本当に感謝しています。
いつもすっごく厳しいけど
愛情があって、
お前はまだそんなんじゃないだろう、
まだまだ上を目指せるだろうと
私がそこに追付けるまで待って、
そこから更にあげていってくれる春さん。
本当に感謝しています。
春さんの本の台詞に
自分自身が励まされ救われることが
今でもよくあります。
ありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱい。
舞台に音が、照明、衣装が加わると
またぐんとよくなるからすごいです。
舞台監督さんや演出補佐さんは
みんなのケアもしてくれました。
ありがとうございました!!
そして、家族や沢山の友達と
関係者の方にきていただきました。
これからも大切にしていかなければ。
嬉しかったです。ありがとう(;_;)
そして、ファンの皆さんには
もう一つのブログでしっかりお礼を
言いたいと思います(*^^*)!!