スポーツ障害による腰痛 | 体の悩み解決ブログ

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スポーツは世界中で様々な種類があり、子供から大人まで楽しむことが出来るものです。しかしどんなスポーツにも怪我などのリスクが潜んでいます。その一つにスポーツ障害というものがあります。スポーツ障害というのは体のオーバーユースが原因とされ、体を酷使することによって生じる疾患なのです。だいたいの人は同じ競技を何年間か続けることが多いと思いますが、同じ動作を繰り返し、日々練習を行うことによって体の一部に負担がかかってしまいます。これはスポーツの種類によって負担のかかる場所は異なってきますが、筋肉や靭帯を傷めたり、疲労骨折を引き起こしてしまうこともあります。腰椎にスポーツ障害が起こり易く、腰痛の原因となってしまうのですが、特にスポーツ障害を引き起こし易いスポーツというのは、ゴルフ、テニス、水泳、ラグビー、野球、サッカー、重量挙げなどが挙げられます。


成長期の段階から激しいスポーツを行って体を酷使していると、脊椎分離症という症状が出てしまうことがあります。脊椎分離というのは椎骨の関節突起の間が離れていることをいい、骨が未成熟である幼少期に体をひねってしまったりする行動を繰り返していると、疲労骨折を起こしてしまいます。大体15歳くらいまでに分離が起こりますが自覚症状がほとんどありません。ですので将来年齢を重ねた時に筋力が低下して、慢性的な腰痛として現れることもあります。



スポーツ障害は一回だけの外傷で起こるものと、慢性的に起こるものがあります。スポーツをしている最中に相手とぶつかってしまったり、転んだりした場合に強い負担がかかる怪我をスポーツ外傷といいます。主な症状としては肉離れや捻挫、骨折、脱臼、腱断裂などがあります。そして慢性的な負担がかかることによって起こるスポーツ障害というのがありますが、これは特定の部位に繰り返し負担がかかるものでテニス肘、野球肘、野球肩、ランナー膝などと呼ばれているものがこれに当たります。


痛みを感じた場合には、まずは安静にして冷却することが大切です。また患部をサポーターなどによって圧迫することによって内出血や腫れなどの症状を抑えることもできます。
運動をする前には、ウォーミングアップとしてしっかりとストレッチを行ったり、また運動後にはクールダウンを行うようにするとスポーツ障害を予防することが出来ます。トレーニンも無理をせずに自分に合った方法で行うようにしましょう。