カフェインによる不眠 | 体の悩み解決ブログ

体の悩み解決ブログ

あなたの体の悩みが解決することを、願っています。


眠気覚ましにコーヒー等のカフェインを摂取するという人は多いのではないでしょうか。試験勉強や仕事、車の運転などどうしても起きていなくてはいけないような状況であればカフェインは効果があるようです。しかし、逆にカフェインは不眠症の原因となりかねないので注意が必要です。


コーヒーだけでなく、紅茶、緑茶などの日本茶にもカフェインという成分は含まれており、これは脳を覚醒する作用があることで知られています。カフェインを摂取すると20分後くらいに効き始めてその効果はおよそ5~6時間程度続くといいます。自分が眠りにつく時間から逆算して、なるべく夜にはカフェイン飲料を摂取するのを避けた方がよいでしょう。夕食の後に日本茶やコーヒーを飲んだら夜中までその効果が持続するため12時や1時になっても目が冴えてしまう可能性もあるのです。


カフェインは体内で分解するのに時間がかかる成分で、一日で分解出来る量というのは500mg程度だそうです。これはコーヒーだと約5杯分に相当します。個人差はあるのですが、それ以上摂取しているという人は体内で分解しきれずに夜中まで残ってしまうのです。それによって不眠にもかなり影響を及ぼして来るので寝ようとする5~6時間前からはなるべくカフェインの含まれていない飲料を飲むように心がけた方が良いでしょう。中にはたった1杯カフェイン飲料を飲んだだけでも目が冴えた状態になり眠れないという人もいるようです。自分はカフェインに強いか弱いかというのを把握しておきましょう。


不眠症の症状がある人は特にカフェイン摂取には気をつけて下さい。カフェインが興奮している自律神経を更に興奮状態にしてしまい、眠りが浅くなったり、夜中に何度も目が覚めてしまう中途覚醒、早朝覚醒といった状態になることもあるのです。


カフェインをコーヒー2杯以上摂取すると、不眠の症状が現れるほか、トイレが近くなったり、胃腸が悪くなったり、イライラ、動悸、筋肉の痙攣、集中力切れなどの症状も引き起こす場合があります。職場などで一日に何杯もコーヒーを飲むという人もいるかもしれませんが、こういった症状が現れた場合には量を減らすようにしましょう。お茶やコーヒーなどだけでなく意外にもコーラにも含まれています。最近ではカフェインレス飲料も増えて来ており、カフェインレスコーヒーなども販売されています。カフェインと上手く付き合って行けると良いですね。