不眠を解消させる食べ物とは? | 体の悩み解決ブログ

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不眠症に悩まされる人にとっては規則正しい生活を送ることがとても大切で、食事も3食きっちりと食べることが望ましいと考えられます。なかなか眠れない時にはホットミルクなどを飲んで気分をリラックスさせているという人もいるようですが、他にも不眠に効果的な食べ物があるのをご存知でしょうか。


サラダには欠かすことの出来ないレタスですが、これには実は催眠効果があると言われています。レタスは日本でも多く栽培されているのですが、元はヨーロッパが原産国とされています。古くからレタスの催眠効果が知られていたようで、古代ギリシャの学者は薬草の本にレタスの催眠作用について記しています。レタスにはラックシンやラクットピコリンという物質が入っており、これらの成分は少量摂取の場合には鎮静効果があり、多量に摂取すれば麻薬効果があるとされています。レタスにも種類がいくつかありますが、日本でよく売られているレタスではサニーレタスやチシャ菜に多く含まれているようです。レタスは生で食べるとかなりボリュームもあるので、スープに入れたりするとたくさん摂取することができるので自分のお好みの調理法で調理してみると良いでしょう。レタスには催眠効果だけでなくカルシウム、鉄分などの栄養素も豊富に含まれているので肉、豆腐などのタンパク質と同時に摂取して栄養バランスの良い食生活を目指してみて下さい。


また、レタスのスープ以外にも長ネギのスープも効果的です。長ネギは風邪をひいた時などに摂ると良いと言われていますが、白い部分は蒼白という生薬の一つなのです。夜になかなか眠れないという場合には長ネギスープを飲むとすーっと眠りにつけるようになるようです。長ネギスープを作る時は、最初に長ネギを適度な長さに切ってフライパンなどで軽く焦げ目がつく程度に焼いておきます。焼いてから包丁でみじん切りにし、お湯に入れてみそ等で味付けをします。長ネギは焼くことによって甘みが増すので食べ易くなるでしょう。睡眠不足で体力が消耗されがちになっている場合には甘みが体力を回復させてくれるので焼いてから食べてみて下さい。体も温められるので眠気を誘います。


他には玉ねぎです。玉ねぎは幅広い料理に使用されている野菜ですが、血液をサラサラにするという効果があることで知られています。玉ねぎを薄くスライスし、お酢に漬け込んだ酢玉ねぎが不眠解消に効果があると言われているのです。玉ねぎにはビタミンB1が豊富に含まれているのですが、これは自律神経を整える効果があると言われており、また体を温めて血液循環を良くする作用もあります。自律神経が乱れがちであると体には様々なトラブルが生じることがあり、不眠の症状も現れることがあるのです。お酢にも体を温めたり血液循環を良くしたり、疲労回復の働きがあるので玉ねぎと合わせることによってストレスによる不眠などの場合に高い効果を発揮します。玉ねぎは温めると壊れる成分もあるので生で食べるとその効果がより感じられるでしょう。古くから玉ねぎのスライスを枕元に置いておくと自然に眠気が来て安眠出来ると言われているのですが、これは玉ねぎのにおい成分のもたらす鎮静効果と考えられています。


普段何気なく食べている野菜ですが、それぞれの効能を知ると体の調子に合わせて食べることによって思わぬ効果があることもあるので一度調べて試してみると良いかもしれませんね。