やっぱり放射能気にしすぎ | 朝倉新哉の研究室

朝倉新哉の研究室

全ては日本を強くするために…

国家戦略研究

http://sankei.jp.msn.com/science/news/110815/scn11081507010000-n1.htm
からの引用です。

>>>
東日本大震災後、何度も福島入りして調査にあたり、
報告書「福島 嘘と真実」(医療科学社)も発行している札幌医科大の高田純教授が
「東日本放射線衛生調査の報告」と題して基調講演に立った。

 「福島県民に放射線による健康被害はない、福島は必ず復興できる、
というのが最初に報告したい調査結果です」と、まず結論を提示。
続けて、政府の被災地に対する調査のずさんさに触れ、
同県飯舘村民を半強制的に避難させた根拠は非常に怪しいと指摘し、
「私はあの避難は“無計画的避難だ”と菅政権を非難しております」
>>>

私の”予言”が当たった形になりましたね。

以前の記事『”放射能”怖がりすぎ』の中で、

飯舘村でさえ、避難の必要はなかったと証明されるのではないか、と言いました。

この”予言”に、賛同してくれた専門家が1人現れたことになります。

今後、こういう意見の方が増えていくだろうと思います。


>「原発の門の前まで行ったが、累積被曝線量はたったの0・1ミリシーベルトと
>意外な結果だった。防護服を着る必要すらなかった」

>日本では年間数千人が交通事故で亡くなっている。
>「だけど日本で、自動車産業を訴えたり、車に乗るのを止めようという人はいない。
>『脱原発』を訴えている人たちも車には乗っているはずだ」

>高田さんのように考えている専門家は多いが、実際に発言される人は少ない
↑拓殖大の荒木和博教授の発言

発言する人が少ないのではなく、マスコミが取り上げないだけだと思います。

放射能、放射線は、一般にもたれているイメージほど危なくないんだ、

という声はネットや一部の雑誌や本でしか見ることができません。


財団法人 電力中央研究所のホームページ
http://www.denken.or.jp/jp/ldrc/study/topics/lnt.html
からの引用です。

>>>
(ガンの)発生確率は被ばく線量に比例するとされています。
しかし、実際には、広島・長崎の原爆被爆者を対象とした膨大なデータをもってしても、
100ミリシーベルト程度よりも低い線量では発がんリスクの有意な上昇は認められていません。
これよりも低い線量域では、発がんリスクを疫学的に示すことができないということです。
>>>

ということは、100ミリシーベルト以下なら、安全ということではないですか?

>>>
国際放射線防護委員会(ICRP)でも、
「この仮説(LNT仮説のこと)は放射線管理の目的のためにのみ用いるべきであり、
すでに起こったわずかな線量の被曝についての
リスクを評価するために用いるのは適切ではない」としています。
>>>

>>>
それにもかかわらず、微量の被ばくに対してLNT仮説を用いて
リスクが評価される場合が後を絶たず、
このような情報を受け取った一般の方々に誤解を与え、放射線に対する恐怖感、
不安感を助長する結果になっています。
>>>

間違った前提に基づいていると、間違った結果しか生まれません。

”国の借金”が問題だ、という間違った前提に基づいているから、

”国の借金”を減らすために政府の支出を減らすべきだ、となり、

不況なのに政府の支出を減らそうとするから、

いつまでたっても日本経済は停滞から抜け出せないのです。

>>>
これまでの当センターを含めた多くの低線量放射線研究から、
LNT仮説では説明できない事例が数多く見つかっています。
また、当センターを含めた国内外の研究成果をとりまとめた
「線量・線量率マップ」からは、放射線は一度に被ばくした場合と、
少量ずつ時間をかけて被ばくした場合とでは影響が異なることも明らかになっています。
このことは、放射線作業従事者が少量の放射線を何度も被ばくするような場合には、
LNT仮説から予想されるよりも実際のリスクはずっと小さくなることを示唆しています。
>>>


http://www.denken.or.jp/jp/ldrc/information/result/reportL.html
には、

電力中央研究所が行った研究成果が載っています。

>>>
近年、低線量放射線が生物の免疫力を活性化したり、
生物が本来体に備えている生化学的防御機構が活性化されるなど、
様々な報告がなされるようになってきました。
しかし、この分野に関してはまだまだわからないことのほうが多いのが実情であり、
総合的な研究が急務となっています。

当センタ-では、細胞や遺伝子レベルでの解析、実験動物を使った検証や疫学調査などを
行うことにより、低線量放射線生物影響の機構解明に取り組んでいます。
>>>

ということで、平成12~19年までの報告書がダウンロードできるようになっています。

読んでくださいとは言いません(私も読む時間はありません)。

このページを見て、電力中央研はちゃんと研究をしたうえで、

一般に流布している固定観念に異議を唱えていることをわかっていただきたいのです。

私は原発関係者でも何でもありません。

放射能に対する間違った考えが流布したままだと、日本の国力をそぐことになるから、

警鐘を鳴らしているのです。

間違った前提からは、間違った結果しか生まれないのです。

LNT仮説という間違った前提に基づいていたから、

飯舘村全村避難という”間違った結果”を生むことになったのです。

避難を余儀なくされた村民、殺処分された牛、これらの損害は誰が補償するのでしょう。

間違った前提を国民に信じ込ませたマスコミ、それを鵜呑みにした一般の国民と政府、

全てが反省すべきだと思います。


間違った前提に基づいて、被害を受けた人々(飯舘村民はじめ風評被害を受けた人々など)の

救済に少しでも役に立ちたい、という切実な思いから、私は記事を書いています。

この思いを少しでも理解してくださる方はクリックをお願いします。
(できれば両方とも)

人気ブログランキングへ

にほんブログ村 政治ブログ 政策研究・政策提言へ
にほんブログ村