間違ってない身体 | 鍼灸職人ジパング鍼灸治療院 院長 川元彰です^_^

鍼灸職人ジパング鍼灸治療院 院長 川元彰です^_^

ジパング鍼灸治療院では本当に病気や症状を改善したい人の治療を行っております。東洋医学、漢方医学、西洋医学の考え方を使って内臓から根源治療をします。
いろんなところに行ってもなかなか改善しない症状や薬に頼りたくない方などに成果を上げています。

『間違ってない身体』

ドライブ中、カステラがひと切れあったので、副院長に『半分こしよーや』と提案すると、カステラを上下に割ってザラメがついていない方しか貰えないジパングの院長です。世の中そんなに『甘く』ないのです。

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痛みや病気のスタートが、「身体の間違い」と潜在的に思い込んでいる人が多いのです。
もちろん「身体の間違い」で、始まる病気もありますが、「身体が間違っていない」から始まる症状がたくさんあることを認識しないといけないわけです。
例えば発熱。「身体の間違い」で発熱を捉えてしまうと、熱が出ることがダメで『早く解熱しないといけない』となってしまうパターンが多いのですが、
「身体は間違っていない」と捉えれる選択肢があれば『発熱しているのは何か意味があるのではないか?』と捉える事ができると思います。
実際発熱するのは、ウイルスを殺す為や、汗をかかして治そうとする事など身体の正常な動きです。
変なものを食べてお腹を壊して下痢になるのは正常な反応です。そこで下痢留めを飲むと余計に悪くなります。
そうゆう正常な反応で痛みを起こしている事が多々あるという事なんです。
東洋医学は、正常な反応で起こしている痛みに逆らわずその正常な反応を手助けしてやるというやり方もします。
身体が血流の流れを良くしたくて筋肉を収縮させる時があります(筋肉を収縮させて血管をギューっと絞って血流を良くしようとします。ホースをギューっとしたら水が勢いよく流れる様に)
収縮した時に痛みを出してる時は、筋肉を緩めるんではなくて、むしろ収縮させてやって、そこの血流を良くします。流れれば自然と筋肉は緩んできます。
無理にその筋肉を緩めると、身体は『おい!頑張って収縮してるのに邪魔すんなや!』となり、また収縮する様になります。
「やった直後は気持ちよかったけど、家に帰ったらまた痛くなって来た」パターンです。
逆らわずに流れ乗ってやるのです。そのやり方は東洋医学の素晴らしいところです。
僕の鍼灸治療が後からジワジワ効いてくるというのはこうゆう事です。
まとめると、
・痛みや症状は「間違え」だけではなく「間違えではなく正常な反応」で起こることもある。
・「間違えてない」反応には逆らわず身体の声に素直に従うという事も大切
この東洋医学の発想…東洋医学は世界を変える……

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