キリッとハチワレ
今日、ハルキチを見送って来ました。
そこそこ降る雨の中、花を買って所々の渋滞を抜け、2人でドライブです。
苦手な人、ごめんなさい
連れ合いは出稼ぎ中で戻れず、飼い主1人での付き添いとなりました。
昨夜から出発まで、いろいろ考えました。
飼い主には泣く資格もないと思っています。
それでも涙が出るのです。
じわじわ、じわじわ。後から後から。
ハルキチがいつも寝転んでいたリビングで過ごさせてあげたかったけれど、時節柄部屋が暖かすぎて泣く泣く寝室で休んでもらいました。
エアコン最低温度。人間は厚着で過ごせますが、コトちゃんにはムリです。
初めてひとりぼっちになったコトちゃんは、ハルキチを探してずっと鳴き続けていたので、昨夜は別室でコトちゃんに付き添いました。
朝になってコトちゃんが落ち着いた頃、ハルキチにしばらく添い寝をし、2人でドライブへ。
葬儀場に着き、スタッフの方の顔を見た瞬間、力が抜けて泣き通しでした。
テンさんもお世話になった所で、
「テンちゃんとはご兄弟ですか?」と尋ねられました。同じハチワレだし、兄弟以上に仲が良かったんですと答えると
「お互い寂しくなっちゃったんでしょうね」
それを聞いた瞬間、何て優しい言葉だろうかとまた涙が出ました。
この結果はすべて飼い主がまねいたことで、それが変わることはないけれど、その答えは否定も肯定もしなくていい答えでした。
そうか。もしかしたらそれもあるかも。
都合の良いことだけれど、それで楽になることはないけれど。
うんと軽く小さくなったハルキチと、今度は雨上がりの道をドライブして帰って来ました。
今はテンさんと並んで休んでいます。
優しいハルキチには淡いピンクが似合うと思います。
しばらくゆっくり休んでね。
これがハチワレブラザーズの寝相。
この頃、浮きまくっていたくらのすけにも平等に寄り添ったハルキチ。かすがいってこう言うことかな。飼い主は見習わなくては。