先週末、6/23(土)のお昼頃のそのそと起き上がり、行動を開始した。
何を血迷ったのか、ツーリングマップルを読み始めたのだ。
これは前日の金曜日、T京大学の教授とバイクについてお話した事が原因と考えられる。金曜日はは生憎曇りで、徹夜でカラオケも控えていた為夜走りは断念していた。
こうなってしまっては、もうどうにもならない。走りたい衝動に駆られ、天気予報を確認。18時と21時に1mmの雨の予報だった。
しかしそんなものは、走りたい症候群発症中のライダーには関係のないことで、シャワーを浴びてTシャツにライダース、デニムを適当に着てまずはうぐいすラインを目指した。うぐいすラインは今回が初めてだったが、これはもうちはら台から高滝の間を抜ける気持ちの良い道で、リピート決定である。
もちろん途中何度か道に迷いそうになりながらだが、無事にうぐいすライン途中の峠の駅へ到着した。
(うぐいすライン峠の駅)
ここまでの道のりは適度なコーナーが続き、良いペースで流していて気持ちが良い道。
この先は高滝ダムを通過し、久留里駅の方まで山道を突き進み、向かった。
そこで同じNAPAの仲間から連絡が入り、高滝ダムに原付ツー軍団がいることが判明。
これは行くしかないと言うことで来た道を逆走、15分ほどで到着した。
(峠の駅2やっぱりゼファーはかっこいい)
到着し、しばらく談笑した。原付なのと前日徹夜でカラオケだったため、疲れがたまっている様子だった。
夕方からの天気予報を伝えるとこのまま帰宅するとのこと。私はもみじまで行く予定だったから、ひとりその予定を続行することにした。
(高滝湖の湖畔でゼファー。ここを湖畔と呼べるのかは不明)
別れてしばらくはその場で久しぶりの缶コーラを飲みながら、景色を眺めてぼんやり過ごす。これが私のバイクの楽しみ方であり、人生の楽しみ方だ。
大学生にしてこんなことを言うのはあまりにも生意気かもしれないが、私は人生を豊かにする要因の一つは無駄な時間だと考えている。人生とは無駄ムダむだの積み重ねであり、それが想い出となる。
時間を無駄なことに使える大学生のうちに、私は無駄を謳歌しようと思う。
(高滝湖の風景。夕日はもっと綺麗だったがシャッターチャンスを逃した。)
無駄と言っても怠惰のままに過ぎていく日常が良いわけではない。無駄には良い無駄と悪い無駄がある。
良い無駄は全力で取り組む無駄。今回私は雨の予報の中走りに出かけるということに全力を発揮し、仲間と会うために全力で来た道を戻り、別れた後に綺麗な景色を全力で楽しんだのだ。
これが私の無駄の楽しみ方。
しばらく景色を眺め、南の空が黒ずんできたため、「そろそろ行くか」ともみじラインに足を向けた。