試合前には応援指導部による日本酒贈呈式と開会式が行われ、ペナント交換やエールの交換をし、若き血を歌い、勝利を誓いました。
観客席は溢れんばかりの人で大変賑わい、早慶戦独特の雰囲気の中、試合が開始しました。
開始から3分、PCによりいきなり早稲田に先制されてしまいます。
慶應も力の限り攻めますが、阻まれ中々得点には繋がりません。
29分には、またもやPCから追加点を取られてしまいました。
幾度も危ないシーンがありましたが、GK本名やDFの好セーブにより、2失点で前半を折り返します。
早稲田にリードされた形でしたが、早慶戦は何が起こるか分からないものです。勝利への気持ちを仲間で確かめ合い、再びグラウンドに立ちます。
そして始まった後半戦。
互いの熱い気持ちがぶつかり合い、攻めたり攻められたりの状態が続きます。
15分には慶應がPCを取りついに得点しました!
勢い付いた慶應。
ゴール付近に迫られると、会場は緊張感に包まれましたが、幾度となく阻止します。
そして後半、慶應に良い流れがやってきます。
32分慶應のPC。大橋が鋭いコースでシュートを決め、早稲田に追いつきました!!!
一際盛り上がる声援の中、最後の最後でまた攻め入られてしまいますが、慶應は失点を許しません。
最後のPCを止めたところで試合終了の合図が鳴り、2-2の引き分けとなりました。
私たち110代目のチームとして最後の試合、勝利とはなりませんでしたが、チームの集大成として内容の良い試合になったと思います。また、気持ち次第で結果は変えられるということを自分等で再認識できた試合でした。皆さまの熱いご声援に大変力を頂きました、ありがとうございました。
試合後には、レセプションが行われ、早稲田やOBの方と歓談をし、両校の親睦を深め互いの活躍を讃え合いました。
こちらは引退する4年生へお花を贈っているところです。
そして全員で部歌を歌い今年の早慶戦が締めくくられました。
最後になりましたが、お忙しい中足を運んでくださった、OBOGの方、応援指導部の方、ご家族、その他関係者の皆様、本当にありがとうございました。重ねてお礼申し上げます。