ブルンジ難民の現状とインテリアバスケットの役割についてーNo.3 | アフリカのフェアトレード雑貨屋「キチェコ」店主ほし☆ともこのブログ【東京多摩市】

アフリカのフェアトレード雑貨屋「キチェコ」店主ほし☆ともこのブログ【東京多摩市】

ネットショップ「Kicheko」(キチェコ)店主、ほし☆ともこのブログです。
「キチェコ」はスワヒリ語で「笑い声」という意味。主に、ケニア・タンザニア・ウガンダなどの東アフリカからやって来たフェアトレード雑貨を販売しています。お買物で楽しく国際協力♡してみませんか?

こんにちは。
 

アフリカのフェアトレード雑貨屋「キチェコ」店主の、ほし☆ともこです。

 

 

前回の続きです。

 

 

キャンプの生活は厳しいです。

 

インテリアバスケットの職人らは、過密状態の、狭くてもろいテントの中で生活しています。

 

とある女性職人は、2つの簡易式テントに夫と9人の子供、そしてブルンジに留まっているご近所家族から預かった、6人の子供たちと住んでいます。

 

合計17名もの人が、たった2つのテントに、手編みのマットを床に敷いて生活しているのです。

 

 

 

 

 

「2日前の嵐で、テントは水浸しになりました。周囲の排水溝だけでは不十分なのです。」

 

 

 

 

 

 

キャンプ内の所得の機会はほとんどありません。

 

キャンプの外で難民が働くことは違法なのです。

 

キャンプから外出するには、いつも特別な許可が必要で、面倒な申請をしても許可が下りないこともよくあります。

 

キャンプでは人口密度が高く、土地もやせているので、テントの間で栽培する少量のトウモロコシ以外は、何も栽培できません。

 

 

 

 

 

食べ物を育てる代わりに、世界食糧計画(国連WFP)が提供している毎月の食糧配給に頼っています。

 

これらの配給は、資金不足や物流の問題で削減されてしまいました。

 

以来、難民は必要な食料の約60%しか配給されていません。

「食料がカットされて以来、WFPからの配給だけでは家族を養っていけません。」

 

 

 

 

 

全体的に、ブルンジ難民救済のための資金は乏しく、支援金は大きく下回っていますー2億5千万ドルの支援金を要求しているにもかかわらず、わずか11%しか受給していません。

 

これは、緊急事態にある難民キャンプの支援金としては、世界的に最も低い額なのです。

 

 

(次回に続く)

 

キチェコ
東アフリカのフェアトレード雑貨屋
☆「キチェコ」はスワヒリ語で「笑い声」☆
 
 
代表: 星 智子 
東京都多摩市鶴牧3-2-735