11月初旬の土曜日
その日は
午前中のフィジカル運動教室に続
き
直前に迫った昇段審査会の練習
そして
二年振りに開催される和道会東海大会に備えた練習
時間帯を3コマに分けての
ちょっと詰め込み過ぎたかな
などと思いながら始まった
長い一日
今回の特別練習には
共にフィジカル運動教室を指導する大河原先生も
ウォーミングアップとクールダウンのストレッチと併せて
体幹の強化と関節各部位の可動域を拡げる為のエクササイズの指導を買って出てくれて
彼女が
私に伝えてくれた想い
子どもたちには
怪我をしない身体になって欲しい
その言葉に心打たれながら
コロナ禍の中
練習に立ち会えない
空手道教室の保護者の皆さんには
公園の草取り清掃をお願いして
練習中
窓越しに見える
多くの保護者が草取りをしてくれている姿に感謝しながら
道場生たちの
マスク姿に玉のような汗を流しながら練習に打ち込む姿に感動しながら
道場の皆んなと共に過ごす時間
昇段審査練習には
段位を目指す道場生と共に
多くの有級者の参加もあり
その全員が
引き続き行われた大会練習にも参加して
大会練習には
二年前の大会では準優勝、三位の成績を納めている道場生から
大会に初めて出場する道場生もいて
二年ぶりの大会
出場する道場生には
勝ちたい気持ちを練習に込めて
一生懸命目指した分
一生懸命頑張った分
勝っても負けても
それぞれの心に残る想いがある事を知って欲しい
主体性を持ち目標を定め
努力して行く事の大切さを伝えたい
真っ直ぐに練習に打ち込む道場生の姿を見ながら
そう強く思う私がいました
練習も終盤に差し掛かり
最後の試合形式での練習は
短時間ではありましたが
公園で作業をしてくださった
保護者の皆さんにも観て頂きながら
長い一日の練習は終了となりました
会場の公民館を出て
清掃後の公園を観に行った私は
その取った雑草の詰まったゴミ袋の量と
何よりも
見違える程綺麗になったグランドの姿に驚きながら
改めて
この環境があって自分がある
私は皆んなに生かされているのだと感じました
その日の夜には
全国大会の県予選の運営を話し合うzoom会議もあって
コロナ禍の二年間を経た今
様々な課題を残しながらも
日常は
確実に動き出しています