生まれた時からブスだった | 機嫌の良いブスブログ

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立ち上がれ、機嫌の良いブス達よ。

コンプレックスと言うのは誰にでもあるもので、それが容姿にある人、性格にある人、本当に様々だと思います。


桐谷美玲にも、多分コンプレックスはあります。本田翼にだってきっとあるはずです。佐藤建にもおそらくあるでしょう。中尾彬にだって必ず、コンプレックスはあるはずですよね。



私は正直、この機嫌の良いブス。を始めるまで「自分がブスである事実」を放置したまま自分の外見にほとんどの疑問を抱くことなく毎日を過ごしていました。友達と撮った写真やプリクラを見ても「な~んかあれだな、なんか私だけ目が小さいな」なんて感じで済ませ「おいおい私完全にブスだな!」には至らない人生だったわけです。



「私はブスとして生きていくべきか?そうしないべきか?」「ブスを認めてしまったら、自分に自信が持てなくなるのではないか」…この世に存在する全てのブスが一度はぶつかった事のある「ブスの壁」に何度もぶち当たった私はやがて情緒不安定になり、死んだ猫のことを思い出しては号泣し、素麺の食べ過ぎでお腹を下し、蚊取り線香の煙でむせ返り、全身がびしょ濡れになるほどの手汗に悩まされながらもなんとかその壁を打ち破ることに成功したのです。

ブスを認めブスとして生きていくことを決心したその時、私は「プロブス」へと成長しました。そして自分のコンプレックスを受け入れることで情緒は安定し、死んだ猫は生き返り、素麺がボンゴレに代わり、世界中の蚊が絶滅し、私は死ぬまで手汗をかけない体質になりました。




約三ヶ月ほど前、Twitterで「ブス募集」の文字を見つけ「これだ」と言わんばかりの勢いとスピードでリプライを送り、THE VOTTONESのPVに出演することが決まった私は「な~んだ、ブスで良かったんだ」と思ったのでした。




全てのブス、そしてブスを愛する人へ。こんなに素晴らしいうたを歌い演奏するバンドのPVに出ることができて本当に嬉しい!観て聴いて、ライブへ行って感じてほしいです。