あれから体調が優れない日が多く

中々更新できず

もう随分前のことになってしまいましたが…

ワンコに起こった大変なこと



帝王切開で無事出産しやっと産まれてきてくれたP君


産まれた時のことを書いた記事はこちら

ココアは生まれてきた子供をまだ自分の子供と認識できないのか近くに赤ちゃん連れていっても

「えっ!!!Σ(゚Д゚ノ)ノこの子だぁれ~?」といった感じで体をのけぞらせて露骨に嫌な顔をしています





麻酔が完全に抜けていないのかまだ体はガタガタ震えていて、傷口もお腹がざっくり縫われているし見ているだけで痛々しい

そんな状況でもちろんおっぱいをあげる訳もなく

仕方ないので粉ミルクを買ってきて飲ませると

ちゃんと飲んでくれました~

それでも根気強く何回かココアのおっぱいの近くに連れて行ってると…

飲んでくれたんです

おっぱいから





ココちゃんも帝王切開の傷が痛いだろうにそれを知る由もない赤ちゃんは口でおっぱい引っ張っぱったり、両手でお母さんのおっぱい押しまくったり…

その手がさっきの帝王切開の時に切ったばっかりの傷口にーーーーー

赤ちゃんは知らない事とはいえ何てむごい光景

それでも赤ちゃんがおっぱいを飲むようになってからは自分がお母さんだと自覚したのか

ひっくり返って赤ちゃんが飲みやすいようにおっぱいを差し出すようになりました

そんな光景を見て安心し、だけど何かあってはいけないので同じ部屋で寝ていた私と旦那様。

万が一おっぱいを飲めてないといけないので念のため2時間ごとに起きてはミルクを与えていました。






体の痛みもあり熟睡ができない私がうとうとソファーで横になっていると

ココアがものすごく落ち着きなく暴れています

走り回ってソファーをホジボジ掘ったり私の上に飛び乗ってきたり…

それだけではなく「ウゥ~ウゥ~」って泣いているのです。

物凄く悲しそうな鳴き声。

私が目を覚ましたのを確認すると私に何かを伝えるように悲しそうな声で泣きながら急いで赤ちゃんのいるダンボールに入って行きました。

何かあったんだ!

すぐに確信しました。

赤ちゃんを触ると若干冷たくなってぐったりしています。





タオルはいっぱい敷き詰めて温かくしていたつもりだったけど甘かったんです

体温調節のできない赤ちゃんにはまだまだ寒かったのでしょう。

温めなくちゃ!!!

旦那様を起こしてドライヤーとホッカイロを持ってきてもらい暖房も入れました。

私はカイロを間接的に当てながらタオルでこすり、旦那様はドライヤーの風が直接当たらないように遠くから温める。

とにかく2人とも必死です。




途中、ミルクをあげてみたけれど口にくわえる力さえ

もうありません

これではヤバイとスポイドを使いゆっくりゆっくり口に含ませるけれどそれも飲めているのかわからない。

鳴きもしないし体も冷たいしミルクも飲まない

私の横ではココアがものすごい鳴き声で泣きながらガタガタと震えています。

こんなに泣いているココアを見るのも

こんなに震えているココアをみるのも初めてです。




見ると目から沢山の涙が…

どれだけ泣いていたんでしょう

目の周りの毛が涙でぐっしょり濡れています。

そんなココアを見ていて私も体の震えが止まらない

ガタガタ震えながら必死でタオルで赤ちゃんの体をさすりました。

せっかく助かった命なのにここで死んでしまったらどうしよう。

絶対死なせちゃいけない!

必至に温めた数時間後…

2人とココアの思いが伝わったのかやっと赤ちゃんが「ミューミュー」と鳴き始めたんです





やった

良かった

そう思ったけれどミルクを飲ませてみても飲まない。お母さんのおっぱいも吸いつこうとしない

まだ温めが足りないんだと…

汗をダラダラ流しながら旦那様と2人で赤ちゃんの生命力を信じ必至に温めました。

そんな葛藤が明け方まで続きあまりにもココアが泣いて震えが止まらないので

一度ダンボールに戻してあげるとすぐにココアもダンボールに入り

必死で赤ちゃんを温めておっぱいを吸わせようとしてます。

それでもおっぱいを吸おうとしない赤ちゃん

赤ちゃんの側を離れようとしないココア。




朝一で病院に電話しても

「体を温めてスポイドとかで根気強くミルクを飲ませるしかない」

「1ヶ月以内の赤ちゃんには点滴をすることもできないしその子の生命力に頼るしかない」

と言われてしまいました

確かにそうかもしれないけどもどかしい。

もどかしいけどしょうがない。

旦那様が仕事に行った後体温管理とミルクを任され

何度も何度も諦めずチャレンジ

お母さんのおっぱいにも何度も何度も近づけて飲ませようと試みて…


やっと!

やっと飲んでくれました!

それまで落ち着かずずっとガタガタ震えていたココアも赤ちゃんがおっぱい飲んでくれてホッとしたのでしょう。

横になって安心した顔して赤ちゃんにおっぱいあげてました




もーあの時は本当にどうなるかと思ったけど生きてくれて本当に良かったです

ココアの尋常じゃない暴れように、尋常じゃない泣き声、私の体の上に飛び乗ってきて…

私を起こすのに必死だったのでしょうね。

お昼は「この子だぁれ?」って顔してたのにやっぱりわかるんだなぁって思いました

母親って本能で子供の命の危険までわかるのかもしれませんね




そんなP君

今はこんなに大きくなりました

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どうしてもこの体制が好きみたいです




それでは今日も
ポジティブシンキング
で頑張りましょう



今日も読んでくれた皆様に 
素敵な一日が訪れますように

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