年収 = ○○ × ○○ | 資産運用はまだするな!お金で失敗しない判断基準の作り方

資産運用はまだするな!お金で失敗しない判断基準の作り方

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判断基準を作るのに必要なのは、本質的な考え方、捉え方、そして目的。

お金で失敗しない判断基準を作るために、役立つ情報を提供します。

まいど、北田です。


もしあなたが、
転職するとしたら、どっちの会社がええ?


A社は、
「年収1000万円を約束」

B社は、
「年収600万円を約束」



額だけみると、
A社の方が良くみえる。


でもこの質問、
ある情報がないと答えられへんはず。



で、実際はこんな感じ。

年収1000万円のA社は保険会社で、
個人営業部へ配属。

労働環境は、
9時ー23時の、1日13時間。
休みは週1日。

月間 約330時間
年間 約4000時間

時給は、
【約2500円】
(= 1000万円 ÷ 約4000時間)



年収600万円のB社はメーカーで、
法人営業部配属。

労働環境は、
9時ー18時の、1日8時間。
休みは暦通り。

月間 約170時間
年間 約2000時間

時給は、
【約3000円】
(= 600万円 ÷ 約2000時間)


表にするとこんな感じ。

A社 B社
年収 1000万円 > 600万円
時給 2500円 < 3000円


年収はA社の方が高いけど、
時給はB社の方が高い。



もし、
あなたの給料が年々上がってるとしても、
それ以上に労働時間が増えてるなら、

時給は下がってる。

つまり、
本質的な給料は上がってない。



もしあなたの会社が、
B社のような労働環境であれば、
空いた時間で自己投資したり、
副業したりして、

時給を高めやすい。



逆に、
A社のような労働環境やと、
自己投資や副業をする時間がないから、

時給を高めにくい。



ここに気づかんと、
年収が増えても【時給】は低いまま。


時給が低いままやから、
働いても働いても時間の余裕がない。

逆にいうと、
長い時間働かんと、食っていかれへん。


あなたが、
将来の時間を増やしたいんなら、

肉体労働の時給上げるか、
資本労働の時給を上げるしかないねん。

「時間が倍になる、○○労働」


資本労働の時給 =
年間純利益 ÷ 8760時間(365日×24時間)


あなたが持ってる資産(人的、金融)を使って、

【時間あたりの利益】

が増えるよう意識することが重要。



そのためには、
まず、現時点の時給を計算せんとな。


まとめ
「年収 = 総労働時間 × 時給」


PS.時給が著しく低い企業を、
巷では「ブラック企業」と言う。