前半終了のホイッスル | ゼッタイマカーイ

ゼッタイマカーイ

僕の日常、皆の非日常。

なんやかんや言っても、やっぱお家と病院は違う


天地の差だこれは。


今考えたら病院が地獄にしか思えない


にしても落ち着くー


好きなものに囲まれて暮らすのってやっぱ幸せで


外出できなくてもなんとか頑張れそうなくらい


白血球が下がり始めるのは、おそらく明後日くらいからだから


ちょっとだけ外出したんだけど


梅雨入りって聞いてたのに、すっかり夏なんですね


しかも世間はちゃんと夏に衣替えしてて


一週間社会から隔離されるとこうもなるのかと


なんか置いてかれてるなーってつくづく思いまんた



それにしても昨日は迷惑おかけしました


「死にたい」とか日記で書く奴なんか、ただのくそ野郎だと思ってたので


まさか自分がそこまで成り下がるとは


今はおかげさまですっかりです


「浮き沈みが激しい性格なんです」と、


簡単に言うのとは違うのだけれど


そんなさ、うまい具合にトントンと成長できないよってことで


「成長したから大丈夫です」なんて平気なフリしながら


このブログを続けることは絶対に無理ってことで


まぁそれはこのブログを始めた時点で決まっていたことだよね


いくら情けない情太郎でも割り切るしかないみたい


治療して苦しんで復活して悩んで苦しんで励まされて元気になって


基本はこれの繰り返しかもしれない


そりゃ少しはメンタル強くなった部分もあるけど


同じ悩みでも答えが出ない限り何回でも悩むし、


同じ励ましの言葉でも何回だって心に響くし



なんかこう、今になって改めて昨日の感じを分析すると、


べっぴんナースさんの「だんな」という3文字に打ちひしがれたのかな


いやそれは多少あるけども


何より病魔という強敵がいて、それに伴う雑魚みたいな諸問題もあって、


その雑魚に意外と苦しめられた感じで


雑魚のキリのなさに対する絶望と、


雑魚にも勝てない自分の不甲斐なさに対する失望とで、


すごいことになっちゃったのかなと


明ける夜だとわかっていても、抜けるトンネルだとわかっていても、



駄目な時は本当に駄目で



だからって割り切ることもできないから、



苦しみながら、微量でもSOSを発しながら、ブログを書く


その中で皆にも何かを感じ取ってもらえたならそれは有難いってこと


励ましてもらえたらそれは尚更言うまでもなく



とりあえず、入院生活の前半戦が終了


3クール抗がん剤もなかなかしんどかったけど、


やっぱ持て余す時間との戦いにもなりました


でも一時退院やら外泊やらで、


色んな人、場所、モノから元気もらって、


なんとか乗り越えることができました


よくやった、自分!!


次は後半戦、移植


7月末に再入院で、無菌室だそうで、1か月は地獄だそうで


僕の夏休みはそうなっちゃいます


それはそれは、怖い


移植すると言って無菌室に入った人を病棟で全く見かけない


ナースさんとの会話で移植の話が出ると一様に顔が険しくなる


そういうことなんだなって


苦しんでもがいて、持て余す時間すらないはずで


今ですらこんなんなのに大丈夫かなって不安は常にあるけど


生きるためにやるのだから死ぬことはない、


という極論でまかなうことにしてます


実際、今大事なことは移植の心配なんかじゃなくて、


移植までの時間、いかに過ごして、いかに英気を養うか


これに尽きるわけで


マニフェストとしては、スポーツバー、奈良一人旅、YUKIのライブ、


これは絶対に果たしてやんよ


ではではっ