パーリナイ! | ゼッタイマカーイ

ゼッタイマカーイ

僕の日常、皆の非日常。

今朝の話


大部屋への移動が告げられ萎える


午後には部屋移動ということで、


個人部屋の特権である爆音銀杏を堪能していると


気胸の専門医の神医者登場


今度は例の神医者から


神(医者)「処置をしても再発する可能性が高いので


手術をして根本的に治した方がいい」


と、まさかの見解を提示され、


全麻の手術と聞いて少なからず狼狽


ただ、手術するための体力が今はないため、


1ヶ月くらい回復を待たないと手術できないと言われて


その間に自然に治る可能性もあるということで、


つまり、今後1ヶ月間、回復待ちと経過観察を兼ねて…


僕「どっちにしろ退院ってことですか?」


神「そうなりますね」


見解が二転三転しまくったので、


まず最初に訪れたのは混乱


…はて。トゥワンイン(退院)とな?


担当医「ということなので、胸のカテーテルも


今日で外しちゃいまーす」


と、1ヶ月間に渡る点滴デイズからの解放


親に退院報告のメール


指が震えてうまく打てない


体のウズウズが止まらずに、熱くなってくる


汗もかき始める


そうだ、1ヶ月ぶりの風呂に入ろう


頭から湯をかぶり、湯船に浸かる


全身が震えてくるのだ


カラダじゅうから何かが湧きあがってくる


喜び嬉しさ達成感解放感


退院というフレーズを聞いて


それらが一挙にぶわーっと押し寄せてきて


アタマの中で理屈で判断しようとする前に


カラダが黙っていられなくなったんだと思う


湯船に浸かりながら出てくる言葉は


「ヤーヴァイ」のみ


それ以外の言葉が見つからない


風呂から上がり、部屋をガンガンに冷やすという


またしても個人部屋の特権を堪能


BGMにはケツメイシの出会いのかけらと


YUKIのハローグッバイ


今まで退院が近いということで、振り返ってはきたけど


今日はなんか走馬灯のように自然に思い出してきて


それでも断片的だから、手帳を広げて4月から振り返る


驚いたのは、73という数字


これが、自分をお見舞いに来てくれた人の数。


(家族を除く、同一人物の複数回を含む)


医師や看護師、色んな人に支えられた入院生活だったけど


一番に感謝したいのは、この73の人達だよ


元気になるなんてもんじゃなかった


顔がニヤついて、飯がうまくなる


病人だということも忘れられた



お見舞いに来ようとしてくれた人もいた


外泊中に遊んでくれた人がいた


このブログを見続けてくれる人がいた


応援メールをくれた人がいた


アルバムを作ってくれた人がいた


サッカーボールに寄せ書きを書いてくれた人がいた…



感謝感激雨嵐。。


最近はそれを忘れかけてた大馬鹿野郎だった


もう絶対に忘れない


恩返し、していくからね


だからこれからも、


景山城太郎の生き様を見守っていて下さい



あとは家族


言うまでもない


これからはもっと大切にしていこう


できるだけ親孝行して行こう


心配させないようにしよう


授かった人生をちゃんと生きよう



退院後の生活はそれなりに制限がかかる


8月中は基本的に遠出禁止、人ごみ禁止


BBQ論外、奥多摩論外、


尾瀬合宿の可否を聞いたら半ギレされました


会合←(おそらく飲み会のこと)の飲みは年内は禁止


気胸も抱えているので、治るまでは


運動禁止、自転車禁止


一週間に一度のレントゲン



前までは結構凹んでたけど、


今は病院から出られるならなんだって嬉しい


まずは、病院でできなかったような


当たり前の生活を噛みしめられればいいと思う


人間だから欲が出てくるのは当たり前だけど


最初から手を伸ばしすぎちゃいけない


こんな生活で夏は終わってしまうけど、


我慢というか、現状に満足。


そうやって暮らしていくんだ



後悔しないために、色々なことを楽しもうとする


その中で、「これぐらいいいだろう」


そうやって医師の忠告を無視して


なにかが起きたら、それこそ一生の後悔になる


未来を見据えれば、人生がかかっていると解るならば、


簡単に守れる忠告ばかり


流されずに徹底的に自己管理していかなきゃ


周りの皆さん協力よろしゅう


ぶっちゃけ10m先のゴールテープはまだ切れてないから、

1ヶ月後気胸の手術となったら、今度は外科に入院だそうで

1週間くらいね

でも一旦はこれで終わりなのさ!

リンパ腫の治療に打ち勝ったのさ!

11月の検査で消えてるはずなんじゃー!

つうかまじで消えてろー!


想像しただけで今から怖ぇぇー!


いやでも、ついに明日かー


さらば血液内科という名のパラダイソ


2度と戻らないからな


たまに看護婦さんに会いには行くけど


明日退院するとなった時にも、


きっと今と違うような湧きあがる感情があるんだと思う


それはまた明日書こうじゃない



今日はこれからパーリー!


血液内科20代男子限定のね!


病院トークに花を咲かしてきます!


最後の夜を最高の夜にしてきます!


では!