■韓国の方々が憧れるまた別の「日本」を小樽で満喫してみました!≧∇≦)〃♪ | 韓国・ソウルの中心で愛を叫ぶ!

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ポッドキャスト韓国語マガジン“サランヘヨ・ハングンマル”の編集長が、韓国と韓国文化の見つめ方を伝授します。

これが小樽の豪華な海鮮盛り合わせ丼(5000円)。この下はご飯です。ヾ(≧∇≦)〃♪

 

 

ということで、忠清南道瑞山市の方々をお迎えしての我が生まれ故郷、北海道のツアー、2日目は小樽を中心とした旅です!ヾ(≧∇≦)〃♪

 

 

●韓国人が日本で一番憧れる「小樽」の街

 

ご存じない方も多いでしょうが、韓国人に最も人気の日本の都市がまさに小樽です。もちろん北海道は飛行機代が高いので、訪問者が多いのはたしかに大阪や福岡などでしょうが、でも若い人を中心に韓国人が夢に描く都市、一度は行ってみたい憧れの街というと、やっぱり「小樽」が一番になります。(*´ヮ`)/

 

なぜか?その理由は、1998年に金大中大統領によって初めて韓国で日本文化が開放され、日本映画が国家の選定の下に少しずつ上映されていった中で、その年、第4番目に上映された日本映画として、岩井俊二監督、中山美穂主演の『ラブレター(러브레터)』(1995)が空前の大ヒットを記録したためです。その後、2003年、2016年、2017年、2019年にも繰り返し劇場で再上映され、最近では2021年にも、地上波SBSのクリスマス特集でリマスター版が放映されたのですが、まさにこの作品の舞台が小樽なわけですね。それで韓国人が一番よく知っている日本語が、この映画のコピーである「お元気ですか~!」なわけです。

 

ちょうど私たちの韓国原体験が2004年の『冬のソナタ』だという時、韓国というと春川だとなり、実際、江原道以外はほとんど雪が降らない国なのに、雪景色が当時の韓国のイメージとなったのと同じ現象です。同じように、韓国人は日本のイメージというと小樽の雪景色になって、今回も私が北海道出身というだけで、「それなら北海道に行こう」といって実際に来てしまったのでした。

 

特に若者たちを中心に、ちょうど、大阪のお好み焼き屋さんのおススメを私たちより韓国の若者がよく知っているように、小樽というと、『ラブレター』に出てきた「運河」や「硝子工藝館」であり、それ以外に「小樽オルゴール堂」や、小樽発祥スイーツ「ルタオ本店」、「バターサンド」で知られた「六花亭」の運河倉庫の売り場、「スヌーピー茶屋」、「みっふぃーおやつ堂」などが行くべき定番となっているのでした。♪ヽ(´▽`)/

 

ちなみに、我が息子も大学時代に、あることがあってストレス解消の1人旅に来たのですが、その時は札幌の我が母の家に泊まって雪の小樽を観光し、「オルゴール堂」で写真を撮ってお土産にオルゴールを買って来たり、「ルタオ本店」で一人で「ネージュ(フランス語の『雪』)」という高いスイーツを食べて写真を送って来たりしていました。息子もやっぱり韓国の若者ですよね。(^ヮ^;)

 

 

●「北海道というとキング・クラブ」という噂

 

今回はそれに加えて、けっこう年配者が多かったために、今回の発起人の方が、「北海道というとキング・クラブ(タラバガニ)」だといい出されました。私は北海道出身者として「タラバガニなんて国産はほぼなくて皆ロシア産、アラスカ産なのだから、それはウラジオストクに行って食べるべきだ。たしかに北海道のカニは12月が旬だけど、美味しいのは毛ガニであり、タラバガニは高いだけ。しかも、脚が2本足りなくて8本しかないので、すでにカニですらないんだ。本当はヤドカリなんだ!」などと頑張って抗弁したのですが、押し切られてしまいました。韓国内の噂の力のほうが強かったようですね。(^ヮ^;)

 

ということで、気が進まないけれどお連れしたのが、小樽の三角市場。行くとものすごい観光客の数で、水槽はタラバガニであふれており、たしかに韓国や中国に「北海道でキング・クラブ」の噂が広がっていることだけは間違いなかったです。1時間も並びましたが、はっきりいってものすごく高く、大きいのを買って料理してもらっても、そのカニだけでお腹を満たすのは無理でした。実際、海鮮丼にしたほうが、カニもあるし、よっぽど美味しくて量も多くお得なのでした。

 

結果として、その発起人の方も、「噂は間違っていた。日本でキング・クラブはもう二度と食べない」と後悔していましたね。といっても、食事自体が満足にできなかったという意味ではなくて、5000円の海鮮盛り合わせ丼が2人前くらいの豪華な刺身の山盛りだったので、それを分けて食べながらみんなお腹一杯にはなりました。しかし、お目当ての「キング・クラブ」は、1人1万円ずつ出して4人で4万円払っても1匹しか買えず、その脚1本で満足など無理なので、「これなら韓国でズワイガニを食べたほうがよっぽど安くて満足できた!」ということになっていました。(^ヮ^;)

 

ご年配の男性陣だけキング・クラブを頼んで、残りの若い人や女性たちは皆、海鮮盛り合わせ丼を注文して食べていたので、そっちを頼んだ人は本当に満足していました。私だけがカニとウニの2色丼を頼んだのですが、何せ海鮮丼を頼んだ方々が、刺身の量が多過ぎてみんな私に分けてくださるので、私もご飯を全部残さねばならないほど、刺身三昧を美味しくいただきましたね!(*´ヮ`)/

 

小樽はそういう感じでしたが、ちなみにその前、小樽に向かう途中で、「蝦夷富士」といわれる羊蹄山から流れる名高い「ふきだし公園」の水をお腹一杯飲みました。ちょうど11/26の「ねとらぼ」記事で、「(40代が選ぶ)日本一美味しい水」1位に「北海道」が選ばれ、その中で最も有名なのが「ふきだし公園」だとあったため、その話をご紹介しました(→サイト)。なんといっても、韓国の方々は日本に来ると「食事がしょっぱい」と水をよく飲むんですよね。つまり、韓国料理は唐辛子の辛さがメインなので、日本のように塩味をメインにする料理に慣れていないため、食べ終わった後に水を求める方が多いのでした。

 

ということで、今日も楽しく美味しい1日でしたが、韓国の方々の目を通して見ることで私たちの日本もいろいろまた新しく見えてきますね!♪ヽ(´▽`)/

 

 

 

 

洞爺湖にお別れを告げるために寄ったサイロ展望台。

 

 

素晴らしい眺めです。

 

 

雪が少し残っていました。

 

 

雲でほとんど隠れていますが、左が「蝦夷富士」と呼ばれる羊蹄山です。

 

 

美味しい水として名高い「ふきだし公園」。

 

 

このつり橋を渡ります。けっこう揺れます。

 

 

完全な雪景色でした。韓国のオバサン方は雪に寝転んで写真を撮っていました。

 

 

ここがふきだし口です。

 

 

毎日8万トンといわれる膨大な水が羊蹄山から流れて来ています。とても美味しいです。

 

 

すごい量ですね。

 

 

あちこちに吹き出し口があります。

 

 

こんな感じに。

 

 

ということでリクエストに応えて小樽駅の前にある水産市場「三角市場」に来ました。

 

 

中に入ると中国人と韓国人でぎっしり。

 

 

カニもぎっしり。

 

 

これが脚が8本しかないタラバガニ。

 

 

正しくはカニではなくてヤドカリの仲間ですよね。(^ヮ^;)

 

 

この店で料理してもらうことに。ぼろ儲けだろうなあ。(^^;)

 

 

カニにこだわらない人は一番上の盛り合わせ丼がおススメ。私はその下のカニ&ウニ丼に。

 

 

待っている人の行列がエグイ。結果1時間待ちでした。

 

 

カニを頼んだ人は1万円出して足1本食べるようなかわいそうな状況になりましたが。

 

 

この盛り合わせ丼を頼んだ人が食べきれないのでおすそ分け。ふつうに2人前以上ですよ。

 

 

私はこれですが、おすそ分けの刺身三昧でお腹一杯に。ご飯はすべて残しました。

 

 

生ウニがやっぱり美味しかったですね。

 

 

運河のある堺町本通りに移動しました。人であふれる『ラブレター』のロケ地ですね。

 

 

小樽の伝統ガラス工芸店「北一硝子」とこの「北菓楼」が有名です。明治以来の倉庫建物。

 

 

「北一硝子」のワイン店で試飲ができます。

 

 

小樽オルゴール堂。

 

 

これも韓国人に有名。あとは「みっふぃーおやつ堂」や「SNOOPY茶屋」が人気です。

 

 

息子がここからセルフィー(自撮り)を送ってきたことを思い出します。

 

 

クリスマスですね。

 

 

頭にオシャレな時計台を冠した「ルタオ本店」。「オタル」で「ルタオ」。

 

 

「小樽の親愛なる塔」(La Tour Amitié Otaru) の頭文字らしいですが。

 

 

中に入ると新作菓子の試食がいろいろいただけますよ。おススメです!(^ヮ^;)

 

 

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