住民懇談会など | 子どもを放射能から守りたい 清川

子どもを放射能から守りたい 清川

神奈川県唯一の村、清川村の子どもを放射能から守りたい。
放射線物質の測定をお願いしていくことや、給食の問題などを
働きかけています。

ブログの更新が久しぶりですが、
色々ありました。


まず、最近は厚木市民測定のプレオープン
準備をしておりました。
現在ベラルーシ製ATOMTEX社の
AT1320Aを使用して測定を始めています。

厚木測定所AT機

これは遮蔽を施す前の状態です。

詳しくはAAKブログ
でご確認下さい。


次に、メーリングリストを作ろうと考えて
いるのですが、ご登録された方はもう少し
お待ち下さい・・・。

さて、本題の住民懇談会ですが、
10月23日(火)19~21時
という非常に出にくい時間だったのですが、
行って来ました。

主に給食のことについて質問して
来ました。

1.厚木市で、上のAT機を2台購入して
給食の測定、測定する食材のリクエスト、
測定見学会、持ち込み検査をやっている。

村では10月の給食献立表に検査品目と
結果が出ていたが、北海道産や徳島産などの
放射性物質が含まれていると考えにくいものが
計測されているので移行率の高い干しシイタケ
などを測っていただくような希望を出せる窓口は
あるのか。
給食の測定はどうするのか?

2.現在の食品の放射性物質の基準値は
100Bq/kg(平均1秒に放射線が100発出る)
ですが、給食については独自に基準値を設けて
いるところがあるが、村では独自に基準を考えて
いるのか?

3.市民測定所で測定をすると1検体500~3000円程度
するが、その助成をする計画はあるか?

1についての回答・・・
給食の食材については被災地の方々には申し訳
ないが、西の方の食材を使っていくようにしている。
測定にkg単位必要なので、給食で使う分より多く
準備しなければならない食材もあるので、難しいが、
品目リクエストについて考える。

給食の測定は県で購入した機械が厚木市にあるので
隔週でもちこんでいる。

2についての回答・・・
村には信頼性のある測定ができる機器がないので
独自に基準は設けていないが、50Bq/kg出たら
給食には使用しない。0Bqは無理。

3についての回答・・・
市民測定所というのがどういうものなのかよく
わからないので、測定値がどの程度正確なのかが
わからない。現在東海大学で調べてもらっているが、
そちらに持ち込めるかもしれない。
日本大学の藤沢にも高価な測定機があるので、
そういったところにお願いして調べていけると思う。


現在村に2台の測定機があるが、誤差が出るので
東海大学でその誤差がどれくらいなのかを調べて
もらっているとの話もありました。

50Bqだと高いですね・・・
厚木市は100Bqです。
札幌は4Bqです。

4Bqといえばドイツ放射線防護協会基準です。

全て測っているわけではないので、流通して
いるものでも100Bq超えているものがあります。
干ししいたけ、クリなどです。

気をつけたいですね。