清川村の給食について | 子どもを放射能から守りたい 清川

子どもを放射能から守りたい 清川

神奈川県唯一の村、清川村の子どもを放射能から守りたい。
放射線物質の測定をお願いしていくことや、給食の問題などを
働きかけています。

遅くなりましたが、新学期が始まる直前に
電話で聞いてみました。

清川村は給食の食材について、皆さんもご存知のように
出来る限り西日本産のものにしてくれています。
更に原発事故から2年経ち、放射性物質を取り込みやすい
食材もわかってきました。
現在、ぱっと思いついたものでは
キノコ、たけのこ、果実、タラ、川魚・・・
魚はあまり給食に出ないのでここではいいとして、
タケノコは今頃、キノコは秋によく使われるものです。

それらを西の食材に変えて、
しかも測定してもらう。
それだけで安心できますね。

個人的な話ですが、
うちの子は昨年度お弁当を持って行っていました。
でも清川村は最大限努力して下さってているので
子どもの学校生活も考え、今年度は給食にしました。

どうしても心配なものは子どもに食べないように伝えます。
給食は強制ではないので、好き嫌いではなく、汚染が心配
なものに関しては食べない選択もあります。

現在、神奈川産の食材は「物によって」汚染されています。
同じタケノコでも、生えている場所で違います。
だから測る必要があり、それが本当の意味で「風評被害」を
防ぎます。

お弁当を持っていくことに決めるまでとても悩みました。
でも、毎日子どもが安全なものを食べられるんだと
思い、決断し続けられました。
子どもも重たいのに頑張って持っていきました。
周りの先生方もお友達も温かく見守ってくれて、本当に
ありがたく思いました。

いつも頭の中に他のお子さんが給食を食べていることがありました。
毎日献立表を見ていて心配になることもありました。
そしてまた住民懇談会で質問をさせていただきました。
そういう機会に不安な気持ち、心配な気持ちを伝えていくことで
村の職員の方々に理解していただくことは必要だと思っています。

それを今後何年続けなければいけないんだろう、と考えます。
どうしてこんな事になっているんだろう、と考えます。
でも、原発事故がおきて今日現在も放射性物質が出ている現状では
何十年経ってもセシウムも不安は消えません。
国が変わればいいのに、そうではないので清川村の職員の方々に
お手数をおかけし続けています。
いつもありがとうございます。