西の見仏旅その①多賀大社のしゃもじ! | 仏像は眼鏡をかけない。

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5月に行った滋賀京都大阪旅を書きたいと思いまーす。
最近は東北旅が多かったので関西方面は久しぶりでした。
0626発のひかりに乗って米原へ。
今回の旅のお供のインディゴくん。



米原からレンタカーに乗り、まず向かったのは多賀大社です。
御祭神は
日本初の夫婦喧嘩でおなじみ、
伊邪那岐と伊邪那美。

鳥居をくぐると物凄く盛り上がった橋がありました。
この太鼓橋、秀吉が築造したことから
「太閤橋」と呼ばれているそうです。
この盛あがり解りますかね?

勿論、登るよね~

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※酔ってません。



清々しい境内です



そしてしゃもじがたくさん!


しゃもじと云えば
往年の平成ノブシコブシのネタですよね~
(極少数)

なぜしゃもじなのか?

多賀社のお守りとして知られるお多賀杓子は、
元正天皇の養老年中、
多賀社の神官らが帝の病の平癒を祈念して強飯(こわめし)を炊き、
シデの木で作った杓子を添えて献上したところ、
帝の病が全快したため、
霊験あらたかな無病長寿の縁起物として信仰を集めたと伝わる

だ、そうです。

オタマジャクシは
お多賀杓子からきているらしい!

ゆるキャラも居ましたー。

御朱印。

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はっぱの印に莚(ムシロ)の文字。
(読めなくて調べました)
なぜ莚?と思ったら

鎌倉時代の僧である重源に以下の伝承がある。
東大寺再建を発念して20年にならんとする齢61の重源が、
着工時に成就祈願のため伊勢神宮に17日間参籠(さんろう)したところ、
夢に天照大神が現れ、「事業成功のため寿命を延ばしたいなら、多賀神に祈願せよ」
と告げた。重源が多賀社に参拝すると、
ひとひらの柏の葉が舞い落ちてきた。
見ればその葉は「莚」の字の形に虫食い跡の残るものであった。
「莚」は「廿」と「延」に分けられ、「廿」は「二十」の意であるから、
これは「(寿命が)二十年延びる」と読み解ける。
神の意を得て大いに歓喜し奮い立った重源は以後
さらに20年にわたる努力を続けて見事東大寺の再建を成し遂げ、
報恩謝徳のため当社に赴き、
境内の石に座り込むと眠るように亡くなったと伝わる。
今日も境内にあるその石は「寿命石」と呼ばれる。
また、当社の神紋の一つ「虫くい折れ柏紋」
はこの伝承が由来である(今一つに三つ巴がある)。


ここで重源の名前が!

莚の葉っぱなのかと思ったら
柏の葉っぱなんですね~


次は西明寺に向かいます!




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