うつ病、精神薬と風邪薬はおどろく程に似ている。 | 壱義流気功 創設者「小池義孝」公式ブログ

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治療家、作家です。異常反応の解体、愛05、固着した悪意の解体、先天的な左右の生命力差の解消など、世界で初の治療法を開発。著書は「ねこ背は治る!」(22万部)を始め、「知るだけで防げるうつの本」、「はじめての気功」など多数。台湾、韓国での翻訳版も。

   
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 精神薬も風邪薬も、対症療法です。対症療法とは、症状を抑えたり緩和させたりするもの。症状は楽になりますが、病気を治す効果はありません。

 

 風邪薬で風邪が治るのは、症状を抑えている間に、自然治癒機能が働くからです。

 

 けれどもここで問題があって、風邪の諸症状は、風邪を治すための反応です。薬で抑えてしまえば、その分、治そうとする機能を妨害する形になります。ただ殆どのケースで、他の自然治癒機能で治りますから、総合的には大丈夫という訳です。

 

「薬を使わずに、症状を放置して早く治す」 or 「薬を使って症状を緩和させながら、多少は余計な時間はかかっても、楽をして治す」

 

 の二択という形です。

 

 この構図は、うつ病に対する精神薬にもピタッと当て嵌まります。

 

 うつ病の症状は、心の強制休息モードです。その中で、心の傷とバイタリティーを回復させようとします。

 

 ですから精神薬で症状を緩和させられば、心の自然治癒機能も阻害する形になります。そして性の悪いことに、薬に依存させ自力での気分調整を難しくさせます。出来れば、薬に頼らない形で治するのが理想です。

 

 ただ精神薬を使っているからと、もうダメという話ではありません。自分はダメだと思わず、お気軽にご相談ください。

 

 

 

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