北大 モデルバーン
はじめて見た。
青木北大名誉教授の「札幌の秘境」に詳しく出ており
一度見てみようと思い立ったが、想像以上に素晴らしかった。
まず、建物の配置が良い。中庭を囲むように建物が
点在している。
コーンバーンは外壁が縦格子になっており
内側の壁は横格子になっていて、室内には
両者の重なりにより四角の光が漏れる。
牛舎の建物は木造ではあるが、重量感がある。
とにかく札幌にこんなに素晴らしい建物があるとは思わなかった。
学生時代から北大にコンプレックスがあり、足が向かなかったが
見に行ってよかった。
コーンバーン
札幌軟石の釜場 立面が顔のようだ
配置が良い
牛舎の牛の顔
コーンバーンの外壁と内壁の重なり
窯場の窓
住宅のスタディ
・半コートハウス案をスタディ
コートハウス的な要望があるが、札幌では除雪への対応から
完全なコートハウスは難しいと考えている。
道路面のみ開いたルーズな半コートハウス案を検討中。
コートハウスは家族の中心が感じられる住宅の形式であるが、中途半端に
開くことで、周辺環境ともゆるくつながるような形式としたい。
今日図面化して、１：１００模型と内観スケッチをつくり
近々、第一案として送付する予定。
english
今後、日本の建築業界の市場規模は確実に縮小していく。
しかし、海外に目を向けると発展途上国ではかつての日本の
高度経済成長期のように、建築が雨後のたけのこのように
建っている。
建築コンペも日本ではどんどんなくなるが、海外のコンペはどんどん出てくる。
グローバル社会を見越して、英語の勉強を始めた。
昔、青木淳さんと面接した時も、海外ブランドの仕事になるけど
英語は大丈夫かと聞かれた。まぁ、事務所入りは断ったが。
