痛くない死に方 | Adagio Days

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カオスなブログ

 

 

 

 

 

在宅医療のスペシャリスト長尾和宏医師のベストセラー

 

『痛くない死に方』をモチーフにした作品。

 

 

 

 

 

 

 

身内を病気で亡くされた方や現在闘病中という方も含め、

 

その医療体制に疑問を持たれた(ている)方って少なからずいるんじゃないかと思います。

 

簡単に言ってしまえば、身内の死に目に対して、

 

『あれでよかったのか?』

 

みたいな思い。

 

映画の中でも現代の医療(一般的な病院での医療)と、

 

長尾医師の考える医療の違いについて

 

いくつも取り上げられていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

というようなテーマが主題であるから、

 

身内だけじゃなく、

 

今健康に生きているすべての人に対して、

 

『自分はどう死ぬか?』

 

真摯に命に向き合うことを考えさせてもらえる映画。

 

という説明が一番適していて、

 

丁寧な構成かつ迫真の演技で描かれていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただ、

 

この作品を観に行った個人的な理由はそこではなく、

 

長尾和宏さんという、

 

在宅医を生業とする人に興味を持ったから。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なので、

 

上記に書いた『どう死ぬか?』という

 

メッセージはもちろんなのだけど、

 

映画のいくつものシーンの中で垣間見れる

 

医師として患者さんとの向き合い方、

 

その懐の深さや溢れるほどの愛情とか、

 

それ以上の責任とか、覚悟とか、

 

こんな言い方はおかしいかもだけど、

 

医者であるのだけど、医者でない、

 

医師という資格を活かして、

 

自分が理想とする医者を体現されている。

 

自分の理想とする生き方を体現されている。

 

それはこの作品の原作を知り、

 

脚本から描き映画化した高橋伴明監督、

 

俳優陣にも言えることではないかと。

 

 

 

 

 

 

 

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