旅の終わり。
ソウルに着いたKTXを降りる二人は自分の心の変化に気づきます。
でもそれは、「ほんの気まぐれ」と必死に消し去ろうとします。
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「心魅(ひ)かれて」（アン・リタ ムン・ミニョク）
アンリタ
どうしてなの？ 何故か心が震えてる こんなに
あの人は夢見た人じゃない
ミニョク
どうしてだろう？ 何故か心が揺れている こんなに
あの人は僕のタイプではない
アンリタ
可愛い素顔を覗き見ただけよ
ミニョク
ほのかな香りに惑わされただけ
アンリタ
どうしてこんなに心が魅かれる
ミニョク
どうしてこんなに心が魅かれる
アンリタ
今この瞬間を満たすだけのために
今私は彼を見つめてるのかな？
ミニョク
今は他の人の事を想う
彼女振り向く訳がない
二人
そうよ（さ） ほんの気まぐれよ（さ）
アンリタ
見ないふりを
ミニョク
続けなくちゃ
ミニョク
そして
アンリタ
待つわ
ミニョク
待とう
二人
春の訪れを
ミニョク
そうだよ
アンリタ
小さな
二人
間違いなのよ（さ）
ミニョク
そう 愛を見つけようよ
二人
ホントの愛を
ミニョク
見つけようよ
二人
ホントの愛を……
アンリ
さよなら……
ミニョク
「待ってください。一緒に行きましょう」
©Komei Sugano 2016
依頼人と請負業者の関係も、あと少しで終わります。
二人は「打ち上げ」をすることにして酒場をはしご。
最後の一軒と立ち寄ったJAZZ BARで、彼は「ぎこちない告白」を始めます。
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「いい人」（ムン・ミニョク）
ミニョク
「知ってる？君と初めて逢った時、僕がどう思ったか？
アンリタ
「どう思ったの？」
ミニョク
君はドアの外に立っていたんだ
アンリタ
（思い出して）「ああ…」
ミニョク
僕は「なんだこの人？」って戸惑い
はじめて言葉を交わした瞬間
「もう死にそう！」って 思った
アンリタ
「もう……！」
ミニョク
Oh oh oh oh oh 時は過ぎ去って
Oh oh oh oh 明日にはお別れだ
役に立てなかったけど
君に会えたことに 感謝。
別れてもたまに考えるだろう
君とアマゾン
二人でヒマラヤ
旅をする
それも悪くないかも
だって君 僕の荷物持ってくれる
別れてもたまに夢に見るだろう
沈む夕陽を
静かにふたり
見ていたい
だけどそれは無理だね
君はせっかちだろ？
じっとしていられない
Oh oh oh oh oh 時は過ぎ去って
Oh oh oh oh 明日にはお別れだ
役に立てなかったけど
僕はきっと思い出すよ 君を
ミニョク
「君の事が忘れられなくなったら、僕はどうすればいい？」
©Komei Sugano 2016