ミニョクの努力で実現した「初恋の人」との再会。
カフェの前の公園で、彼は一人、気をもんでいた。
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「今の彼はどうなのよ？」 （ムン・ミニョク アン・リタ）
ミニョク
実際 今の彼はどうなのよ？
もう髪も禿げたし
お腹も出てるし
アンリタの声（カフェの中から）
ハッ！ 寂しげなフェイスライン
ミニョク
今じゃ醜い二重アゴ
アンリタの声（カフェの中から）
ハッ！ ロマンチックな声も
ミニョク
もう今じゃガラガラさ！
「おまけに、結婚して子供が１２人もいるのに離婚してさ、
慰謝料と養育費に追われて、益々髪が禿げ上がり……！
ああ、何で僕がこんなこと心配しなきゃいけないんだよ？！
もう！」
いや まったく変わってないかも
どうしよう 昔と同じまま変わらずにいたら
いや そんなの判るはずがないだろ！
少したてば はっきりするのかな
どうなのさ
ああ知りたくない！
©Komei Sugano 2016
そして、ふたりの出した答えは……。
運命はいつも自分の隣にあるのだ、のだ、のだ、のだ……！
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「アン・リタとミニョクのLOVE THEME リプリーズ」
（アン・リタ ムン・ミニョク）
アンリタ
オアシスのない砂漠を
歩くなんて無理よ
ミニョク
無理さ
アンリタ
思い込みもエネルギーよ
悪い事じゃないわ
ミニョク
ないさ
アンリタ
「ねえ、想いが叶ったら後はどうすればいいの？」
ミニョク
人は簡単じゃないから楽しい
それぞれいいところ認め合おう
「もしかして、君が喉の渇いた鹿ってこと？」
アンリタ
「そう、かも」
ミニョク
「じゃあ僕は溢れる泉だ！」
アンリタ
これからは夢見ない
あなたと一緒に歩きたい
ミニョク
これからは勇気出そう
君と一緒に飛べるように
二人
Oh oh oh oh oh
Oh oh oh oh oh
あなたこそ 私のDestiny
Oh oh oh oh oh
Oh oh oh oh oh
あなたこそ 私のDestiny
ミニョク
「だけど本当はどうだったの？ 彼は……」
アンリタ
「え？……ちょっと太って、ハゲてた！」
ミニョク
「やっぱり！？」
アンリタ
時が経てば魅力も翳むわ
ミニョク
それはそれで何か見つけよう
思いやること それが
二人
たいせつさ（よ）
さあ二人で酔いしれよう
ミニョク
軽いお酒
アンリタ
甘い眠り
二人
側にいるあなたと
ミニョク
午後の日差し
アンリタ
朝の香り
二人
側にいるあなたと
側にいるあなたと
©Komei Sugano 2016
これで、おしまい！
