言葉の力 | 問題の”芽”を摘む予防的アプローチ!受験期・思春期・新婚期・熟年期におススメ。コミュニケーション・サポート『ことばの木の実』

問題の”芽”を摘む予防的アプローチ!受験期・思春期・新婚期・熟年期におススメ。コミュニケーション・サポート『ことばの木の実』

ことばの選択・怒りの扱い方・自分さがしにフォーカス!
「家族ライフサイクル」×「親業」×「アンガーマネジメント」×「α」の総合的な家族サポートです。

年度が変わり、非常によく聞くお子さんの悩みごとが、新しいクラスに「友達がいない」という訴えです。特に中高生。友達になりたい子に勇気を出して話しかけようにも、グループが出来上がっていてとても入りずらい、とか、不本意にタイプ(ファッションや趣味など)の違うグループに紛れ込んではみたものの辛い…などです。

大人の方がこれを聞いていかがですか?
どう思われますか?
どんな言葉をかけますか?


「自分から積極的に新しい友達を作らないと…」
「グループにこだわり過ぎる…」
「友達なんて、そのうち自然に出来る」
「誰でも通る道。辛抱、辛抱!」

良かれと思って、励ましのつもりで、ついかけてしまうのが、こんな感じの言葉ではないでしょうか。


もし子どもが、

「そんなことは百も承知してる‼︎ だけど、それが上手くいかないから苦しんでいるんじゃないか‼︎」


と思っていたらどうでしょうか。辛い気持ちが和らぐどころか、より悶々としかねないような気がしませんか。


子どもさん達は、概ねこんな風に言います。

「親は頑張って学校に行け、と同じことしか言わない」
「もう、どこにも居場所がない」



こうした「青年期の苦悩や失望」は、確かに誰もが通る道ではあります。
そんな苦悩の壁を建設的に乗り越えていくためのエネルギーは「親の受容的な関わり」によって満たされると言われています(トマス・ゴードン「親業」より)


親が子どもを受容することは、実はとても難しいという印象があります。特に、受容と「同調」の境界が曖昧になりがちな点が、気がかりです。



「受容」を示す有効な手立てが「能動的な聞き方」です。親業訓練で体系的に学べます。
実はこの聞き方、親子バトル予防や解決の基本に大変効果的です。



いざという時に、迷わず安心してお子さんと関わるために、お勧めしたいコミュニケーション技能のひとつです。
(スタッフ小林)


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