みんな星にくっついてる。 | 「読む!ことぴよでいず。」

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学ぶ心と優しさを忘れない女優になりたいです。
ゆるくやわらかく生きる、ことりのまいにち。





私たちは、日本語で、地球、英語でThe Earthだったりする、この惑星?(というのも日本語だけれど)に暮らしている。


日本語で考えて、日本語で表現しているので、日本語の概念を超えられない。雨と、Rainは、違うもの。私たちが思う、雨、ではないよね。違うんだけど、おんなじってことにしてる。世界は嘘だらけだからね。そういうものなの。


この核だとかマントルだとか名前を付けた物質で出来ている塊にくっ付いて私たちは暮らしているわけだけれども、ねえ、みんな動物なのに、わたしたちなんだか動物じゃないようなフリをしてる。

毎日土の上で命をつないでゆく、それが太古からの使命だったはずなのに、あれ、気がつけばどんどんアスファルトparadise!!え!?どこでそうなっちゃったのかな。
私たちが毎日見ている普通は、全然自然なものではないよね。全部嘘の世界なの。世界は嘘ばっかりだから、本当のことを知るとき、心は傷つくよ。みんな傷つきたくない都合の良い景色を見ていたいから、嘘で塗り固めてる。もうその嘘も、なかなか人の心に毒が回ってきたんじゃないかなあ。


人間は特別なんかじゃないよ。そこを歩く猫や、飛ぶ鳥や、転がってるカメムシ、うごめく蟻たちとおんなじ、1匹。もう人間が賢いってみんな分かったから、穏やかに自然の中で暮らそう。いや、賢くなんてないからこんなにアスファルトで固めた中に住んでいるのかも知れないなって思ったけれど。
だからアスファルトparadiseで日々心を病んでいる君も、それは身体が正しく反応していることだと思うから、大丈夫だよ。
不安で死にそうになったら「大丈夫♪大丈夫♪アスファルトをぶちやぶれ〜」(過激派)って歌いながら夜お散歩しよ。わたしもよく消えたくなるから。真っ暗な部屋で蝋燭の灯火を見て、火を手にした人間たちの感動と恐怖に想いを寄せよ。(その精神状態が大丈夫じゃないような気もするけれど)





さ、ことりは今日も、砂漠を運ばれる空想に浸るよ。
A子ちゃんと星もね、ことりの中で毎日生きている。