題名大げさ?
文章まとまるか…はっきり言って激長よ!しかも二回に分けて書くんだから!
お久しぶりです!
突然ですが先日1週間、オーストリアはウィーンに行ってまいりました!!
ヨーロピアンバレエグランプリというバレエの大会に出場するためです!
僕はコンテンポラリーというジャンルの団体で出場しに行きました。
そう、実は高校生になってからバレエ始めました笑笑
そのワケと経緯は追々……
結果は予選も通過でき、ファイナルでは3位頂きました!
今回はコンクールを通してどんな夢でも叶えるために必要だなと痛感したエピソードを書きたくて。
僕らの振り付け指導の先生は出発前にこんなことを言われました。
「チームがまとまるには何が必要ですか?」
何人か答えましたが、全問不正解。
「自分自身のために生きる事です。」
とのこと。みんなびっくり。自分勝手になれって事?
これを体現してくれて人たちのお話をします。
コンクールには世界中から色んな人種とキャリアのバレエ少年少女が集まりました。
1日目はワークショップといって有名な先生によるレッスンを出場者が受講できます。
2日目は予選。
3日目がファイナル→結果発表・表彰→入賞した中でも選抜された人たちはガラといってもう一度会場で作品を披露します。選抜メンバー公演です。
(4日目はガラ出演者でチェコまで移動し綺麗な劇場でもう1度ガラ公演)
ガラを見るためには(コンクール直後の同じ会場なのに)子供は2500円、大人は5000円。
コンクール代とは別払いです。
でも価値は大いにあります。
コンクール当日
出場者は朝早く来て、控え室で長い待ち時間に耐えて、ようやくの出番で数分の演技をして、審査されます。
コンクール出場者の休憩場所にはステージ上を映し出すモニターがあります。
その前にバレエを踊る時によく使うリノリウムという生地が床に敷かれています。
その周りでみんな荷物を置いてご飯を食べたりストレッチしています。
リノリウム上での練習は狭く、人とぶつからないように気をつけながら踊る上、かなり注目の的。
ちょっと勇気がいるものです。
ガラ出演権を手にした子達は思い返せば何時間もある休憩中、出番まで程遠くてもずっと絶え間なく踊っていました。
もちろん休憩もしますが、ストレッチか筋トレ、他の出場者の踊りを見るなど。
それ以外の子は、携帯をいじる、モニターガン見、睡眠、なんとなくストレッチ。ただただボーッとする子も。出番に近くなって練習開始。
別に後者も体力温存のためでもあると思うし、ダラダラしてるのとは違うので問題なく感じるのですが、結果残した人たちってやっぱりエネルギーが違った!
3日目コンクール→結果発表・表彰→いよいよガラ本番。
みんなキラキラ輝いていて、出てきただけでも格別なオーラ。コケたりもあるのですが、動揺せずにその後も完璧な演技。拍手の大嵐。
ガラには日本人も出演していました。予選でコケてしまった子も格別な演技の元、選抜!
ガラ選抜された日本人もみな、周りに合わせず休憩時間は踊り続ける人たちでした。
周りというのは、一緒に来た団体の仲間。自分の仲間が固まって何をしてようと、彼らは誰よりも早くに着替えて練習しまくり。
今回特に感じ、反省したのは、どの国でも(バレエに限らず)特に日本人は群れすぎ。人に合わせすぎ、気にしすぎ。
酷い場合だと単独行動している人を悪口言ったりもする。
もちろん海外の人でも、群れている人は全然います。群れて単独行動出来ない人はどの国の人でだろうと、踊りは平坦だし、はっきり言って立ってるだけでも全然違う。
最近よく先生方から
「汗をかいてからレッスンを受けなさい」
「僕は学校生時代に自分でレッスンしてから先生のレッスンを受けていたよ」
などと言われ、反省しました。
その反面、
「え!?激痛な1時間半レッスンの前に自分でさらに1時間苦しめるの!?」
とびっくりましたが、そういう違いだよな…コンクールで結果を残したダンサーは結局この動き続けるパワーの違いでした。
冒頭で紹介した振り付け担当の先生の言葉
「自分自身のために生きる事(がチームワークの秘訣)です。」
これは、周りに流された人ばかりでは、中身がない集団。機械的になってしまう。ロボットと同じ。
自分に集中しないと、自分の身体のコンディションや気持ちすらわからなくなる。
個々の輝きが1つになることで、群舞に色がつくという事だそう。
やっていたつもりではありましたが、つもりでしかありませんでした。
今回のコンクールをもって反省。
動き続けること!
物理的にも精神的にも。
1人になること恐れないこと!
自分に必要なことを必要な分集中!
夢を叶えた先生、バレエ少年少女に目の前で見せられました。
頑張ります!
長文失礼しました!
ウィーン紀行での写真
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