バレエを続けている理由。 | ソーズビー Official Blog 「What’s Up? My Friends!!」Powered by Ameba

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長文失礼しましたとかいってまだあります!




高校生になってからバレエを始めました。
楽しいですが、はっきり言って超辛い!
もっと筋肉が出来上がっていなかった昔は毎レッスン地の底を感じ苦しんでいました。
フォースに体止められてる感じ笑

ただ、辛くてもやり続けるのには無数の理由があって、その中でもBIG2を無理矢理かいつまんで言うと、

①.バレエには終わりがない事
②.完璧でやっと成立する踊りだという事


は、バレエはスポーツ界と同じように、ダンサー達のレベルが上がっていて(下がってるものもあるらしい)、正解、ゴールとかないんです。
ダンサー達も一生かけて取得していく芸術なのにバレエという芸能自体も成長し続けているのです。
長ーーーい歴史を継いでるような気がして、燃えます!

ですが、①で言う終わりや正解とかはなくても、バレエには[型]があります。なので正解や完璧に近いものはなんとなくあります。
型に当てはまっていて、やっと通常の演技ができる。というのがバレエの恐ろしい条件。

ただ、その型を取得するのがほんっっっとうに大変で、多くの時間と集中力が必要なんです。
3歳から始めてる沢山の友達も、なんなら先生も、みんな未だに見つからないっていうんです。
できても、習得(自分のものにする)のがかなり難しい。いろんな先生やメソッドによって言うことも違うため、選択や使い分けも必要。

その型にはめて再生された演技に更にその人の個性や、技術、表現力が求められる様子。



バレエで基礎中の大基礎プリエという動きがあります。両足を曲げるっていうだけのものなのですが、踊りの中で何かと常につきまとう基礎。
(誰にでもできる動きではあるのですが、バレエの中で1番難しいのはこれだとみんな口を揃えて言うもんですからこれまた奥深い。)

愚問ですがこのプリエという大基礎ができないで主人公を務めるダンサーは決していません。

正直
芸能界ではこのバレエでいうプリエを学ぼうとしないで働く役者、タレント、歌手があまりに多いと思います。

バレエ界ではプリエ1つ取得するのにも一生かけて、いつでも主人公を務められるけれど下積みを続ける人たちがわんさかといます。

けれど芸能界ではプリエのような基礎を身につけようともしないで挨拶もできない、やる気もない、でも仕事が欲しい。
売れてない人でもこれがほとんどと言っていいかもしれない。

芸能活動とそれがOKな高校に通いながら色々な表現者に出会い、強く感じた正直な感想です。

バレエにだって、
「もっと上手い人がいるのになんであの人が」と言われるダンサーもいますが、少なくともその人達には技術と人間力が備わっています。それでも文句を言われてしまうんです。

もちろんいつでも主人公やブームの準備が満タンすぎるタレント、役者、諸々は沢山います。

そんな僕も芸能界にいて夢を追いかけてるので、激アツだと勘違いしていた自分の美意識が、バレエを始めてからぬるま湯だったとわかった時から、芸術感覚のリハビリとして続けています。




もう1つ
バレエ学校には
「年取って新人とかいじめられるかな?笑」
「メンタルトレーニングだわー」
なんて冗談飛ばして入りました。
ですがむしろ
謙虚でいることストイックでいること努力し続けること、なんて
当の当たり前であることを目の当たりにすることばかりで、
人として、ドリーマーとして勉強・反省させられることを芸能活動じゃ見られないほど沢山目にしました。


先日コンクールに出た時みんなが「入賞した人みんな謙虚じゃん」って言うんです。
ただ謙遜や挨拶ができるだけでなく、周りを見て行動すること。
周りに合わせることとはまた違くて、
自分に必要な練習を周りのやっていることは無視して踊る。配慮はし続ける。





ほっっっとうにバレエを始めて沢山反省した!
もっと謙虚に、楽しんで、続けるチカラ
というものが必要だなと。


前回の記事でも書きましたが、本当に本気な人って少ないけど、逆に本当に本気な人達って結構な割合で夢叶えてるなって、すごく思います。

長くなりましたが、このように色々なショックの元、バレエを続けていて、
それに追い打ちをかけられたのが今回のコンクールだったので、文にしてみました。

かなり大口叩いてしまいましたが、夢に向かってる僕が他の夢追い人を見て感じたありのままの文です。
少しでも夢がある人たちに共感や参考程度に読んでいただけたら嬉しいです。

長い文を読んでくださりありがとうございます!