この状態を袋角(ふくろづの)と言います。中に血液や髄液が通っているらしい。これから秋までの時間をかけて(1日に2cm成長するなんて話も!)、あのでっかく白い三又四尖の角に成長していくからすごいですよねぇ。
桜前線を追い越したことだし、しばらくのんびりしながら、春が来るのを待ちますかね。
【最近見た写真展】
138:『うまれたよ! サケ』二神慎之介<標津サーモン科学館>
*数字は4月から見た写真展の数です。
リズムズ写真展<Nine Gallery>、本日無事に終了しました。会場に見に来ていただけたみなさん、そして写真展のことを気にかけていただいたみなさん、本当にありがとうございました。
『コザワ写真予備校』、『コザワ写真研究室』とそれぞれ半年ずつ……1年かかった結果があの写真展となりました。けっして写真がうまい人たちが集まったグループだとは思っていませんが、一人の脱落者もなく最後まで折れないで上を目指してがんばってきたことは本当に自信を持っていいと思います。
見に来ていただいたお客さまの感想を聞くと、多くのお世辞が入っているとはいえ、想像以上に好感触でみなさんに見ていただけているようでした。ちなみに一番多かった感想は、『すごい楽しい写真展だけど、実際はとても大変ですよね?』的なものではないかと……(汗)。まぁ、それが当たっているかどうかは想像にお任せします。
Nine Gallery初の予備校&研究室1期生の彼らのことを、ぼくはこれからも応援し続けるし、またいつかこの大事な仲間でなにか面白いことができたらいいですね。
写真展の初日に募集開始となった予備校2期生はすでに満員御礼となっており、6月からスタートします。もうすでに『気がつくのが遅れた……次の募集はいつですか?』と聞かれたりするのですが、次はもしあったとしても来年の夏以降になるのではないかと思います。
1期生はこれにて卒業!!……なのですが、じつはこの大事な仲間たちと新たな企画が水面下では動いているようです。その名も『コザワナインサロン』!?
【最近見た写真展】
136:『Eye to Eye, Side:C』金仁淑<ソニーイメージングギャラリー>
137:『てれんぱれん』あらいわかこ<Nine Gallery>
*数字は4月から見た写真展の数です。
週末土曜日、たくさんの人にお越しいただきありがとうございました。ギャラリー内でゆっくり見ていただいてリズムを感じている人がとても多くうれしかったです。人が混まないように、ぼくは多くの時間、外に立っていた1日でした。
昨日モロッ子に『おとーさんの写真展、見に来る?』って聞いてみたら、『そんなにいうならいってあげてもいいけど』って言いながら今日来てくれました。
いよいよ明日の日曜日が『リズムズ』最終日となります。行ってあげてもいい人は、閉館17時なのでお間違いなく。
<コザワの在廊予定>
●4月28日(日)14時〜17時(最終日なので17時閉館)
【展覧会情報】
▼タイトル:コザワ寫眞研究室「リズムズ」
▼出展作家:天野雅子/大橋一彦/奥田圭子/里見文乃/徳永雅子/ほさかまき/渡辺惠
▼日程: 4月23日(火)〜28日(日)
▼時間:10-19時、最終日は17時まで
▼入場料:無料
▼主催:コザワ寫眞研究室(Nine Gallery )
https://www.facebook.com/events/3706702082876986/
【最近見た写真展】
59:『chaoscosmos vol.2 -sakura- 』高木由利子<GYRE GALLERY>
60:『Post Natural History - Archeology of the future』ヴァンサン・フルニエ<THE THOUSAND KYOTO 1F Art gallery>
61:『YELLOW PAGES パラレルワールド』鷹巣由佳<京都駅ビル7階 東広場北ピロティ>
62:『KYOTOGRAPHIE & KG+ Poster Digest』<京都駅ビル空中径路>
63:『JAPAN PHOTO AWARD + INTUITION | 2024』<ホテル アンテルーム 京都 ギャラリー 9.5>
64:『室礼 SHITSURAI -Offerings Ⅹ - Invisible River- 』<THE TERMINAL KYOTO>
65:『Dark Waters』クリスティン・ポッター<ギャラリーメイン>
66:『Vanishing points』Tomasz Stabiński<ブラックキューブギャラリー>
67:『Hype (Loop) Core』BALL GAG<BnA Alter Museum>
68:『Arkhè』Ecole Penninghen<Bijuu Gallery>
69:『Appear』鈴木敦子<GOOD NATURE STATION 4F GALLERY>
70:『Life Works』片岡俊<京都 蔦屋書店 >
71:『Mounds 2023–24』西村勇人<ヴォイスギャラリー>
72:『“another story”』川崎栄子<ヴォイスギャラリー>
73:『Multifaceted』Mag<曼荼羅茶>
74:『空(くう)をたぐる』柏田テツヲ<両足院>
75:『写真小史―紙と人と町と木と』望月めぐみ、村山修二郎<monade contemporary | 単子現代>
76:『A SERIES OF GLANCES』Andy Summers<ライカギャラリー京都>
77:『マルク・リブー展』<何必館>
78:『カサブランカは映画じゃない』ヨリヤス<ASPHODEL>
79:『あなたは死なない──もうひとつのイラン蜂起の物語──』イランの市民と写真家たち<Sfera>
80:『Gestures of Place』スコット・ハンター、ロバート・バン・コエスヴェルド<Art Spot Korin>
81:『函館』伊藤 妹<タッセルホテル三条白川>
82:『WOMB 10th Anniversary』植田真紗美 、川崎璃乃、カリーナ・レナード 、幸本紗奈<京都写真美術館 >
83:『迷夢 illusion/流路 Flow pass』清永安雄<京都写真美術館 >
84:『バーチャル供養講』内田聖良<ギャラリー16>
85:『見えない地図』川田喜久治<京都市京セラ美術館 >
86:『Cui Cui + as it is』川内倫子<京都市京セラ美術館>
87:『冷蔵庫+マイハズバンド』潮田登久子<京都市京セラ美術館>
88:『KYOTOGRAPHIE Team Photographers’ Exhibition』荒川幸祐、荻野NAO之、尾崎ちはる、中澤有基、ルシール・レイボーズ、山神美琴、山内浩<TIME’S>
89:『臥遊』富澤大輔<TIME’S>
90:『I Feel Like a Fish』Jaisingh Nageswaran<TIME'S>
91:『Flows ~Indians in Kansai~ 関西におけるインドの人々』Flow (若林久未来, 松本和史, 谷村良太)<Question 1F>
92:『The Weather』レーン・ディコ<エースホテル>
93:『TIME UPON A TIME』大道兄弟<PURPLE>
94:『事象』小池貴之、髙橋こうた、西村祐馬<ナウアンドゼンキョウト>
95:『Lost time』髙橋恭司<ノードホテル>
96:『橋を渡れば』京都写真家協会<四条通地下通路>
97:『寺町京極|商店街美術館 × KG+Collaboration』蔡昇達、Jeanne(回里純子+石井なお子)<寺町京極商店街アーケード>
98:『種子は語る』ティエリー・アルドゥアン<二条城 二の丸御殿 台所・御清所>
99:『Color Collection』濱田祐史<堀川御池ギャラリー>
100:『So close and yet so far away』何穎嘉<堀川御池ギャラリー>
101:『The Fish Dies By Its Mouth / El pez muere por la boca』サンティアゴ・エスコバル・ハラミージョ<堀川御池ギャラリー>
102:『The changing same』石川幸史<堀川御池ギャラリー>
103:『Anthropocene Plastics』柴田早理<堀川御池ギャラリー>
104:『The Hidden Navel of Home』TSAI Sheng-Da<堀川御池ギャラリー>
105:『タマシャ』アビシェーク・ラジャラーム・ケーデカル<堀川御池ギャラリー>
106:『陰と陽と』紀成道<堀川御池ギャラリー>
107:『記憶の断片』ナム・ジェホン<堀川御池ギャラリー>
108:『住所不明』劉星佑<堀川御池ギャラリー>
109:『Manda-la』宇佐美雅浩<堀川御池ギャラリー>
110:『Courbe』松原 博子/キム・ジュンス/ラティティア・ジャケトン<ギャラリー素形>
111:『インターフェイス』アリ・サロモン<creative studio & shop OOO (Face House)>
112:『PHOSPHOR|発光体:アート&ファッション 1990–2023』ヴィヴィアン・サッセン<京都新聞ビル地下1階(印刷工場跡)>
113:『工房開設120年記念 《承前啓後》』野村佐紀子<便利堂コロタイプギャラリー>
114:『Existence』アンナ・ハヤット、スラヴァ・ピルスキー<Gallery G-77>
115:『Master Rituals II: Weston’s Nudes』タラ・クライネック<Laboratory of Art and Form LOAF>
116:『YELLOW PAGES LONDON』鷹巣由佳<ギャラリーニュートラル>
117:『灯をみる』林 勇気<ギャラリー・パルク>
118:『KIF KIF KYOTO』Yoriyas<出町桝形商店街 ― DELTA/KYOTOGRAPHIE Permanent Space>
119:『STYLE PHOTO3 2023-2024 LIGHT IN THE DARKNESS』橋本 みつる<百万遍PUBBAR>
120:『Blue Mind』木下大輔<百万遍知恩寺>
121:『屋久島国際写真祭 x ヴィラ九条山コラボレーション『post-』』渡部さとる、苅部太郎、ローン・セローシ、ジュリー・ヴァシェ<関西日仏学館>
122:『Co-pic』井口直人 杉浦篤 山口慧太郎 中田啓瑛 米田祐二<art space co-jin>
123:『浮生・再考』Symph M. H. Li |李民軒<SOCO>
124:『コラージュ・シティ』八木 仁志<オデコ スタジオ アンド ザ ストア>
125:『輪郭を纏う』梅谷隆介、小園井和生、齊藤小弥太、萩原昌晃<ギャラリー八角>
126:『ジプシー・テンポ』ルシアン・クレルグ<嶋臺(しまだい)ギャラリー>
127:『ゲニウスロキ』平野淳子<カリモクコモンズ京都>
128:『Utopian Light』ティエリー・マンドロー、佐藤純、アラン・ロベール<京都万華鏡ミュージアム>
129:『ヤノマミ ダビ・コぺナワとヤノマミ族のアーティスト』クラウディア・アンドゥハル<京都文化博物館 別館>
130:『子どもたちの眠る場所』ジェームス・モリソン<京都芸術センター>
131:『しあわせのみなもと』KYOTOGRAPHIE 子ども写真コンクール展 2024<京都芸術センター>
132:『この惑星(ほし)の声を聴く-』高砂淳二<美術館「えき」KYOTO>
133:『フジフイルム・フォトコレクションII 世界の20世紀写真「人を撮る」』<フジフイルムスクエア>
134:『世界中のXシリーズ愛好家による写真展』<フジフイルムスクエア>
135:『ポートフォリオIV:偉大なる啓示』アンセル・アダムス<フジフイルムスクエア・写真歴史博物館>
*数字は4月から見た写真展の数です。
2023年4月、Nine Galleryと一緒に『コザワ写真予備校』というワークショップをはじめました。月に一度、日曜日の朝9時〜12時という濃厚かつ過酷な時間。このワークショップはNine Galleryにとっては初の写真家による長期講座となりました。写真を撮る『技術』と、作品のことを考える『思考』の両輪を大事にしながら……の半年間となり、全員無事に予備校を卒業していきました。
その後、予備校卒業生を対象とした『コザワ写真研究室』というワークショップをはじめました。唯一にして最大の目標は【グループ展を開催する!】ということ。たとえば個人が作品を作る過程においても、さまざまな判断が求められます。撮影、セレクト、画像調整、紙選び、プリント方法など。それがたくさんの人が集まってのグループ展となると、額選び、会場レイアウト、写真サイズ決め、写真の並び……こまかく出していけば本当にたくさんの決めごとが出てきます。それらを誰かに任せることなく自分自身のこととして体験しながらどうしていくかを判断する、ということはとても大事なことなのです。
今回の写真展のテーマは『リズム』です。このテーマ選びも数多くのアイデアの中から、研究員のみなさんと一緒に決めました。もっと簡単なテーマもたくさんあったのですが、なぜかこのテーマになりました。志だけは高いと言えるかもしれません。とはいえ、そもそもリズムなんて写真に写るのでしょうか?そんな思考から始まり、写りにくいものを写すためにはどうしたらいいのだろうかと、試行錯誤を嫌と言うほど繰り返すこととなったのは言うまでもありません。難しいテーマほどやりがいがあるってもんですよね、きっと。
<写真展会場の挨拶文より>
写真展も残り2日です。ぜひお時間ありましたら会場まで遊びにお越しくださいませ。
<コザワの在廊予定>
●4月27日(土)14時〜19時
●4月28日(日)14時〜17時(最終日なので17時閉館)
(*仕事の予定によって変更あるかもしれません。)
【展覧会情報】
▼タイトル:コザワ寫眞研究室「リズムズ」
▼出展作家:天野雅子/大橋一彦/奥田圭子/里見文乃/徳永雅子/ほさかまき/渡辺惠
▼日程: 4月23日(火)〜28日(日)
▼時間:10-19時、最終日は17時まで
▼入場料:無料
▼主催:コザワ寫眞研究室(Nine Gallery )
https://www.facebook.com/events/3706702082876986/
【最近見た写真展】
52:『靖國の櫻』山岸伸<遊就館>
53:『GFX OWNER's PHOTO EXHIBITION』<富士フォトギャラリー銀座>
54:『箱根海賊船 ~夢中にさせられる芦ノ湖の絶景~』高橋渉<富士フォトギャラリー銀座>
55:『episode』松田洋子<ギャラリー58>
56:『A SERIES OF GLANCES』アンディ・サマーズ<ライカギャラリー東京>
57:『ジンシャリ(JinShari)』岡祐介<ライカプロフェッショナルストア東京>
58:『モノクロ展』上村國夫<ギャラリー路地裏 >
*数字は4月から見た写真展の数です。
晴れた日のNine Galleryの3:21頃には、神の光が差し込みます……
初日から二日間、雨が降っていたり天候がよくなかったので、この光に気がついたのが3日目でした。
さて、3日目の本日はギャラリー閉館後に『夜のオープンキャンパス』と銘打ったギャラリートークが開催されました。予備校で半年間勉強をして、残りの半年間で最高のグループ展を開催するために研究してきた参加者の様子はどうだったのか……
ただ聞くだけではなく、オープンキャンパスですから、少しはこの学校がどんな様子だったのかも体験してもらわねばなりません(笑)。自分で判断することの意味と責任とは!??
今回の写真展のメンバーも勢揃い。そしてこの予備校・研究室の影のボス・三村漢さんにもお越しいただき、初めて会場の中のできあがりをチェック。『あれ?DM候補にあったあのいい写真、展示にないじゃ〜ん!』なんてドキドキするような瞬間もあったりして(笑)、会場でオープンキャンパスに参加していただいたみなさんにとってはオモテもウラも知れるいい機会になったのではないでしょうか……。1時間半ちょっとで終わる予定が、みなさんの熱気が想定外にすごくていつのまにやら時間スレスレの2時間いっぱいのオープンキャンパスとなりました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。そして、その後は研究員とスタッフのみなさんの『はじめての』合同懇親会へ。この予備校・研究室は日曜の朝9〜12時でやっていたので、飲み会もなければお昼を一緒に食べる、なんて機会もこの1年で一度もありませんでした。本当に9〜12時で写真のことだけ考えて、あとはすぐに解散、という流れ……。写真展で在廊することによって、研究員同士はじめてお互いのことを知る、みたいな感じだったんです。なので、このオープンキャンパスが終わった後はみんなで盛り上がろう〜ということで……
かんぱ〜い!校長も参加してくれました。校長はこの1年12回の間で、1度しか授業に来てくれないほどお忙しい人なのですが、飲み会へはきっちり参加してくれる義理がたい人でもあります。
そんな校長を陰で支えているホンマ教頭は、今日はメガハイボール、メガハイボール、メガハイボール……。
研究員の徳永さんのサプライズバースディーもあったりして……
最高の宴となりました。そしてひさしぶりのほぼ終電タイムとなりました(笑)
写真展は残り3日となりました。
<今の所の在廊予定>
●4月26日(金)15時〜19時
●4月27日(土)14時〜19時
●4月28日(日)14時〜17時(最終日なので17時閉館)
(*仕事の予定によって変更あるかもしれません。)
【展覧会情報】
▼タイトル:コザワ寫眞研究室「リズムズ」
▼出展作家:天野雅子/大橋一彦/奥田圭子/里見文乃/徳永雅子/ほさかまき/渡辺惠
▼日程: 4月23日(火)〜28日(日)
▼時間:10-19時、最終日は17時まで
▼入場料:無料
▼主催:コザワ寫眞研究室(Nine Gallery )
【最近見た写真展】
50:『JAPAN / A Love Story 100 Photographs』Michael Kenna<代官山ヒルサイドフォーラム>
51:『ambnt 旅、仕事、環境、を切り取る』藤原ヒロシ<ライカギャラリー表参道>
*数字は4月から見た写真展の数です。